むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • タイパ vs マインドフルネス

    先日、このブログでキャベツダイエットの話を書きました。今回読んだ本で紹介されていた方法は、ざく切りにしたキャベツに熱湯をかけて軽く湯通しし、味付けをして保存するというものです。

    早速試してみましたが、本に書かれていた通り、お湯をかけることでキャベツのかさが減り、しんなりするため味がなじみやすくなります。また、青臭さも和らいで非常に食べやすくなりました。

    私は酢や梅干し、シラスなどを加えてタッパーで一晩保存してみましたが、とても美味しく、つい箸が進みます。ツナ缶やキムチを加えても合いそうなので、今後いろいろ試してみようと思っています。

    キャベツは一年中手に入りやすく、こうして作り置きしておけば、朝でも昼でも気軽に野菜を摂ることができます。毎回野菜を洗ったり刻んだりするのは意外と手間がかかるため、忙しいと簡単な食事で済ませてしまいがちです。その点、こうした常備菜があると自然と野菜摂取量が増え、健康管理にも役立つように思います。

    食事の最初に野菜をしっかり食べることで、食後血糖の急上昇を抑えたり、食べ過ぎ防止につながったりする効果も期待できます。無理のない範囲で続けてみたいと思っています。

    さて、今日はもう一冊、読み始めた本についても少し書きたいと思います。タイトルは『今ここの生き方』です (谷崎玄明著)。

    私は普段から時間を大切にしているつもりでした。何をするにも効率を重視し、二つ三つのことを同時進行でこなすことが多く、「タイムパフォーマンスが良い生活」を意識していたように思います。

    しかし、この本では、一日があっという間に過ぎてしまう原因の一つとして、「常に複数のことを同時に行っている生活」が挙げられていました。まだ読み始めたばかりですが、非常に興味深い内容です。

    一つのことに集中せず、常に情報や刺激を詰め込んでいると、「今ここ」に意識が向かず、時間だけが過ぎ去っていく——そんな趣旨なのだと思います。いわゆるマインドフルネスの勧めです。

    考えてみると、私が阿蘇へ行って露天風呂に入ったり、景色を眺めながらコーヒーを飲んだりするときには、ほとんどスマートフォンを触りません。鳥の声や風の音、空気の心地よさを感じながら、ぼんやり過ごす時間こそが贅沢だと感じているからです。

    おそらく、この感覚を日常生活にも広げていくことが大切なのだと思います。

    テレビやNetflixを見ながら食事をする、スマホを触りながら別の作業をする——そうした「ながら生活」は、一見効率が良さそうでいて、実は時間の流れを早く感じさせてしまうのかもしれません。

    以前から、「このままだと1年や10年があっという間に過ぎてしまうのではないか」という感覚がどこかにありました。この本には、その不安を解決するヒントが隠されているような気がしています。

    久しぶりに、じっくり読みたくなる本に出会えました。今週末は、少し時間をゆっくり使いながら、この本を読み進めてみようと思います。

    上通りの台湾料理店にて「台湾ラーメン」

  • スマートフォンは「時間泥棒」

    メールの返信や調べ物をしようと思ってスマートフォンを開いたはずなのに、気がつけば何をしようとしていたのか忘れ、インスタグラムなどを眺めて時間を浪費してしまう――多くの方に思い当たる経験ではないでしょうか。スマートフォンは非常に便利である一方、強力な「時間泥棒」でもあります。

    私はこうした無駄をできるだけ避けるため、普段持ち歩くスマートフォンにはLINEやインスタグラムを入れていません。必要最低限の機能だけに絞ることで、目的外の行動を防ぐようにしています。

    とはいえ、LINEでしか連絡が取れない相手もいるため、別のスマートフォンにLINEを入れて使い分けています。その端末は普段は持ち歩かず、必要な時だけ持ち出すようにしています。ちなみに自宅では電話以外ではスマホには一切触りません。

    机の上を見ると、現在2つのスマホ以外にパソコンとタブレットが合わせて5台並んでいます。一見すると多すぎるようですが、それぞれに明確な役割を持たせています。

    1. ブログ執筆用
    2. Netflix視聴用
    3. YouTube・音楽再生用
    4. 調べ物用
    5. 寝室用

    このように用途ごとに端末を分けることで、余計なことに脱線せず、集中しやすくなります。

    最も注意が必要なのは多機能なスマートフォンで、次に使い勝手の良いパソコンです。どちらも非常に便利ですが、その分、目的外の行動に流れやすいという側面があります。そのため、パソコンについても用途ごとに使うアプリをある程度固定しています。

    こうした工夫はコストがかかるように思われるかもしれませんが、実際には比較的安価な端末(例えばXiaomi製など)を活用しています。高価なタブレット1台分の費用で、複数台を揃えることも可能です。

