むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • インフルが増えてきました

    当院ではこのところコロナ陽性の患者さんは殆どおらず、インフルばかり出ています。だいぶインフルが増えてきているようです。見た感じ、インフルのほうが重症感があります。家族に一人出たらみんなにうつるので、コロナと同じで家庭内で距離をとってうつらないように注意しましょう。感染予防の基本はこれまでコロナの時にも書いているので繰り返しとなりますが、ストレスを溜めないこと、栄養のバランスよく食事すること、睡眠を十分取ることが基本です。サプリの面ではビタミンCを毎日2000mg、ビタミンDを5000IUは必須です。ミネラルではマグネシウム、亜鉛もおすすめです。もし、身近にインフルの人がいたら、セレニウム、オリーブ葉エキスもとっておきましょう。

    葛根湯などの漢方薬も、早めに飲んだらすごく効くのですが、昨日も書いたように漢方不足がとんでもない状況になっており、病院でも処方できる可能性は低いので薬店などで見かけたら買っておくといいと思います。市販薬は病院で処方する薬の半分くらいの濃度なので、ちゃんと効かせるには書いてある一日量の2倍から4倍位の量が必要です。買ってみたけどそんなにたくさん飲んでいいのか心配なときは、箱ごともってきて私にみせてください。アドバイスします。

    運動も体力をつけて免疫アップ!が期待できますが、私はフルマラソンのために毎日10キロ走っていた時、逆に風邪をひきやすかったです。理由は一つではないと思いますが、走ることで痩せて寒がりになる、大量の活性酸素が出る、雨の日でも寒い日でも運動をやめられない、などが原因と思います。したがって、運動しすぎると逆に風引ひきやすくなる、が結論です。

  • 漢方が入手困難で混乱中です

    クリニック近くにさくらの森というスーパーがあり、その裏の桜木中学校方向に少し奥まったところに寿司虎という寿司屋さんがオープンしました。今日がオープン2日目でまだ週末を迎えていないのでもしかして混んでいないかもと思って仕事帰りに寄ってみました。自動受付機で11組待ちとなっていたので、これはだいぶかかるぞ、と思ったら10分もしないうちに呼ばれました。早い!車内で待機していたので携帯で呼ばれて店内に入ってみたら、すごく広い。よくみると回転寿司みたいなレールが密かに存在するのですが、カウンターがUの字になっており、真ん中に寿司職人さんが5−6名いて威勢よく握っていました。メニューは最近の回転寿司となじく  タブレットで注文する方式ですが、レールで運ばれてきても素早くカウンターの職人さんが皿をとって手渡してくれます。その時、食べ方などを一言添えてくれます。なるほど、同じ回転寿司でもこんな差別化する方法があったのかと感心しました。値段は他のチェーン店とさほど変わりません。少し高いかもしれませんが、その分美味しいのとサービスがいいので、満足行くお店でした。支払いもセルフレジにバーコードをかざすだけ。あとは携帯でキャッスレス決済できるので早いです。スマートな作りで好感が持てます。

    さて、話は変わって、漢方の品薄状態がどんどん悪化しており、大変な状況になってきました。コロナ後遺症で欠かせない咳止めその他も出荷停止状態です。大手漢方メーカーがそんな状況で、2番手、3番手のメーカーにもしわ寄せが行き、ほとんどのメーカーが在庫調整状態となっています。全然手に入らないものもあります。腎機能を保つためにつかっている防已黄耆湯とか、神経症の人の桂枝加竜骨牡蛎湯など大切な薬も手に入らないようです。これまで飲んでいた患者さんのぶんさえも確保できないので困っています。それでも、当院はおそらく熊本で一番漢方を使っており、最初からあらゆるメーカーを採用して取引実績があったため、それぞれのメーカーさんや問屋さんが相当融通して回していただいているようです。凌雲堂薬局にも毎日並々ならぬ努力をして各メーカーから漢方を確保してもらっています。

    そんな状況ですから、患者さんによっては先月と違う薬になったと言われる場合がありますが、メーカーが変わっただけです。メーカーが変わると飲み方(一日2回か3回か)も変わります。粉の粒子の大きさも違うし、一袋に入っている粉の量も違います。しかし、薬局で精一杯今までと同じような薬をお出ししていますので、指示に従って安心して飲んでください。当分はこんな状態が続きそうです。

     

    寿司虎にて

  • 花粉症にはビタミンD

    最近天気予報は寒波が来るのを正確に予報しましたが、先週から今週にかけて晴れると言っておきながら何度も雨が振りました。今日も10%だったのにずっと雨でした。どうなっているのでしょう。天気予報といえば、私は毎朝5時50分からあるNHKの天気予報を見るのですが、最近気になることがあります。風雪の予報で雲の動きの予報があるのですが、九州は福岡より南はカットされ、北の方は北海道はもちろん、北方領土まできっちり入った日本地図を使っています。雪の予報だから北の方をズームしたと言うかもしれませんが、北方領土を削ってでも鹿児島まで入れた日本地図を使えよ、と思います。私たちもNHKの受信料を払っているのにカットされるのは納得いきません。沖縄の人もおそらくそう思っているでしょう。

