昨日は奄美の「みき」について書きました。乳酸発酵した甘酒みたいなものです。粘りが強くお粥を食べるような感じですが、ひとくちいただくだけでとても癒やされる感じがしました。不思議な飲み物。名前の「みき」ですが、大和言葉で「み」は「身」「実」などの意味があり、体であり、現実の世界を表します。一方、「き」は「気」を意味し、見えないものを指します。つまり「みき」という言葉はこの世の現実とあの世の見えない世界をつなぐものとして神に捧げる「お神酒」をさすようです。
1ccに乳酸菌が1億以上入っているとのことで健康にもいいのは間違いないですが、甘いので糖質のとりすぎに注意して少しずつ頂きたいと思います。乳酸菌はさつまいもに付着しているものが発酵してできるようなので、植物由来の乳酸菌です。ヨーグルトは動物性乳酸菌ですが、植物性乳酸菌はキムチやぬか漬けなどについているのと同族です。熱や胃酸に強く腸まで届くことが期待ができるようです。
ところで私がNetflixの海外ドラマにハマったのはコロナ第1波でのロックダウンのときでした。始めてみた韓国ドラマ「愛の不時着」が面白かったので、芋づる式に次から次から韓国ドラマを見続けました。わたしのNetflixのホーム画面にはズラッと韓国ドラマのおすすめが上がってくるので、Netflixは韓国ドラマのコレクションがすごいな、ていうか、韓国ドラマしかないじゃん、と思っていました。しかし2週間くらい前から偶然アメリカドラマを見始めたら、不思議なことにどんどんアメリカドラマのおすすめがホーム画面に上がって来るようになりました。どれも面白そうなものばかりで、突然スイッチがはいったようにアメリカドラマ三昧になりました。
つまり、今まで私はNefflixは韓国ドラマしかないと思っていたのは間違いで、自分が引き寄せた結果だったのです。目の前にある選択肢はそれが全てではないということです。自分が引き寄せた結果、目の前に広がる無限の選択肢のうちほんの一部しか見えていなかっただけです。もし自分が運が悪いとか、身の回りに不幸ばかり起こるというときはそれを自分が引き寄せているのかも知れません。運がいい人と知り合いになり、大切にしましょう。すると見えていなかった選択肢が見えてくると思います。「みき」が見えない世界と見える世界をつないでくれるように、運のいい人は自分に幸運をつないでくれます。