むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 棒々鶏は簡単に自作できる

    オンライン診療の準備を始めますと昨日書きましたが、さっそく県外の人からメールを頂きました。まだ、厚労省のe-ラーニングを全部受講してテストを受けないと準備に入れませんので、先は長いです。土曜は朝いつものように5時にはおきて、e-ラーニングの講習を一つ終了。1つ目のテストは合格しました。まだまだ先があるのですが時間がありません。次に今週末は東洋医学会(WEB)なので、どうしても取らないといけない指導医講習と医療安全講習を受講し、修了証をもらいました。漢方専門医をとるためには教育施設で3年間の実績を積まないといけないのですが、熊本で当院は唯一の教育施設で私しか指導医がいません。本当は大学に教育指定施設になってほしいのですが、指導医がいないのでどうしようもありません。当院が県下唯一の漢方教育施設なので私が指導医講習を受けないといけないのです。

    日頃わたしはパソコンをいくつも立ち上げて複数のWEB講演を同時視聴する習慣があります。今回、東洋医学会のログインパスワード(私の参加費1名分に割り振られたもの)で2台のパソコンからログインできるかやってみたら、なんとできました!普通はできない仕組みになっているのですが、学会運営側のセキュリティーが甘いみたいです。しかし、その恩恵を被り大量にある一般演題を2台のパソコンでバンバン再生しながら勉強勉強。おかげでスポーツジムに行く暇もないので、パソコンの前でスクワットしながら講演を聞きました。

    話は変わって、分子栄養学では皆に蛋白の摂取を勧めます。私たちの体は炭水化物ではなく、タンパク質でできているので、とても大切な栄養なのです。できれば、肉や魚、豆腐、納豆、などの蛋白を1品多く食べたいものです。先日近所の中華料理屋さんでバンバンジーを食べました。そして、ひらめいた!これは、自宅で簡単にできます。きゅうりを細切りにして皿に敷きます。その上に、スーパーにある安くてシンプルなサラダチキン(蒸し鶏みたいな質素なもの)をスライスして並べます。その上からごまドレをかければ出来上がり!5分で一皿、抜群に美味しいタンパク質です。

    公園に生えていたオオバコ。上に伸びた穂に種がなります。その種は車前子という漢方になります。牛車腎気丸に入っています。

  • そろそろオンライン診療の準備をします

    漢方を専門にしていると、熊本市内はおろか、県外からも受診される方があります。それだけ漢方専門医が少なく、西洋医学ではどうにもならない困った症例があちこちにいるということです。最近のコロナ後遺症もそうです。普通の病院に行ってもなかなか満足行く治療はできないのではないかと思います。このコロナ禍で厚労省はオンライン診療の制度を新しくしました。当院では、まだオンライン診療には対応していないのですが、県外からの受診希望が増えてくると、毎回熊本まで来ていただくのも大変なので、そろそろオンライン診療体制を整えるしかないと思い始めました。

    オンライン診療はパソコンやスマホのZOOMやSkypeなどでテレビ電話機能を使った診察になります。ただ、それだけではいけません。病院のシステムとして、保険証の確認、お支払い(オンラインの場合、クレジットカード決済)、そして処方箋の扱いなどいろいろと決めておかないといけないことだらけです。最近はこのようなシステム全般をパッケージにしたサービスを提供する会社もあるのですが、その利用手数料がピンきりです。あまりに高いと採算が合わないので、よく考えないといけません。

    もう一つ、準備に必要なのが、厚労省のオンライン診療講習(e-ラーニング)を受けて、試験に合格しないとオンライン診療ができない仕組みになっています。何時間もかけて受講して、試験で満点を取らないといけないそうなので、なかなか時間が取れず、ずるずると今まで来てしまいました。そろそろなんとかしようと思っていますが、今週末は東洋医学会(オンライン)で勉強に忙しく、他のことにあまり時間をとることができないので困っています。

     

  • コロナ後遺症の治療例

    このブログを読んで分子栄養学に取り組まれている方は結構多く、診察の際によく具体的なビタミンなどの買い方や飲み方について質問されます。私も、趣味でやっているので、そういう質問には積極にお答えしています。ネット通販で買えるサプリをおすすめしているので病院の収入にはなりませんが、お気軽にお尋ねください。今日は、ナイアシンアミドを飲み始めたら死にたい気分(抑うつ)がすっかり良くなったという話を聞きました。嬉しいことこの上ないです。抑うつは頭のセロトニン不足で起こる反応です。トリプトファン(肉、魚、卵、バナナ、アーモンドなどに含まれるタンパク質)からセロトニンができるのですが、その代謝過程でナイアシンと鉄とビタミンB6が必要なのです。男性の場合鉄欠乏は少ないので、ナイアシンとB6で結構です。