    朝は寒いですが、日中はだいぶ暖かくなってきました。いよいよ花粉症の季節に入ります。速い人はもう薬を取りに来られています。当院は花粉症に使う抗ヒスタミン剤を各種取り揃えています。眠くならないタイプで運転手さんでも使えるものまで全部あります。しかし、私の一押しはビタミンDです。今のうちに始めておけば、まだ間に合うと思います。ビタミンDは病院の処方ではなくサプリです。アマゾンやiHerbなどで買っていただくことをおすすめしています。毎年このことはブログに書いているので詳しくは書きませんが、1日あたり5000単位から1万単位をしばらく飲んでみてください。例年よりずっと軽くて済むはずです。質問があれば、診察の際にお尋ねください。

    いよいよ2月に入り、節分の季節になりました。コンビニやスーパーの前には「恵方巻予約受付中」というのぼりがあちこちに見られます。なぜ1日だけしか売らないのか不思議です。もし弁当コーナーにおいてあれば、節分に関係なく買うと思います。少なくとも1月後半から2月にかけていつでも売ってくれればいいのに、と思ってしまいます。もちろん、1本丸かじりなんて下品なことはしませんから、普通の海苔巻きみたいにカットして売って欲しいと思います。

  • 長距離走の走り方

    この数日は年末年始の休診からちょうど4週目に相当するため、患者さんが少なくなっています。しばしの充電ウィークです。今週後半ぐらいからまた忙しくなる予想です。さて、その忙しくなる2月ですが、私が校医をしている学校から、マラソン大会前の健康相談にきてほしいと依頼がありました。2月のスケジュールを見たら行ける日は1日しかありませんでした。結局、その日に学校に行くことになりました。聞けば、5キロのマラソンとのことです。たった5キロをマラソンというのだろうかと思いますが、健康チェックは必要なのでしょう。私は毎週ジムで5キロ走っているので、持久走というより単なるルーチンの距離です。

    しかし、思い返せば、私が中学の頃は5キロも無茶苦茶きつかった思い出があります。体育は嫌いだったし、走るのも苦手でした。熊本城マラソンを機に走り始めたのですが、最初は100mくらいで息が上がっていました。まずもって、体育で長距離走の走り方を習った覚えもありません。学校の体育がきついのは、短距離みたいなバカみたいな速さで長距離を走ろうとするからきついのです。長距離では着地の際の足の使い方も違うし、呼吸法も短距離とは違います。医学的に言えば、短距離は無酸素運動で瞬発力を重視し、白筋を使います。エネルギーは主にブドウ糖を使います。一方、長距離は有酸素運動で赤筋を使います。こちらもブドウ糖を使いますが、脂肪も燃焼します。従ってダイエットには短距離でなく長距離走です。魚も白身(しろみ)の魚は瞬発力がありますが、赤身の魚は長距離を泳ぐのが得意です。

    そういう違いがあるのに、体育の先生は長距離の走り方を教えてくれないから走れません。しかし誰でも鍛えれば長距離が走れるようになります。まず膝に負担にならない良いシューズを履くことも大切。そして練習ですが、最初は歩くようなスピードでゆっくり走るスロージョギングから始めます。息が切れず、一緒に走ってくれる人がいればおしゃべりしながら走れるスピードが目安です。それで走れるようになったら少しずつスピードを上げるのです。もうすぐ熊本城マラソンもあります。準備なしに走ったらだめですよ。

  • 標治(対症療法)と本治(根本治療)

    昼、外の気温は寒かったですが、日当たりの良いクリニックの2Fの部屋は日差しも暖かく春の予感でした。そして、夕方6時に診察が終わって外を見たらまだ明るいのでびっくりしました。つい数日前までこの時間は真っ暗でした。季節はどんどん春へ向かっています。学生さんたちは入試や国家試験など人生の節目の大切な時期です。暖かかったり寒かったり、雪が降ったり季節の変化が大きいこの時期、体調管理にはくれぐれも気をつけて大切な試験を乗り切ってください。クリニックにも、受験生の体調不良の相談がありますが、この期に及んであまり大胆な治療はできません。時間がありませんから、根本治療ではなく対症療法が中心となります。とりあえず症状を抑えておきますが、試験が終わってからまたゆっくり根本から治療しましょう、という流れになります。

    漢方ではこれを本治(根本治療)、標治(対症療法)と呼び、区別します。そして、今の治療がどちらに相当するかを意識して処方します。例えば頭痛にカロナール、これは痛みを取りますが、頭痛の体質が治るわけではないので標治です。普通に考えて本治(根本治療)が上手い人のほうが良い医者だと思うかもしれませんが、病気というものは根本治療がそれほどうまく行かないものです。実際、評判のいい医者は標治(対症療法)がうまい!あの先生にかかったら一発で痛みが取れた、などというのはたいてい標治がうまい評判です。

    まあ、そういった評判はともかく、私たちが薬を処方して病気をなおすときにはまず標治(痛みなど困っていることを治療する)を優先します。ゆっくり本治をしていたら、患者さんがしびれを切らして来なくなるのです。標治をして満足してもらってから根本治療に進む、これが治療原則です。

    うちのエアコンが壊れた話を昨日書きましたが、実はガス漏れでエアコンが動かなくなったのでした。根本治療は漏れているところを見つけて修理すること。しかしこれは相当難しく時間がかかります。とりあえずガスを補充してもらうと、どこも治ってはいませんが1ヶ月ぐらいはごまかして動かせる。これが標治。ガス補充をした後に部品を取り寄せて修理してくれる(本治)のはありがたい、とつくづく思いました。

    受験生の皆さんの合格祈願