むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • スーパーエルニーニョの影響は?

    梅雨入りしたはずなのに、意外と雨が少なく、良い天気が続いています。梅雨入りが発表された日は、ちょうど平年梅雨入りの日にたまたま雨が降ったために宣言が出されたのではないかと思ってしまいます。振り返ってみると、実際にはまだ梅雨入りしていないのではないかと感じるほどです。

    それはともかくとして、毎日涼しいのには驚いています。6月中旬になってもこれだけ快適な日が続くと、かえって何か心配になるほどですが、過ごしやすいので私としては大歓迎です。

    天気のニュースで最近話題になっているのは、スーパーエルニーニョ現象です。エルニーニョとは、南米沖の赤道付近の太平洋で海面水温が平年より高い状態が続く現象を指します。今年はその影響が注目されているようです。

    エルニーニョが発生すると異常気象が起こりやすいことが知られていますが、日本では冷夏になることが多いと言われています。ただ、気象庁によると、近年は猛暑傾向が続いているため、今年も暑い夏になる可能性が高いとのことです。

    もし過去のエルニーニョ発生時と同じようなパターンになるのであれば、今年は比較的涼しい夏になるかもしれません。このところの過ごしやすい6月の気候も、もしかするとエルニーニョと何らかの関係があるのかもしれません。

    一方で、海水温が高くなることで大気中の水蒸気量も増えるため、地域によっては例年以上の豪雨が発生したり、逆に干ばつに見舞われたりすることもあるようです。

    日本がこの夏、どのような形でエルニーニョの影響を受けるのかはまだ分かりませんが、梅雨末期になってこれまでの晴天を取り戻すかのような大雨にならないことを願っています。

    話は変わりますが、先月、友人がお土産にパイナップルを持ってきてくれました。私は普段あまり果物を食べる習慣がありませんが、せっかくいただいたので食べ頃になるまで冷蔵庫で保管していました。

    ちょうど良い頃合いになったので切って食べようと思ったのですが、縦に切るか横に切るかで少し迷いました。結局、横方向に3センチほどの輪切りにして、残りはラップをして再び冷蔵庫に戻しました。

    その輪切りにしたパイナップルを食べやすい大きさに切っていただくと、食後の素晴らしいデザートになります。いつもなら、おせんべいやアイスクリームなどに手が伸びるところですが、パイナップルを数切れいただくだけで十分な満足感が得られ、それ以上甘いものを欲しいと思わなくなりました。これはとても良い発見でした。

    結局、翌日も翌々日もパイナップルを3センチずつ輪切りにして、少しずつ食べ進めました。夕食後のデザートがパイナップルというのは、何とも贅沢な気がします。それも缶詰ではなく生のパイナップルですから、余分なシロップも入っておらず、健康的なデザートだと思います。

    最近は食生活を見直していることもあり、こうした果物の自然な甘みは健康的でビタミンやミネラルも豊富なのがいいところです。。果物を上手に取り入れることで、無理なく間食を減らすことができるかもしれません。

    最近毎日作るナスとズッキーニのグリル焼き。粉チーズがふってあります。

  • 「やせる」ためにきちんと食べる

    先日、勝間和代さんの『やせる』というタイトルの本を読みました。もう10年以上前に書かれた本なので、最近の勝間さんの著書やYouTubeでの発言とは若干異なる点もありますが、それは時代背景の違いによるもので、基本的なコンセプトは今でも十分通用する内容だと感じました。

    中でも勝間さんが強調されているのは、痩せるために最も大切なのは「ちゃんとした栄養を摂ること」だという点です。ここでいう「ちゃんとした栄養」とは、ビタミンやミネラルなどをしっかり含んだ食事を摂ることです。

    よくダイエットをする人は、カロリーの低いものを選んだり、糖質や脂質を制限したりします。しかし、いくら頑張ってもなかなか痩せないという人も多く、中には極端な食事制限に走ってしまう方も見受けられます。

    勝間さんが本の中で述べているのは、そうした制限の話ではなく、むしろ「しっかりと栄養を摂ることこそが大切だ」ということです。これは私が普段から患者さんによくお話ししている「バランスよく食べてください」という内容と基本的には同じなのですが、それを実際に減量につなげるためには、さまざまな工夫が必要なのだと改めて感じました。

    私自身、栄養バランスを考え、カロリーや糖質を摂り過ぎないような食生活を心がけているつもりでしたが、それでもなかなか体重が減りませんでした。

    しかし、この本を読んで食生活を見直した結果、ついに効果が出てきました。それは、ホットクックを使った自動調理を積極的に取り入れたのです。

    なぜ自動調理が減量につながるかというと、手間のかかる野菜料理でも、ホットクックなら材料を切って入れるだけで、20〜30分ほどで自動的に完成するため、負担なく続けられるからです。

