むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 私の休日

    久しぶりの予定のない日曜でした。3週間休みなしで疲れもピークに達していたのでいつもなら日曜も5時おきのところを7時まで寝ました。私にとって7時間睡眠は十分すぎるほどの睡眠です。疲れもすっかり取れました。外は相当蒸し暑いですが晴れています。そこで、シーツや枕カバーなど一通り洗濯し、布団を干したり家の掃除もしました。わたしの掃除スイッチが入ったので、風呂のカビ取り掃除もしました。たまたまYouTubeでみたのが、マジックリンとトイレ用のサンポールを混ぜてハケでカビ汚れに洗剤を塗り、歯ブラシで擦ったあとはメラミンスポンジで仕上げるという掃除方法。材料は全てうちにあったので、やってみました。ほんとにきれいになりました!洗剤は混ぜると危険なものもあるので、勝手な判断をせずYouTubeなどで確認してからやってみてください。

    せっかくの休みなので食べ歩きをすることにしました。まずランチは下通りドンキ裏にあるベトナム料理「メコンフード」に行きました。ここはいつもながら店員さんもお客さんも全員ベトナム人。一歩入れば異国です。お目当てはこの季節限定の空芯菜の炒めもの。今しか食べられません!絶品です。私のこの50年以上食べたことのある料理でベスト3に入ると思います。たった350円。もし日航ホテルで同じものを出すなら2000円でも食べるかも知れません。あとは、定番のチキンフォー。ハズレ無しです、美味いのはお墨付き。

    午後は一旦家に戻って栄養療法のWEB講演会に参加し、そのあと先日あった東洋医学会のみのがし見逃し配信でめまいの漢方治療を復習しました。晩御飯はもう一つ気になっていた店。浜線バイパスの嘉島方面への交差点(HIヒロセの角)に先月オープンした韓丼という店に行きました。カルビ丼とスンドゥブチゲが看板メニューですが、かなりたくさんのチョイスがありました。見た目ファミレスみたいにしているのに期待を遥かに上回る本格的な味で大満足でした。しかも1品550円くらいです。驚くべきコスパ。今日は食べすぎたのであとはスポーツジムでひたすら運動して万歩計は今現在1万8千歩です。とりあえず選挙にもいき充実した一日でした。

    昨日の坦々麺屋さんのもう一つのおススメ。魚勢サラダ。もちろん併設の魚屋「魚勢」から仕入れた刺身を使ったカルパッチョ。坦々麺とセットにすると安くなりお得です。

  • 「六本木クラス」みましたか

    先日TVドラマ「六本木クラス」が放映されたそうです。私はTVを見ないので知りませんでしたが、製薬会社のMRさんに見ましたか?と聞かれたので、そんなドラマができたのを知りました。これは、言わずと知れた韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」の日本リメイク版です。梨泰院というのがソウルの街でちょうど東京の六本木あるいは渋谷みたいなところなので、このネーミングに変わったものです。いつものようにネットフリックスを開いたら、なんとこの「六本木グラス」がオンディマンドで見られる事がわかりました。でだしの3分ほど見たら、あまりに原作とそっくりのキャスティング、ヘアスタイル、メイク。驚くほど再現性が高いのですが、ここまで似せるのならリメイクせず吹替で良かったのでは?と思わせるほどでした。残りは楽しみにとっておいたのですが、今日スポーツジムでランニングしながら見ました。ご存じの方も多いかと思いますが、この梨泰院クラスのテーマ曲は勇ましく勇気が湧いてくる雰囲気が漂っており、聞きながら走ると走りやすい!昔で言えば、映画「ロッキーのテーマ」みたいな感じです。

