むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 高いインスタントコーヒーは美味い

    私はお茶が好きで、毎日マイボトルに2本は職場に持っていきます。一つは緑茶か中国茶、もう一つは紅茶かハーブティーです。仕事の合間にもちびちび飲んでいます。好きで飲むというのもありますが、カテキンは抗菌効果があるのでお茶で喉を潤しておくのは風邪予防に効果的です。おそらくコロナ予防にも有効だと思います。そういう私は、コーヒーも好きです。一日2−3杯は飲みます。Kaldiの前を通ると美味しそうなコーヒーの香りがしたりして、つい立ち寄ってしまいます。スタバも美味しくて好きですが値段が高いのであまり近寄りません。

    仕事にマイボトルのお茶を持っていっているけど、コーヒーもほしいという時、さて、1杯のためにドリップするかと言われると、そんな暇はありません。それで、昼休みなどにコーヒーを飲むのはほとんど諦めていたのですが、ふと思い立ったことがあります。それはスタバのインスタントコーヒーがあったということ。我ながらグッドアイディアと思ってイオンに行ってみたら、なんと7本入で450円もする。ヒックリです。UCCの瓶に入ったインスタントでもその半額くらいです。何か美味しそうなインスタントはないかと思って物色していたら、AGFのブラジル最高級グレード豆100%というインスタントコーヒー20本入りで398円でした。スタバのインスタントの3分の1以下の値段。早速買って見ましたが、インスタントとは言われないとわからないかも、と思うほど満足の味でした。これで職場でさっとおいしいコーヒーを飲めるようになりました。

    なぜインスタントコーヒーの話を書いたかと言うと、先日ブログに自分で書いたことを思い出したのです。それは、私たちが飲んでいる顆粒状の漢方薬は工場で煎じたものをフリーズドライにしたインスタント漢方だという話。それでも十分治療効果があると書きましたが、当然インスタントには品質の差があります。そこで、コーヒーも高級インスタントは美味しいかもと思ったわけです。

  • 今週いっぱい学生実習が来ます

    日曜は院内のワックス清掃でした。年末なのでいつもにまして丁寧にワックスがかかってピカピカになりました。私は作業中ずっと院内に待機でした。いつもだと午後3時頃には終わるのですが、今日はなんと5時半までかかりました。もちろん弁当持参なので夕方まで耐えられましたが、自分の部屋でひたすら帳簿つけをしたりレセプトチェックに精を出したりしました。レセチェックは眠くなるのでNetflixでドラマを見ながらの作業です。おかげでずっとちょこちょこ見ていたドラマをいっきに何話か進めることができました。せっかくの週末が何もできずに過ぎてしまったので、夜にジムの温泉だけいきました。ジムはもう閉まってました。それでもサウナで汗を流せば気分は爽快。リフレッシュできました。

    さて、12月5日から1週間は熊大医学部の学生さんが当院に見学(実習)に来ます。彼らはこれから卒業してどんな医者になるかを決めないといけないのですが、実家が病院や医療関係でないと医療の現場がどんな具合かイメージが沸きません。医療ドラマでかっこいい脳外科医とかは出てきますが、もっと現実的な医師像をみたい。それを叶えるのが今回の見学実習です。そこで、当院に来る学生さんは日赤や済生会のような救急病院の見学ではなくもっと身近なかかりつけ医あるいは訪問診療などをする仕事を見学したいのだろうと思います。もしかしたら、わたしの得意とする漢方診療や鍼治療の現場を見たいのかもしれません。1週間は診察室に座っていますが、よろしくおねがいします。もし学生さんがいると話しづらい事がある場合は、遠慮なくそう言ってください。

    12月に入り、そろそろ来年の手帳を買わないと、と思ってさがしていました。私は毎年コクヨのCampusノートのウイークリーダイアリー(B6)を使っていました。もう何年も同じです。大学ノートと同じクオリティーで薄くて軽く書きやすい。無駄が一切ないのが好きです。例年近所の蔦屋で買うのですが、今年は見つからずAmazonでみたらなんと2000円!定価の倍以上です!ありえないとおもってクレアの蔦屋に行ったら目的のダイアリーは見つかったのですが、サイズがB5(通常の大学ノートと同じ大きさ:今まで使っていたものの倍)しか残っていませんでした。大は小を兼ねる。たくさん書けるので良しとします。

    ジオラマ

  • 人工知能(AI)を利用した医療器具

    数年前からインフルエンザの診察時にのどの所見をよく見ると特徴的なリンパ濾胞の腫脹が見られると言われており、それが見られたら高確率でインフル陽性の診断となるという話でした。私もそれを聞いてからというもの、のどの所見には結構注意してインフルかもしれないと言う気持ちで診察していました。その結果、インフルのテストをすると、やっぱりあたった!と言う場合と、あれれ、外れた、と言う場合があり、喉の所見だけでインフルかどうかを的中させるのは結構難しいと感じていました。ところが今日、それは間違いだということを知りました。