    ナイアシンをサプリで飲むとホットフラッシュみたいな反応が出てびっくりします。軽い副作用です。しばらく続けて、体にナイアシンが十分量行きわたるとフラッシュは出なくなります。しかし、ナイアシンの代わりにナイアシンアミドを飲めば、効果はだいたい同じでフラッシュはでません。おすすめです。

    その患者さんに聞かれたのですが、知り合いでコロナ後遺症に悩んでいる人がいるとのこと。症状は倦怠感、頭痛、耳鳴りとのこと。この症状はワクチン後遺症でもよく見られるものです。当院でもコロナ後遺症外来をやっているため、こういった患者さんをたくさん見ています。その方におすすめしたのは、抑肝散加陳皮半夏、五苓散、紅参末です。実際にはあって診察しないと確定しません。場合によっては五苓散を苓桂朮甘湯に変えたほうがいいかもしれません。コロナ後遺症は通常の西洋薬では太刀打ちできません。当院は漢方と西洋薬のハイブリッド治療を得意としていますが、コロナ後遺症は漢方の独壇場です。

    アジサイ綺麗ですねー その美しさは花の女王だと思います。

  • 食中毒に注意しましょう

    暑くなりました。昨日も今日も30度を超えて夏日です。昼に訪問診療に出かけると夏のように暑かったです。この暑さで、更年期障害のホットフラッシュが悪化している患者さんが多数見られます。ただでさえ暑いのにこの気温上昇で汗が止まらない、という感じです。通常ホットフラッシュには加味逍遥散を使いますが、それでもおさまらない患者さんには女神散(にょしんさん)を処方します。とてもよく効くので重宝しています。ネーミングも女神ですから素晴らしい薬に違いありません。それでも暑いという方には、黄蓮解毒湯とか温清飲という処方をあわせて使います。清熱作用が強いので体の熱を冷ましてくれます。黄連解毒湯は熱中症の特効薬です。これからしばらくは大活躍の薬です。

    うちのゴン(トイプードル)は日中家の中で過ごしていますが、そろそろエアコンを入れてあげないと熱中症になります。通常、梅雨明けぐらいから自宅は24時間エアコンを入れっぱなしです。ゴンのためです。もうすでに夏バテ気味で食欲をなくしてペットフードだけでは手を付けないので、ひき肉のそぼろとか湯通しした砂ずりスライスなどをトッピングしてあげています。

    鶏肉で思い出しましたが、今週はレバ刺しを食べて食中毒になったと言う患者さんが立て続けに数名来られました。どの店で食べたかまでは確認しなかったのですが、暑くなってくると食中毒も増えてきます。生モノにはくれぐれも注意しましょう。

  • マイナカードが保険証になる日は本当に来るのか

    新聞によると、これまでの保険証を廃止してマイナンバーカードに統一するという方針が決まったそうです。今現在、保険証の代わりになるといわれてだいぶ経ちますが実際に使われているところを見たことがありません。当院にもまだ読み取り機はありません。先だっての診療報酬改定でマイナンバーカードを保険証代わりに提出すると、病院での支払いが高くなるということが報じられていました。そのとおりです。しかも、もしわたしたちクリニックが読み取り機を導入したら、得体のしれない国が指定したメンテナンス会社に読み取り機の保守料を毎月払わないといけないのです。あんなパソコン端末に毎月お金を取るなんて、国と業者が癒着しているとしか考えられません。マイナンバーカードの取得も煩雑すぎます。クレジット機能まで紐付けしようとしたりしてややこしいので、もっとシンプルにしたほうがいいと思います。

    私がアメリカにいた20年近く前には、あちらでは普通に社会保険番号(SSN)というのがありました。住民登録したらすぐもらえて、職場や車の免許を取るときなどあらゆるときに聞かれるので、自然と番号を暗記してそらで言えるくらいでした。税金や年金がすべてその番号で管理されていたので、便利だと思っていました。今の日本のマイナンバーカードみたいに個人情報がどうこう言ってピリピリした神経質な扱いではなく、誰もが普通に自分の名前を言うようにSSNを伝えていたのが思い出されます。日本もそのくらい簡単に扱えるようになれば普及することでしょう。

    銀行でネットバンキングをするのに地銀とかゆうちょとかは3重4重にセキュリティーが掛かっていて、自分でもパスワードがわからなくなって永遠に使えない代物になっています。一方、ネット銀行などは携帯の顔認証や指紋認証を使って個人を特定するのでパスワードを入力しなくても取引できます。時代はそっちなのに、国がしようとするとどうしても複雑な個人情報保護のシステムが採用されて使い物にならないものが出来上がります。