むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • ハヌルオンマ復活

    雨が降ったりやんだりの、静かな日曜日となりました。

    昨日は久しぶりに、小学校時代の幼なじみと街で食事をしました。
    幼なじみというのは、本当に気を使うことなく、気楽に馬鹿な話ばかりしていられる存在ですね。仕事の話やストレスになるような話もなく、まるで子ども時代に戻ったような、心地よい時間を過ごすことができました。

    二日酔いになるほど飲んだわけではありませんが、今日は天気もすぐれなかったので、自宅で韓国ドラマをたくさん観て、のんびりと過ごしました。私にとっては、良い「充電」の週末になりました。

    私が韓国ドラマを見始めたのは、ちょうどコロナのロックダウンが始まった頃のことです。
    家で何をしようかと考えていたとき、「Netflixの《愛の不時着》が面白いよ」と人づてに聞き、さっそく加入して観たのがきっかけでした。

    それを機に韓国料理にも興味を持ち、下通りで見つけた「ハヌルオンマ」に足繁く通うようになりました。
    当時はステイホームの風潮もあり、飲食店はどこも経営が厳しい状況でした。私が行くと、ほとんど貸し切り状態で、毎週のようにチゲやタッカルビ、キンパなどを楽しんでいました。通ううちにお店の方とも仲良くなり、烏龍茶やご飯などをサービスしていただけるようになったのも、今では良い思い出です。

    その後、「ハヌルオンマ」は経営方針が何度か変わり、ランチ営業がなくなって夜のみの営業に。そして、メニューの品数もかなり減ってしまい、私の足も自然と遠のいていました。

    しかし今日、ふと前を通ったところ、なんとランチ営業が再開されており、しかもメニューがとても充実していました。やった!久しぶりにここでランチをいただくことにしました。

    店内に入ると、店員さんから「あら、お久しぶり!」と声をかけられ、うれしかったです。

    最近の韓国料理といえば、やはりフライドチキンが人気ナンバーワンですが、今日はそのチキンを「チキン南蛮」にアレンジしたランチメニューを発見。いわば“和韓折衷”の新メニューです。それに加えて、「ソルロンタン」も注文しました。こちらも初めて食べましたが、さっぱりしていてとても美味しかったです。

    新しいメニューの発見にワクワクしながら、また週末ごとに通ってしまいそうな予感です。

  • 小さい本屋さんの大きな魅力

    当院の患者さんで陶芸家の方がいらっしゃって、今回、鶴屋で開催された「西部伝統工芸展」に作品を出展されていたので、見に行ってきました。毎年受賞されているので、楽しみに拝見しているのですが、今年の作品もまた、緻密で豪華。見ていて息を呑むほどの素晴らしさでした。芸術にふれる時間は、やはり心が洗われます。

    鶴屋ではちょうど「北海道展」も開催されていて、大変なにぎわいでした。やっぱりみなさん、北海道の物産はお好きなんですね。私もぐるっと見て回りましたが、結局何も買わずじまい。でも、見て回るだけでも楽しいのが物産展です。

    鶴屋に行くと、私が必ず立ち寄る場所があります。本館7階の通路から東館に渡ってすぐのところにある小さな本屋さんです。「本ならTSUTAYAに行けばたくさんあるじゃないか」と思われるかもしれませんが、あの鶴屋の本屋は、小さいからこそいいのです。

    全部見て回るのに10分もかかりません。でも、その限られたスペースに、店長さんが一生懸命セレクトした“少数精鋭”の本だけが並んでいます。どれを見ても欲しくなるようなラインナップです。大きな本屋に行くと、どうしても目移りしてしまい、時間ばかりがかかってしまいますが、ここでは、最短で出会える一冊があります。

    もうひとつ、私のお気に入りの本屋がサクラマチの1階にあるTSUTAYAです。一見すると雑貨屋さんのようで、お皿や小物が並んでいるのですが、その一角に、わずかに本が置かれています。これがまた、素晴らしいセレクトなのです。この小さなスペースに、よくぞここまで、と思うような良書が並んでいて、行くたびに感心させられます。

    こういった小さな本屋は、Amazonのように「何でも揃う」店の対極にあります。私は高校生のころから大量に本を読むようになり、毎日、近所の個人経営の本屋さんに入り浸っていました。けれど、Amazonの登場以降、そうした本屋さんの多くは閉店してしまいました。

    それでも、今のように、アマゾンや大型書店ではなかなか出会えない“キラリと光る一冊”を揃えてくれる小さな本屋さんは、これからも十分に生き残れるはずです。サクラマチのTSUTAYAのように、大きな書店があえて小さなブックコーナーを設けるという試みは、その実例として非常に画期的だと、私は感心しています。

  • 消えた韓ドラ

    土曜日は診療のあと、学校心臓健診があり、5名の専門医で約90名の生徒さんを手分けして診察しました。帰宅したときにはもうクタクタ。晩ごはんのあとにNetflixを観ていたら、そのまま寝落ちしてしまいました。仕方がないので、今日は最初からもう一度見直しました。

    ところで、つい先日までNetflixで観ていた韓国時代劇「ホン・チョンギ」が、突然Netflixから消えてしまい、私の視聴履歴からも跡形もなくなってしまいました。配信終了なら、せめて少し前に予告してくれればいいのに……。まったく気づかないうちに消えてしまっていて、しかもドラマのタイトルさえ思い出せず、少し焦りました。まだ見終わっていなかったし、これから面白くなるところだったのに。

