むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 初めてのチャミスルとオギョプサル

    台風が近づいているそうです。明日は雨風に注意です。それを避けてか、月曜だったのもあり今日は大変混み合いました。高齢の患者さんの場合、付添のご家族もおられるので待合が混雑してしまいます。換気をするとエアコンの効きが悪くなるのですが、仕方ありません。

    先日、友人から韓国の焼酎「チャミスル」をもらいました。以前果物のフレーバー付きのチャミスルは飲んだことがあったのですが、ノーマルは初めて飲みました。よく韓国ドラマを見ていると屋台などで小さな緑色の瓶に入った焼酎をベロベロになるまで飲んで失敗をやらかすシーンを見ますが、どんな味なんだろうと思っていました。もらったチャミスルを飲んでみたら、癖がなくあっさりしていて結構いけます。たしかにどれだけでも飲めそうです。私はめったにビールを飲まない代わりに、焼酎は好きなのですが、焼酎好きの私もこのチャミスルは今度買ってこようかと思わせる味でした。

    韓国つながりで料理の話。私が気に入っているのは下通りのハヌルという店ですが、その姉妹店で8th(エイトス)というところは食べ放題も充実しており、ランチも安くて美味しいです。最近、製薬メーカーのMRさんに教えてもらった銀座通りにあるサムギョプサル(豚のステーキ)専門店「熊KEN」は本格的な店で美味しいです。先日、この店のオススメメニューである「オギョプサル」というのを食べてみました。オギョプサルは済州島の名物らしく、皮付き豚肉(オギョプサルのオは5という意味で五枚肉)のステーキです。皮の部分はバーナーで香ばしく炙って下処理をし、ステーキにしたものをハサミで切ってキムチやオキアミのオイル漬けなどをそえてサンチュに包んで食べます。通常のサムギョプサル(サムは3という意味で豚の三枚肉のステーキ)より皮の部分が香ばしくてやみつきになる味でした。

     

  • 高齢者は家に閉じ込めないこと

    せっかくの日曜でしたが、院内ワックス清掃の業者が入る日だったので朝から院内待機となりました。まるまる一日拘束されるので、この機会にしないといけないことをしようと思っていました。まずは月初でレセプト(診療報酬請求)のチェック。一日で千枚以上チェックしました。眼が回りそうです。もちろん私の仕事はマルチタスクでいくつも同時進行です。ちょうどいいタイミングで東洋医学会がありました。WEB学会なのでクリニックにいながらにして参加できました。素晴らしい!今日の話題は整形の先生が整形外科疾患の漢方治療についてお話され、2番めには耳鼻科の先生がめまいと咳に対する漢方治療の話をされました。どちらも、当院でもたくさん患者さんを抱えておりなかには難治で困っている症例もあったので、大変勉強になりました。学会参加費の10倍以上の収穫がありました。明日からさっそく勉強した処方を患者さんに出してみたいと思います。それで長年の症状が取れれば勉強したかいがあったというものです。

    夕方、ワックスがけが終わったところで、大急ぎでスポーツジムに行って、週末日課にしている5キロランニングをして、温泉で汗を流してわたしの週末のノルマが完了しました。運動をちょっとサボるとあっという間に筋力が落ちてしまいます。心肺機能も落ちると思います。私くらいの年齢でもそうですから、高齢者でしばらく入院したりすると本当に体力が落ちると思います。最近は老人ホームなどでもコロナ陽性者が出るたびに行動制限がかかり、狭い部屋からでられなくなり、殆ど一日寝て過ごすお年寄りが多く見られます。こういう生活をすると、この前まで元気だった人もあっという間に筋力低下(サルコペニア、フレイル状態)となり転倒のリスクが上がります。また、認知症も進行します。高齢者を狭い居室に閉じこめてはいけません。できるかぎり歩いたり、デイケアなどに参加して刺激のある生活をしてもらいたいと思います。

    老人ホームでなくても家庭で高齢者がいるとか、老老介護状態の家庭などではやはり刺激が少ない毎日で、認知症などは進行しやすい環境です。このような場合、まず介護保険を申請して担当のケアマネージャーさんが決まったら、要介護度に応じたサービスを受けることができます。デイケアや訪問リハ、訪問看護など必要に応じたプランをケアマネさんが作られるので、希望を伝えてください。こういった社会資源をうまくつかって高齢者を家庭内に閉じ込めないようにしましょう。

  • 心臓カテーテル手術の進歩

    土曜日は診療のあと心臓健診で夕方遅くまでぶっ通しで仕事でした。小中学生の学校検診で心電図の異常や内科検診で心雑音などが見つかった人たちの精密検査です。80名ほど受診されたので、5人のドクターで手分けして15人ずつくらい診察しました。私の見た患者さんから今日だけで二人も心房中隔欠損症(心臓に小さな穴があいている)が見つかりました。以外にも高頻度です。心電図を見たときは問題ないと思っていたのですが、結果を見てびっくりです。連れてきたご両親もびっくりですが、幸い穴は小さいので経過観察としました。最近、心房中隔欠損の穴はカテーテルのデバイスをつかってふさぐ手術ができるようになりました。昔は開心術(胸を開いて心臓の穴を防ぐ外科手術)しかなかったため、特に女の子の場合胸に大きな傷が残ることを心配していましたが、カテーテル手術だと傷も残らず内科的な処置で良いので、朗報です。こういう急がなくて良い手術は技術が発達して恩恵を被ることもできるので、あまり急がないことだと思います。