    さて、昨日も触れた「やめることを始める」というテーマについて、改めて考えています。

    物の断捨離と同様に、時間にも限りがあります。やりたいことは増える一方で、長年の習慣はなかなか手放せません。しかし何かをやめることで時間に余白が生まれ、その余白が新しい機会を呼び込む可能性があります。

    私自身の生活を振り返ると、朝から夕方まで仕事が続き、隙間時間はほとんどありません。食事の時間も限られており、改めて「何かをやめなければ余裕は生まれない」と実感しました。

    そこで見直してみたところ、いくつかの気づきがありました。

    まず、ラジオ講座についてです。英会話は長年聞いていましたが、内容的に現在の自分には必要性が低く、思い切ってやめることにしました。韓国語や中国語についても、テキストを使わずに耳で聞くだけでは上達に限界があり、本格的に学ぶのでなければ継続の意義は薄いと感じています。

    さらに大きな見直しポイントとして、動画配信サービスの視聴習慣があります。昼や夕方、寝る前と、NetflixやAmazonプライム・ビデオ、Leminoで韓国ドラマを視聴する時間がかなりの割合を占めています。

    この習慣はコロナ禍の2019年に始まりました。当時は外出も制限され、時間を持て余す中で始めたものでしたが、そのまま現在まで続いています。気づけば1日に何時間も費やしていることも少なくありません。

    この時間を見直すことができれば、生活に大きな余白が生まれるはずです。とはいえ、韓ドラをどこまで断舎離するかはまだ検討中です(笑)。

    暑くなったので冷麺の季節到来 HAB@ 2F シジャン にて

  • 内科学会にWEB参加の一日

    熊本は、暑い夏と寒い冬の2つしかないとよく言われます。しかし、このところ寒さは和らぎ、とても快適な日々が続いています。

    朝晩の寒暖差は大きく、体にこたえるという人もいますが、今が最も過ごしやすい季節だと思います。こういう時こそ積極的に動きたいと思い、日曜日は朝から久木野の「木の香の湯」まで行ってきました。

    先週も行ったので、2週連続です。改めてここのお湯の素晴らしさに感動しました。入った後は肌がすべすべになり、美肌の湯であることは間違いありません。言うならば「化粧水の温泉」のようです。

    露天風呂からは阿蘇山が目の前に広がり、素晴らしい景色を堪能できます。これまで私は、週末のたびにイオンモール嘉島の水春まで行っていましたが、これからはこちらの「木の香の湯」に通いたいと思います。

    午後は、毎週日曜日に通っている「ドクターストレッチ」に行き、今日は肩を重点的にストレッチしてもらいました。

    このところ、肩のストレッチのしすぎで、動かす方向によっては痛みが出ていたのですが、今日はその痛みを取るための施術をしてもらい、おかげでだいぶ良くなりました。

    一方で、足の方は相変わらず筋肉が硬く、なかなか伸びません。以前、私は焼き鳥屋さんであぐらをかいて長時間座っていることができませんでした。掘りごたつがあるような座敷ならいいのですが、畳に座布団といったスタイルでは何分も座っていられず、正座をしたりあぐらをかいたりしても足が落ち着かず、しばらくするとつってしまうのです。

    なぜそうだったのか当時は分かりませんでしたが、今ストレッチに通って分かったのは、足の筋肉が硬くなって伸びないために、安定した座り姿勢を保てなかったということです。

    最近は随分とストレッチの効果が出て柔らかくなってきましたが、まだまだだと思います。今のうちに気づけて本当によかったです。もしストレッチに通わず放置していたら、だんだん腰や膝の可動域が狭くなり、将来の腰痛や膝の痛みの原因になっていたことでしょう。

    ただの揉みほぐしのような「気持ちいいだけ」のものではなく、ストレッチに行くと涙が出るほど痛く、ぐっと我慢しながら施術を受けているのですが、終わってみると体が変化しているのがすぐに分かります。

    あとの空いた時間は、現在東京で開催されている内科学会にウェブ参加し、講演を片っ端から聴きました。すべて聴き終えるには1週間ほどかかると思いますが、自分の専門外の知識はこういう機会でないと勉強しないと思い、ひたすら耳学問をしました。おかげで、日頃私が携わっていないがん治療や、その他の疾患についても、随分知識がアップデートされました。

    やはり年に1回ぐらいは、こういう学会にきちんと参加して勉強しないといけないとつくづく感じたところでした。

    萌の里「ナミ像」

  • ついにチャングム最終回(54話)

    南阿蘇の久木野に、かつて「木の香(このか)湯」という温泉がありました。熊本地震で被災し、修理不能のため閉館を余儀なくされていたのですが、私自身、あのお湯がとても気に入っていただけに、ずっと残念に思っていました。