    この週末は3週間ぶりにフリーで、予定なしでした。予定がないと、久しぶりにしないといけないことが山積みで、かえって忙しい・・。と思っていたら、訪問診療をしている老人ホームでコロナ患者発生の連絡があり、保健所に発生届とか状態の報告書とかいくつもの書類を大至急提出しないといけない。家で書くこともできず、結局往診して必要なデータを集めました。施設の事務系の人たちは土曜午後ということもありみんな帰宅しており、看護師さんと介護士さんたちだけでお面のようなフィスガードを付けててんてこ舞いしていました。保健所とのやり取りだけでも相当大変です。濃厚接触者のリストを作ったり、食事の際に同室にいた人たちの名前や配置など事細かに報告書を作らないといけません。事務職、ナースに押し付けて帰宅するな!といいたい。

    結局、看護師、介護士さんたちは入居者さんの世話など全くする暇がなく、保健所対応しないといけません。かくいうコロナ陽性の患者さんは発熱しているものの割と元気で解熱剤だけで様子を見ているところで、抗原検査も薄っすらと線がみえて、陽性かも知れないというくらいの状態。重症も軽症も全部同じように把握して管理しようとする保健所の体制に無理があります。これで、熊本は一日1500人以上陽性者が出ているので、保健所職員も過労死するんじゃないかと思います。管理方法を変えるべきだと思います。

    花立にある魚屋「魚勢」に入っている坦々麺やさん。往診帰りに立ち寄り。益城にあった名店で地震のあと魚勢に移転しました。美味しかった!

  • 甘酒を自作しました

    夜になり、また雷雨になってきました。それにしても日中は蒸し暑くてきつかったですね。エアコンを強めにしていないと仕事になりません。昨日、奄美の乳酸飲料「みき」について書きましたが、急に思い立って、ヘルシオをつかって甘酒を仕込みました。朝仕事に出るときにご飯と麹をまぜてスタートボタンを押しただけ。帰宅したらバッチリ甘酒が完成していました。うちのご飯は白米と玄米を半々に混ぜて炊いているので甘酒も玄米のプチプチ感があります。雑穀を使って甘酒にすると更に栄養価が高い物ができます。味も雑穀のブレンドによって変わってくるので、いろいろ試すと面白いと思います。夏バテ対策に飲む点滴の甘酒、おすすめです。

    さて、金曜日の仕事の後は、「うつ病治療を栄養面から考える会」という勉強会があり、クリニックの待合に置いている「食べてうつヌケ」の著者の奥平智之先生の講演をZOOMで聞きました。基本は、当院でも患者さんの採血をして鉄欠乏や蛋白不足の人に食事指導をしているのと同じ内容でした。この分野の先駆者のお一人です。いい勉強ができて満足です。

    奥平先生も講演で言われていましたが、ほとんどの人がマグネシウム不足だそうです。マグネシウムはカルシウムと拮抗して筋肉の緊張を緩めてくれる働きがあります。眼のぴくつき、足のつり、肩こり首コリ、高血圧などいずれもカルシウムとマグネシウムのバランスが悪い症状です。マグネシウムは野菜や海藻に含まれているのですが、吸収が悪いので相当食べないと十分量が取れません。おすすめは「にがり」です。スーパーに売ってあるにがりをお茶や味噌汁などに数滴入れてのむ習慣をつけましょう。私は職場に持参する魔法瓶のお茶には毎日にがりを混ぜていきます。

  • 短冊に願いを!

    七夕でしたね。例年七夕の頃は梅雨真っ最中で天の川どころか大雨の事が多いのですが、今年は星が見えました。病院や老人ホームには笹飾りが飾ってあり、みなさんがそれぞれ短冊に願いを書いていました。幼稚園や小学校くらいまでは七夕をしたような気がしますが、おとなになってから祝ったことは記憶にありません。みなさん、今年は短冊に願いを書いたりしましたか?もし書くとしたら、なんて書きましょうか。よくありがちなのは「おじいちゃんおばあちゃん長生きしてください」とか「早く退院できますように」みたいな病気や健康に関するもの。たまに「宝くじが当たりますように」とか「今年こそいい出会いがありますように♡」みたいなもの。あるあるです。思えば、願いというのは、今ここにないものをほしいと思う心なので、陰と陽(幸と不幸、病気と健康など)表裏一体となったものとなります。そう考えると、なんとなく寂しい物があるので、そうならない願い事はないかと考えたら、自分のことは置いといて人の幸福を願うというのがいいような気がしました。例えば、子供の受験がうまくいきますようにとか、会社が繁栄しますようにとか。私に当てはめれば、通院されている患者さんがみな健康で幸せでありますように。スタッフみんなが楽しく働き、幸せな家庭を築きますように。です。