    仕方がないので、Googleで思い出せるキーワードをいくつか入力して検索してみたところ、無事にタイトルが見つかりました。ですが、やはりNetflixではもう配信されておらず、Amazonプライム・ビデオを見てみたら、3話まで無料で、それ以降は有料とのこと。30話を超えるストーリーの後半をまだ見ていないのに、有料なんてとんでもないと思いました。最近のAmazonは有料コンテンツが多くて困りますね。

    そんなときに頼りになるのが、ドコモの配信サービス「Lemino」です。調べてみたら、なんと全話視聴可能とのこと。これまでにも何度かLeminoには助けられてきました。他では配信が終了したドラマが、Leminoではまだ配信されているということがけっこうあるんです。ありがたい存在です。

    さて、熊本もいよいよ梅雨入りしましたね。さっそくの雨でジメジメしていて、あまり外出する気にもなれず、今日は家の中でWeb講演をオンデマンドで視聴して過ごしました。今日のテーマは「コラーゲンサプリの効果」について。

    ちょうど最近、私は毎日ゼリーを食べるようにしているのですが、ゼリーはコラーゲン100%です。その講演で紹介されていたコラーゲンの効果は実に多彩で、血管を強くする、血圧を下げる、体の糖化を抑える、認知症を予防する、骨を丈夫にする……と、まさにいいことづくめでした。

    かつては「コラーゲンはタンパク質だから、食べても消化されてアミノ酸に分解され、体内ではコラーゲンにはならない」と、もっともらしく言われていたこともありました。でも実際には、体内で再構築されてちゃんとコラーゲンになるとわかっています。私がこの事実を知ったのは、もう10年ほど前、ある論文を読んだときでした。

    実際、豚足を食べると肌がプルプルになる、という実感。これは、科学的な知識がなくても多くの人が体験的に知っていることです。それを、ちょっと生物学をかじったような人が「消化されたら意味がない」などと言うのは、まさに思い込み。昨日も書きましたが、現代医学にはこういった思い込みがたくさんあります。事実をちゃんと見ている人が、結局は正しい。理屈は、あとからついてくるものですね。

  • 韓国時代劇が面白い

    最近、Netflixで韓国の時代劇を2本同時に観ています。さらに今風の韓ドラも並行しているので、ちょっと忙しいです。たまたま見始めた時代劇でしたが、とても面白くてハマってしまいました。

    言葉遣いは古風ですが、丁寧語が多く、タメ口が少ないため、案外私たち韓国語初心者にはこの“時代劇の韓国語”のほうが聞き取りやすいように感じます。ストーリーは堅苦しくなく、見ているうちに自然とその世界観に引き込まれていきます。この魅力は、実際に観た方にしか伝わらないと思いますが、自分でもなぜこんなに惹かれるのか不思議です。毎日、続きが気になって仕方ありません。

    仕事帰りにふと夜空を見上げると、大きなオレンジ色の満月が昇ってきていて、とても美しい光景でした。

    一方で、世界ではウクライナ、パキスタン、イスラエルなど、各地で戦火が絶えません。ただ最近、トランプ大統領の影響もあってか、停戦交渉が少しずつ前進しているようで、わずかに光が見えてきた気がします。戦争で本当に得をする人などいないはずです。早く世界中で平和が訪れ、誰もが安心して暮らせる日常が戻ることを心から願っています。

    今日から、校医を務めている中学校で内科検診が始まりました。初日の今日は、およそ100名の生徒さんの診察。クリニックでの外来も含めると、1日で約200人近くの診察となりました。

    1日に200人と「こんにちは」と挨拶するだけでもなかなかの労力ですが、それぞれの診察は短時間とはいえ、200人を診察するとなると想像以上に大変です。すべてが真剣勝負です。一人ひとりにとって最良であるために、朝から夕方までずっと気を抜かずに集中して臨んでいます。

  • 湯らっくすでリラックス

    GW明けの土曜日。今日は患者さんが多いだろうと気合を入れて、朝6時半には出勤しました。すると、なんと1番目の患者さんが6時45分頃に受付に来られました。びっくりです。

    土曜日に限っては、受付の時間が5分違うだけで、診察までの待ち時間が1時間以上変わることもあるので、皆さん朝が早いです。

    今日は予想通り、出だしから混雑していましたが、皆さんのご協力もあり、診察はスムーズに進みました。ほとんどの患者さんは待ち時間40分以内だったと思います。

    午前の診療を終えた後は、昼から施設の消防点検(法定定期検査)。こちらも滞りなく、スムーズに終了しました。

    夕方、ふと思い立って、琴平の「湯らっくす」へ行ってみました。ここはドラマ『サ道』で“サウナの西の聖地”と紹介された施設で、サウナが本当によくできています。

    最近私のお気に入りで通っているミフネテラスの湯月も素晴らしいのですが、甲乙つけがたいほどです。

    湯らっくすには“熱波師”がいて、1時間ごとにアウフグースという熱風のパフォーマンスをしてくれるのも魅力のひとつ。

    以前はサウナ室にテレビがありましたが、現在はテレビが撤去され、照明も落とされて、静かに瞑想できる空間に変わっています。これもまた、とても良い点です。

    水風呂はなんと深さ1.7メートルもあり、“日本一深い”とも言われています。サウナのあとに頭までざぶんと浸かると、本当に気持ちがいい!

    今回は初めて、湯らっくすの2階にある休憩室も利用してみました。

    3時間の利用料金には温泉の入浴料と施設利用料が含まれており、ゆったりと過ごすことができます。

    休憩室にはリラックスできる椅子やマッサージチェアがあり、館内のレストランで食事(別料金)も可能。

    コーヒーやお茶などのドリンクは自由に飲めて、本当にくつろいだ時間を過ごすことができました。

    これは……やみつきになりそうです。

    湯らっくすの麻婆定食