    というのは、新しい医療器具が発売されたのです。のどをみるペンライトの大きめのやつみたいな道具なのですが、喉を照らすといっきに14枚の喉の写真を撮影し、人工知能でインフルに特徴的な所見がないかを判定してくれるそうです。そして、その的中率が、なんとインフル検査キットに負けず劣らずらしいのです。すごすぎます。喉の所見とインフルかどうかの結果をディープラーニングさせたら、AIが独自に判定基準を持ったのだろうとおもいますが、人の観察眼を遥かに超えるレベルでAI診断が可能となり発売されたというのが驚きでした。

    実はこのような画像認識とAIを組み合わせた分野は成長著しいところです。自動車やドローンの自動運転なども当然それを利用しています。なかには、パン屋さんでいろんな種類のぱんをトレイに乗せてカメラの下に置くと一瞬で合計金額がわかるというものもあります。菓子パンには白ごまとか黒ごまのトッピングで種類を判別したりしないといけない物があるのですが、AIに教え込むと簡単に識別できるようになるのです。胃カメラなどでも検査の最中にAIが怪しい(癌かもしれない)ところを教えてくれるレベルまで進んでいます。私が苦労してやっている心臓検診の心電図判定もあと数年もすると完全にAI診断で自動化できるのではないかと思っています。

  • 頭がボーとして仕事にならないコロナ後遺症を治すには

    久しぶりにちゃんとした雨になりました。このところ、毎朝40分ほどかけてクリニック前の落ち葉清掃をするのですが、雨で掃除できないので今日は中止して今度講演を引き受けているスライド作りに時間を当てました。おかげで結構はかどりました。夜帰宅してからいつもなら犬の散歩をするのですが、今晩も雨が降り続いているため犬の散歩も中止。私の毎日のルーチンが2つもキャンセルされました。実はわたしは毎日犬の散歩をしながらこのブログのネタを頭であれこれ考えるのですが、散歩なしでいきなりパソコンの画面を開いたら、何も思い浮かびません・・・・・(無)。

    さて、今日もコロナ後遺症に悩んでいる患者さんが数名来られました。倦怠感とか頭がボーとして働かないとか、このまま治らないんじゃないかという不安など様々な症状です。そんな状態が何ヶ月も続くと本当に気分が落ちてしまいます。仕事にも行けず、家でも寝てばかりで何もできない。周りからは怠けているとかやる気がないのではないかと逆に発破をかけられる。鬱のときに頑張れと言ってはいけないのは皆さんご存知ですが、コロナ後遺症で動けない人も同じです。頑張れと言っても動けない。誰よりもそのことを気にしているのは患者さん本人だし、言われなくても動きたいのに体が動かないのです。健康な人には理解できないと思いますが、くれぐれも怠け者扱いしないでいただきたいです。

    こういう状態に当院では漢方を工夫して結構皆さん元気を回復されています。焦ってはいけません。順調に行っても1ヶ月、平均で3ヶ月位かかっています。うつ状態になってしまったコロナ後遺症は通常の内科では治療困難です。当院で様々な抗鬱剤を試しましたが、トリンテリックスという新しい抗うつ薬がかなり効果的で、頭がボーとするとかやる気が出ない、気分が沈むなどの症状を緩和するようです。せっかく処方してもムカムカしたから飲むのをやめたと言われる場合がありますが、途中でやめたらもったいないです。胃薬を飲みながらでもいいし、4分の1に割ってでもいいので少しずつ飲めばだんだん改善することが期待されます。

    よく見ると垂玉温泉付近の煙が激しく上がっています

  • コロナ後遺症の微熱は自律神経失調

    温かい一日でした。昼は車に乗ったら25Cでした。夕方仕事帰りの車の示す外気温も20Cです。もうすぐ12月というのになんと過ごしやすい冬だろう、と思っていたら、温かいのは今日が最後みたいです。明日は雨になり、その後雨が上がるといよいよ冬本番となりそうです。いっきに冷え込みそうなので油断しないようにしましょう。コロナの第8波は幸いまだ爆発的とは行かずくすぶった感じです。私の予想では、第7波で多くの人がかかったので、まだかかっていない人は免疫が強くかかりにくい人たちと思います。一度かかった人は当分免疫があるので心配ない、とすると第8波は7波ほどではないと予想しています。

    今日来た患者さんで、先月コロナにかかって一旦治ったけどまた熱が出たのでコロナの検査をしてほしい、という希望でした。先月かかっているのにもうかかるということは常識ではありえません。2回かかった人の話は時々聞きますが間が半年以上開いているのが普通です。もし短期間で2回かかったようなら、それは最初にかかったのが治りきっておらず、ウイルスが体内でくすぶっていたものと考えられます。バイデン大統領も立て続けに2回かかったとニュースであってましたが、そういう理屈でくすぶり型だったと思われます。その場合はあまり感染力はないので家族などの濃厚接触者もそれほど心配しなくていいと思います。

    コロナ後遺症外来をやっていると、微熱がいつまでも続くという方が結構おられます。通常発熱はウイルス感染や細菌感染に伴って体がサイトカインという炎症惹起物質を出すことでおこります。体温が上がることで酵素活性を高めたり免疫を活発にし、ウイルスや細菌にとっては活動しにくい環境にするのです。しかし、コロナ後遺症の発熱はそういった感染に伴う反応ではありません。採血しても炎症反応は上がっていません。したがって、体温調節の自律神経が失調したものと考えています。こういう病態を治せるのは漢方しかないと思います。

    久木野