    ところで、早くも夏バテ続出です。蒸し暑くてエアコンを相当効かせないと辛いです。そういう夏バテで、食欲が落ちてきちんと食べなかったら回復しません。ビタミン、蛋白をしっかりとらないと体調は維持できないので、肉、野菜、魚、卵など頑張って食べましょう。間違ってもそうめんサラサラでおしまい、ではだめです。

    沖縄など暑いところではやはりミネラルやビタミン、蛋白たっぷりの伝統食がいろいろあります。見習いたいものです。夏バテに「飲む点滴」として有名なのが甘酒です。ノンアルコールですから飲めない人も大丈夫。聞いた話では奄美の名物で「みき」というものがあります。もちろん神酒に由来する神聖な飲み物だと思いますが、米とさつまいもを主原料として乳酸発酵させた飲み物だそうです。腸活に最適です。味はヨーグルトでも甘酒でもないとのこと。聞いただけで試したい!と思って楽天で探したら1本200円くらいなのに送料1400円だと!ありえない。いろいろ探したらふるさと納税の返礼品にあったので、さっそく奄美に納税しました。返礼品が届くのが楽しみです!

    クレア駐車場から見た金峰山の夕日

  • 正直不動産、正直ドクター

    正直不動産というのが流行っています。嘘で塗り固められた営業トーク。肝心なことは教えてくれない。そういう業界の裏を暴くストーリー。もともとは漫画(ビッグコミック)らしいです。TVドラマにもなり話題になっています。そんな中、私が以前勤務していた東病院の事務長さんが一念発起して、宅建の資格を取り、このたび正直不動産をオープンしました。これまでずっと病院の事務長として活躍してきたとても真面目な性格なので、信頼できると思って期待しています。まだお祝いに駆けつけていないのですが、近いうちに会社を見に行きたいと思います。

    不動産についで難しい業界が建築業だと思います。わたしたち素人には相場がわかりません。以前設計士さんに教えてもらったのですが、安くしろと値段を買い叩けば、壁の裏など見えないところの材料などを安いものにしたり手抜きして安く仕上げる。結局値切った分は自分の損となり、どう見ても素人に勝ち目はありません。そこで、私の自宅も地震の後の補修は最低限、屋根の雨漏りだけ治してあとは様子を見ていたのですが、この度本当に信頼できる正直建築屋さんに出会いました。友人の紹介でその友人の家も地震の後に彼に補修してもらったとのことです。この出会いを大事にして、自宅の震災の補修をいよいよお願いしようと思います。

    水道、水回りの工事はよく業者の宣伝が郵便受けに入っています。一度、洗濯機の下が水浸しになったときに洗濯機が壊れたのか排水管が壊れたのかわからず、水道工事やさんに来てもらったら、結局洗濯機が壊れているとわかりました。しかし、その際この水道の配管は構造がおかしいとか、このままでは将来また水漏れするとか脅されました。結局その話は聞かなかったことにして、帰ってもらいました。医療でも似たことが起こります。些細な異常を見つけては高額な検査を勧める。儲け主義なのか、本当に検査したほうがいいのか、絶対素人にはわからないと思います。いかに正直ドクターと出会うかがポイントだと思います。

    正直;まっすぐな道@南阿蘇