春分の日でした。昨日までの大寒波が嘘のように、暖かく気持ちの良い晴天となりました。休日とはいえ、私はいつもの木曜と同じように、いくつもの老人ホームを訪問診療して回りました。他の日は別の患者さんでスケジュールが詰まっているため、祝日でも休むことができません。
昨日、ゴルゴンゾーラチーズが好きだと書いていて、思い出したことがあります。先日、下通りを歩いていた際に、イタリアンレストラン「イタリアーナ ラ ブッカ」がオープンしているのを発見しました。そのときは別の店に行く予定だったため、「また今度行こう」と思っていましたが、ちょうど祝日で良い機会だったので、さっそく訪れてみました。
オープンしたばかりということもあり、アルバイトの店員さんが、お皿を運びながらぎこちなくカタカナのメニューを説明してくれました。イタリアンといえば、パスタやピザの店を思い浮かべるかもしれませんが、ここはコース料理が提供されるおしゃれなレストラン。前菜、パスタ、魚料理、肉料理、デザートという構成です。今日はそこまでお腹が空いていなかったので、アラカルトで2皿注文しました。もちろん、ひとつはゴルゴンゾーラのクリームパスタ。絶品でした。
私はイタリア料理も大好きです。(当クリニックのロゴをよーく見てもらうと、イタリア国旗の配色になっているのがわかると思います)
大学生時代、イタリアのミラノでレストランに入り、コース料理を食べたことがあります。本場のイタリアンでは、パスタはコースの〆ではなく、サラダの次あたりに提供されます。当時若かったにもかかわらず、パスタまで食べた時点で満腹になってしまい、その後のメインディッシュが入らず、悔しい思いをした記憶があります。また、家族でナポリを訪れた際には、本場のピザを堪能しました。これも絶品。イタリア料理はどうしてこんなに美味しいのでしょうね。
ふと気になり、イタリアンのコース料理について調べてみました。一般的な構成は以下の通りです。
- アンティパスト(前菜) 生ハムやカルパッチョなど
- プリモ(パスタやリゾット)
- セコンド(メインディッシュ) 肉や魚料理
- コントルノ(付け合わせ) サラダやグラタンなど
- ドルチェ(デザート) ティラミスやジェラート
- カフェ(コーヒー) エスプレッソやカプチーノ
- リキュール(食後酒)
ついでに、イタリアンレストランの名称と格式についてもまとめてみました。
- リストランテ フォーマルで高級なレストラン
- トラットリア カジュアルで家庭的な雰囲気のレストラン
- オステリア 居酒屋のような雰囲気の店
- ピッツェリア ピザやパスタを中心とした店
- エンオテカ ワインバー
- ビストロ 家庭的な雰囲気の小さなレストラン
日本のレストランでも、「トラットリア〇〇」などの名前がついていることがありますが、こうした格式や雰囲気を表しているのですね。
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