    最近はもう一つ工夫していることがあります。それは、オーブンや魚焼きグリルを使った「焼くだけ料理」です。鉄製のフライパン(スキレット)にナス、キノコ、ズッキーニなどを並べ、オリーブオイルをかけて魚焼きグリルに入れ、10分ほど焼くだけです。

    これだけで美味しいグリル野菜が出来上がります。ホットクックで別の料理を作りながら、野菜を切ってグリルに入れておけばあっという間に2品完成するので、ほとんど手間がかかりません。

    さらに、先日からブログに書いている湯通しキャベツの酢漬けを冷蔵庫に常備しているので、これも毎日食べています。こうした工夫によって、自然と多くの野菜を摂れるようになりました。

    自動調理やオーブン料理を活用することで、面倒な食事作りに時間をかけなくても、健康的な食事を続けることができます。私はこの食生活を始めてから、1か月で約3キロ体重を減らすことができました。思った以上に早く結果が出たので、自分でも驚いています。

    なぜこれほど順調に体重が減ったのかを考えると、栄養価の高い食事をしっかり摂ることで体が満足し、間食やお菓子などの甘いものを欲しなくなったからではないかと思います。

    やはり本をたくさん読み、「これは良い」と思ったことはまず実践してみることが大切です。実際に試してみることで、自分に合った方法が見つかり、思いがけない良い結果につながるのだと実感しています。

    今日の夕食 自作サラダチキン(中華味)以外は野菜料理

  • いい高齢者施設の見つけ方

    先日、訪問診療に行った際、デイケアのテレビをふと見ると、キャンディーズの歌が流れていました。

    最近のお年寄りにとっての「懐メロ」といえば、もう山口百恵さんやキャンディーズの時代なのです。一昔前までは美空ひばりさんや細川たかしさんの歌が定番だったように思いますが、時代はどんどん移り変わっています。

    私たちの世代くらいまでは、みんながそろってテレビの歌番組を見ていたので、老人ホームなどで流す曲にもあまり困らないかもしれません。しかし、私たちより若い世代になると、テレビの歌番組は少なくなり、それぞれが自分の好きなジャンルの曲をダウンロードしたり、CDを買ったりして聴く時代になりました。この人たちがお年寄りになった時には、デイサービスではどのような音楽が流れるのでしょうか。一人ひとり好みが違うので、オンデマンドのような形になるのかもしれません。

    さて、そのキャンディーズが流れていた老人ホームの食堂には、西城秀樹さんや郷ひろみさんなどの写真も飾られていました。時代背景はまさに昭和50年代頃で、施設のスタッフもよくそうした時代の音楽やアイドルの写真を見つけてくるものだと感心してしまいます。

    その老人ホームは、いつ行っても賑やかで和気あいあいとしていますが、一方で、他の施設では私語もほとんどなく、大勢の高齢者がただ食堂に座って静かに過ごしているところもあります。あまり楽しそうには見えませんし、どこか監視されているような雰囲気を感じることもあります。

    やはり高齢者施設というのは、単なる「施設」ではなく「住まい」でもあります。安全はもちろん大切ですが、リラックスできる雰囲気や、和気あいあいと気分よく過ごせる環境づくりも大切なのではないでしょうか。

    高齢者ですから、ちょっと目を離した隙に転んで怪我をするといったことは、どうしても避けられません。しかし、そのリスクを心配するあまり、「立たないでください」「じっと座っていてください」と一日中管理されるような環境では、筋力も認知機能も衰え、まるで囚人のような生活になってしまうのではないかと心配になります。

    高齢者施設を選ぶ際には、パンフレットだけでは実際の様子は分かりません。ぜひ施設を見学し、食事の時間やデイサービスの様子など、日常の雰囲気を実際に見ていただきたいと思います。部屋の居住環境ももちろん大切ですが、そこばかりに目を向けていてはいけないのです。

  • 水素吸入のご案内

    九州地方は梅雨入りしたとはいうものの、その後は晴れの日が続いています。

    今日も昼に訪問診療へ出かけた時は、真っ青な青空のもと、太陽の光がキラキラと輝いていました。気温はまだ真夏のような暑さではなく、日陰では過ごしやすい気温です。湿度もそれほど高くないので、比較的快適に感じます。

    それでも患者さんの中には、寒暖差の影響で自律神経が乱れたような症状を訴える方も少なくなく、体調管理の難しい時期でもあります。

    私はこの6月の、梅雨の合間の晴れた日というのがとても好きです。太陽の光がいつも以上にキラキラと輝き、見るものすべてがとても鮮やかに感じられます。欧米では「ジューンブライド」という言葉があるように、6月は結婚式にふさわしい月とされています。残念ながら日本では梅雨があるため、日取りを考えると難しいかもしれませんが、今日のような晴れの日は、なんとも幸せを感じる天気だと思います。