    心房細動のアブレーション(カテーテルをつかった手術)も技術的に大きな進歩を見せています。私が大学病院にいた頃は不整脈グループの勉強を極めた人たちだけが見てわかるような複雑怪奇な検査をして得られた結果をもとに、これもまた驚くべき職人技で手術をしていました。私には一体何がなんだか理解できませんでした。ところが、昨今の進歩で、手術時間も従来の半分以下、成功率も格段にアップしています。私の外来で5年から10年ぐらいフォローしている患者さんたちにも、そろそろ技術的にも手術をおすすめできるところに来たと説明しています。

    さて、明日の日曜はクリニックのワックスがけ業者が入るので私は朝から院内に待機ですが、ちょうどいいタイミングでWEB学会が開催されるので、それに参加します。勉強漬けの日曜となります。本当はジムに行って走ったり、温泉にも行きたいのですが、勉強する週末もいいでしょう。

     

     夕暮れの田園@城南

  • 暑さを乗り切る

    暑いと言ってもしかたないですが、暑いとしか言いようがないです。やっぱり、体がまだ夏に対応していないのでしょう。まだ夏は始まったばかりなのに夏バテしそうです。以前も書いたことがありますが、夏バテには清暑益気湯という漢方がよく効きます。ネーミングの通り暑さを冷まして元気を出すという処方です。一方、熱中症には黄連解毒湯を使います。漢方の中では最も清熱作用が強い処方です。また、暑いと水分をたくさんとりますが、水を飲みすぎると消化管の吸収能力を超えてしまい、だぶついてきます。これもだるさに関係します。お腹でだぶついた水は五苓散が処理してくれます。わたしの経験ではフルマラソンに出場したとき給水所のたびにスポーツドリンクを飲んでいたら体はたくさん発汗して脱水気味なのにお腹だけ水分過剰というアンバランス状態になりました。五苓散の出番です。

    暑いときにアイスやビールなど冷たいものをとりすぎると、下痢したり腹痛を起こしたりします。冷たいもので腹痛になったら温めれば治るのですが、漢方だと大建中湯や呉茱萸湯や安中散です。下痢は水分過剰なので五苓散が効きますが、すこし胃腸薬的なものを合わせるなら、平胃散+五苓散=胃苓湯という処方となります。漢方は理論的で面白いですね。4000年もの長い歴史の中の東アジア人の経験と論理的思考の集大成ですから、素晴らしいのは当たり前です。

    夏といえば、そうめんです。毎日昼はそうめんという人も多いのではないでしょうか。のどごしもよく、食欲の落ちたときも結構いけます。すぐゆであがるし、めんつゆさえあれば、簡単に食べられます。料理の苦手なお父さんもそうめんぐらいはできるでしょう。しかし、注意していただきたいのは栄養です。炭水化物しか入りません。もちろん血糖は急上昇しますから糖尿を悪くします。そうめんを食べたときは、卵や肉など蛋白を忘れないようにとりましょう。

    辛いものも暑さを吹き飛ばします。イオンモール嘉島のフードコートの辛麺、私が食べたのは辛さ10倍です。確か50倍まで注文できます。

  • 温泉で体メンテ

    診療が終わってから城南の老人ホームまで往診に行きました。当院は高速の益城インターがすぐなので、城南までは高速を使うとらくらくです。夜7時頃にはつきました。診察が終わって丁度いい時間なので、城南のインド料理で有名な「エベレスト」に行ってチキンカレーとチーズナンのセットを食べました。絶品です。お腹も満たされたら、もう一つ自分にご褒美です。城南から松橋方面へ抜けていくと古保山リゾートという温泉があります。素晴らしく上品な温泉で、湯船に注ぐ源泉かけ流しのお湯の音しか聞こえません。泉質もよく、たいへん癒やされます。ゆっくりお湯につかったあとは、サウナで汗を流して、一日の疲れをさっぱり流します。

    普段は日曜しか行ったことのない温泉も平日の夜に行くとお客さんも少なく、広い温泉を独り占めできるような贅沢です。お湯に浸かるときは肩までしっかりお湯に沈めて「前にならえ」みたいに手を前に出します。完全に力を抜くと手は自然と浮いてきます。これを5分ほどすると、肩に溜まった乳酸(肩こりのもと)は血流に乗って流されてしまいます。肩こりを温泉で治すセルフ整体です。コツは、しっかり腕の力を抜いてプカプカと浮かすことです。腕が心臓より高い位置で浮くように、体をできるだけお湯に鎮めると、腕に溜まった乳酸が流れやすくなります。

    サウナでは、暑さにまだなれていない体に、暑いというのはこういうことだ!!とスパルタ式に教えこむ方法でもあります。夏バテの体も癒やされますが、夏バテ予防にもってこいだと思います。日頃エアコンのきいいた部屋でばかり過ごして汗をかかない生活をしている場合、発汗機能が低下し、いざ外に出たときも汗が出ずに体温が上がってしまうので、サウナで汗腺を鍛えるのはいいことです。唯一、熱中症気味の人にはおすすめしません。昼間に炎天下で働いて体のうちに熱がこもっている場合、サウナであためては逆効果です。