ネットでニュースを見ていたところ、マイクロソフトのオフィス365が大幅値上げされるとのこと。これからは毎年、何万円もの使用料を支払う必要が出てきそうです。サブスク型にはこうしたリスクがあるため、当院ではサブスク型ではなく買取型のオフィスを全パソコンに導入しています。日常業務ではGoogleスプレッドシートを使うため、エクセルを使用する機会はほとんどありません。ただし、パワーポイントだけは他のソフトに置き換えるのが難しいのが現状です。特に学会発表では、PowerPoint形式がほぼ標準となっているため、他のソフトでは互換性の問題でスライドが崩れてしまうリスクがあります。このような事情もあり、パワーポイントだけは依然として必要不可欠なツールだと感じています。
一方で、WPSオフィスという格安ソフトも存在しています。私は自宅で複数台のパソコンを使用しているため、コストパフォーマンスの良いWPSを導入していますが、ほとんど互換性に問題はありません。ただし、厚労省から送られてくるエクセル調査ファイルなど、複雑な計算式が埋め込まれたものにどの程度対応できるかは試したことがないため、引き続き検討が必要だと感じています。また、厚労省のファイルがMacで開くとエラーになるケースもあり、このような問題は改善されるべきだと思います。
話題は変わりますが、今日は福岡で漢方の講演が予定されていました。あちらに出向く予定だったのですが、急な都合で自宅からWEB配信での講演に変更することになりました。運営を担当されている方々には急なお願いをしてしまい申し訳なかったですが、ZOOMのようなツールの発達により、出張せずに仕事ができる利便性を改めて実感しました。