    このような快適な一日ですが、病院の中では診察の際にマスクをしているため、体の中に熱がこもってしまい、あまり快適とは言えません。仕方がないのでエアコンを強めにかけて体が熱くならないようにしていますが、そうすると今度は体が冷えてくるため、温度を上げたり下げたりしながら一日を過ごしていました。

    さて、6月に入り、感染症の患者さんも随分少なくなってきました。外来の待合室もそれほど混み合わない状況が続いていますので、今は水素吸入にちょうど良い時期だと思います。

    冬の間は、水素吸入をしたくても部屋が発熱患者さんに占有されて空いていないことが多かったのですが、最近は比較的いつでも吸入できるようになっています。クーポン券をお持ちの方は、ぜひこの機会に来院されてはいかがでしょうか。

    私自身、診察室に1台水素吸入器を置いているため、仕事の前後などに診断書を書きながら吸入するのを日課にしています。そのためか、ハードワークな割には疲れを感じにくく、毎日元気に過ごせています。

    水素の話題については、以前はよくブログに書いていたものの、しばらく控えていました。というのも、希望される方があまりに増えると、吸入器が空かずに混雑してしまう可能性があると思ったからです。しばらく吸入を休んでいると疲れが溜まってくるため、「また来たい」とおっしゃる方も多く、リピーターの方には滞りなく使っていただきたいと考えていました。

    そのため、新規の患者さんが増えすぎるのもどうかと思い宣伝を控えていたのですが、今の季節であればあまりお待たせせずに済みそうですので、久しぶりにご案内させていただきました。

    水素吸入に興味があり、まだ体験されたことのない方は、この機会にぜひ一度お試しください。

  • 断捨離の3ステップ

    今日、来院された患者さんから、私のブログを読んで「自分も断捨離に取り組みました」と報告をいただきました。

    私は、この断捨離のきっかけとなった本を読んだことが、ここ最近で最も人生を変えるほどインパクトのある出来事でした。その感動をお伝えしたくて何度もブログに書いてきたのですが、それを読んだ方が同じように断捨離に取り組んでくださったと聞き、本当に嬉しくなりました。

    私が断捨離を始めてから、すでに3か月以上が経ちます。この間に取り組んできた断捨離は、大きく分けると3つのカテゴリーに分類できます。

    【1.空間の断捨離】

    最初に取り組んだのは、生活空間に余白を作ることでした。不要なものを処分し、自宅やクリニックの本棚などを整理しました。ある程度片付いたところで、次の段階へ進みました。

    【2.デジタルの断捨離(デジタルデトックス)】

    私の生活の中で、無意識のうちに大きな時間を占めていたのが、メールチェック、動画視聴(YouTubeなど)、音楽、そして数多くのウェブ勉強会でした。

    これらを何気なく繰り返しているうちに、気づかないまま多くの時間を費やしていたのです。

    そこで、まず「食事中はネットを見ない」と決めることから始め、少しずつネットから離れる時間を増やしていきました。

    これは最近の変化の中でも特に大きなもので、頭の中がすっきりし、脳が休まる感覚を得られるようになりました。その結果、一日一日を以前より充実して過ごせるようになったと感じています。

    【3.スケジュールの断捨離】

    一日にやりたいことはいくらでもありますが、時間には限りがあります。あれもこれもと予定を詰め込むと、睡眠時間が削られたり、食事がおろそかになったりしてしまいます。

    私たちが仕事をするのは、自分が幸せになるためです。そして、その土台となるのは健康です。健康や幸せを犠牲にしてまで予定を詰め込むのは、本末転倒ではないかと思うようになりました。

    そこで、一日のスケジュールに無理に組み込んでいたことを見直しました。

    (a)動画視聴の制限

    Netflixなどのドラマはとても楽しいものですが、一方で非常に時間を消費します。見たい作品はたくさんありますが、視聴時間を制限し、その分の時間を読書や料理に充てるようにしました。

    (b)ルーチンの見直し

    これまで続けていた韓国語や中国語の勉強、そして週末必ず通っていたサウナも思い切ってやめました(行ける時だけにした)。

    その代わりに、食事を大切にし、運動する時間を確保するようになりました。その結果、生活はさらに充実したものになったと感じています。

    空間、デジタル、そしてスケジュール。

    この3段階の断捨離を経て、現在の私は3か月前とは比べものにならないほど充実した毎日を送れるようになりました。

    断捨離というと単に物を捨てることだと思われがちですが、本当に大切なのは、自分にとって必要なものを見極め、それ以外を手放していくことなのかもしれません。

    チャーシュー風味のサラダチキンを自作しました。ホットクックの低温調理です。雑にカットしたので見栄えがイマイチですがとても美味しかったのでまた作ります!