    あれから10年。なんとこの4月にリニューアルオープンしたというニュースを目にし、居ても立ってもいられず、早速今日足を運んできました。

    場所は熊本空港から俵山方面へ向かい、二つ目のトンネルを過ぎてまもなく左に曲がったところにあります。以前の施設を改修したのではなく、完全に新築された建物はとても綺麗で、サウナも併設されていました。

    お湯は無色透明で無臭ですが、成分表を見ると「硫酸塩泉」とあります。驚いたのはその効果です。風呂上がりには肌がすべすべになり、しっとりと潤っているのが分かります。たった一度の入浴でこれほど肌質が変わるとは、正直驚きました。

    また、温泉の素晴らしさもさることながら、サウナの環境が実に見事でした。サウナ室の窓からは中岳や高岳が一望でき、火照った体で外気浴用のチェアに腰掛けると、阿蘇の澄んだ空気が何とも美味しく、全身がリフレッシュされていくのを実感します。目の前に広がる雄大な阿蘇を眺めながらの外気浴は、まさに夢のようなひとときでした。

    久木野には「四季の森」という老舗の温泉もあり、そちらのサウナも良いのですが、あいにく外気浴のスペースがありません。今回、改めて阿蘇の外気の心地よさに気づかされました。クリニックから車で40分ほど。これほど素晴らしい施設が復活してくれたのは大きな喜びです。これから阿蘇へ通う機会がますます増えそうです。

    そして、今週末のもう一つの大きな出来事は、連日根を詰めて視聴していたドラマ『チャングムの誓い』がついに最終回を迎えたことです。

    チャングムの波乱万丈な人生がどのような幕引きとなるのか見守っていましたが、期待を上回る感動的なフィナーレでした。 王様の料理人(水刺間:スラッカン)から医女へと転身し、そのひたむきな努力によって、当時最高位の医師にまで登り詰めたチャングム。この物語は完全なフィクションではなく、実在の人物がモデルになっているそうです。

    ドラマとしての脚色は当然あるでしょうが、現代の医師の視点で彼女を観察すると、一種の「発達障害(特性)」を持っていたのではないかと感じさせます。自分の興味がある分野にどこまでも突き進み、並外れた能力を発揮する。まさにその特性をポジティブに活かしたキャラクターとして描かれていました。

    一方で、彼女の育ての親は、今でいう「ADHD」的な傾向を持つ夫婦として描かれています。多動で多弁、けれどどこか憎めない愛嬌のある性格。心療内科も担当している身としては、こうしたキャラクター設定の妙が非常に興味深く、物語をより深く楽しむことができました。

  • 口内炎を水素吸入で治した

    数日前から私を悩ませていた口内炎。喋るのも辛いほどの痛みでしたが、今回はあえて薬に頼らず、クリニックにある「水素吸入」でその効果を試してみることにしました。

    いつもの倍以上の時間をかけて水素を吸入したところ、翌朝には驚くほど痛みが和らいでいました。2日目もたっぷりと吸入し、あわせてビタミン摂取も再開したところ、すっかり完治。その即効性に私自身も驚いています。

    「回復力」は「抗酸化力」

    若い頃に比べて口内炎の治りが遅くなったと感じるのは、単なる老化ではなく、炎症を抑える力——すなわち「抗酸化力」の衰えかもしれません。 吸入された水素分子は血中に入り、炎症部位で悪玉の活性酸素と反応して消去してくれます。これが水素の持つ強力な抗炎症作用です。ステロイドのような副作用の心配がなく、自然に炎症を鎮めてくれる水素のメリットを、身をもって実感する貴重な体験となりました。

    現在、クリニックでは発熱外来のピークが落ち着き、吸入スペースにも余裕が生まれています。これまで発熱患者さんが多くて水素吸入があまりできませんでした。回数券をご購入の患者様には大変ご迷惑をおかけしました。ぜひこの機会に「炎症ケア」を再開しにいらしてください。

    断捨離から生まれた「さつまいも甘酒」

    話は変わりますが、私はほぼ毎日、小豆を米麹で発酵させた「小豆甘酒」をデザート代わりに楽しんでいました。最近では中華屋さんのレジ横で見つけた緑豆を使った「緑豆甘酒」にも凝っているのですが、先日、さらなる新メニューが誕生しました。

    キッチンの断捨離をしていたところ、さつまいもが1個出てきたのです。 「これで甘酒を作ったらどうなるだろう?」 ふと思い立ち、茹でたさつまいもを米麹と混ぜ、60度で6時間発酵させてみました。

    出来上がったのは、クリーミーな「金時あん」のような、濃厚でリッチな味わいのデザート!この「さつまいも甘酒」、一度食べるとやみつきになる美味しさです。

    身の回りの整理(断捨離)をすると、こうした思わぬ発見や新しい楽しみが見つかるものですね。美味しくて健康にも良い自家製甘酒、皆様もぜひ試してみてください。

    イオンモール嘉島(クレア)内のインド料理BISHNUのカレーセット ここは美味しいお店です!