むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • Google

    Googleといえば、検索サイトではダントツのサイトで、知らない人はいないでしょう。ただ、検索だけでなく、GoogleMapsは最も使いやすい地図サイトで、携帯用のアプリもあり、カーナビにも使えるので、みなさんご存知でしょう。また、私の場合マックとウィンドウズを行ったり来たりしているため、作った書類などはほとんどGoogleDriveにアップしています。今思えば、これがクラウド体験の始まりでした。手元のパソコンにMicrosoft Officeが入っていなくてもネット回線だけあればGoogleDriveのワープロも表計算もスライドも扱えるのです。今では、DropBoxとか、アップルのiCloudとかマイクロソフトのOneDriveなどなど各社が似たようなクラウドサービスを展開しているので、それぞれ使い分けています。

    ところで、今日、そのGoogeMapsからクリニックに撮影に来ました。なんと、ストリートビューでうちのクリニックの中まで入って見られるようになるのです。ストリートビューはGoogleMapsで地図情報をクリックすると地図からまるでその場所の路上に立っているかと錯覚するようなバーチャルな世界に入れるものです。もしご存知なければ、パソコンやスマホでGoogleMapsの好きな場所をどんどん拡大して行ってみてください。あとは、右左上下など好きな方向を見ることができます。

    今日撮影がありましたので、来週にもうちのクリニックは駐車場から玄関、そして待合室から診察室へとGoogleMapsでバーチャルに入っていけます。お楽しみに。

    Googleといえば、就職したい人気ナンバーワンの会社ですが、私たちが大学生だった頃はまだ存在せず、誰もそんな会社に就職など考えなかったものです。当時はソフトバンクもNTTドコモもまだありませんでした。産業というのはどんどん新しいものが生まれ、そして古いものは廃れていきます。私が大学生だった頃はバブルの最後の方で、銀行や金融は驚くほど景気が良く、就職する際にも学生の取り合いで内定した学生をホテルに缶詰にして他社の面接に行けないようにしたりしていた時代でした。それが今では、多くの銀行が倒産し、そしてその頃夢にも見なかったネット会社の時代となったのです。

    ということは、今からうちの子が大学に行って就職する頃には、まだ世の中に存在しない会社がこれからの新しい時代を牽引していくことになるのでしょう。

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  • 初めての往診

    「初めてのおつかい」ならず「初めての往診」に行ってきました。朝からいつものようにクリニックで外来をしていたら、以前見ていた患者さんの家族から往診依頼がありました。ちょうど今日の午後は休診だったため、急遽出向くことにしました。

    聴診器や患者さんの情報を持って、どんな状態だろうかと思って診察に向かうと、意外なほどお元気でほっとしました。これで、これからも往診を頼まれたらなんとかできそうだという自信が出ました。なんでも初めてするというのは気持ちの上でハードルが高いのですが、やってみるとなんとかなります。

    往診から帰ってくると、案外心地よい風が吹いていたので、クリニックの芝生に水をまいたり雑草を草取りしました。45Lポリ袋いっぱいになりました。随分蚊にも刺されましたが、汗もかいたので、そのままランニング用のウェアに着替えてクリニック前にある熊本県立大学グラウンドで1周1キロのコースを走りました。開業前はコンスタントに走っていたのですが、このところあまりの忙しさで、クリニックをオープンするまで一切走らないぞ、と心に決めていたのですが、はれてオープンし、1週間が経ち、仕事もひと段落したので、いい機会でした。前回いつ走ったんだろうと思って記録を探したら、ちょうど1か月前でした。

    1か月、全く走らなかったというギャップは、筋力の衰えにもろ出てきます。今日は無理せずグラウンド2周で終了です。膝や腰が痛くならなければ明日も走れますが、ここでいきなり無理すると長続きしません。焦らずゆっくりです。別に記録を狙うわけでなく、健康と楽しみと、ストレス解消のためですから、あまり追い込んだ走りは必要ないのです。

    当クリニックで心療内科の患者さんを毎日見ていますが、みなさん真面目で仕事もできる人たちです。それが、人事異動や転職あるいは熊本地震の後の多忙な環境などいろいろな原因が相まって心のバランスを崩していらっしゃいます。今までできていた仕事が急にできなくなった、という自信喪失感や胃が痛い、動悸がする、息切れする、めまいがする、眠れない、などの症状は心臓や胃に問題があるわけでなく、心の問題です。心といっても、甘えているわけでもないし。気合いが足りないわけでもありません。自分に鞭を打ちすぎないようにして、自分に逃げ道を作ってあげましょう。

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    八代の友人から信楽焼のフクロウをいただきました。

  • 健康体

    新入職の皆さんの雇入れ健診は、福利厚生を兼ねて無料で当院で行いました。私は院長なので、健診はいらないのだろうと思っていたら、放射線管理者(院内でレントゲンを撮る責任者)なので、最初に一度は健診がいるらしかった。そこで、職員みんなと同じように自前の健診を受けました。

    意外なことに、視力は1.2/1.0くらいあり、裸眼で良く見えています。採血をすると、血圧、肝機能、腎機能、脂質、貧血、すべて異常なしのパーフェクトボディー。まあ、数億の借金を抱えてこれから事業を始めるのに病気があってはいけません。こんなにいい数値が出たのは嬉しいことですが、数ヶ月前にもらった霊芝を薄いお茶のようにして飲んでいるのが効いているのではないかと思います。この霊芝をいただいた社長さんによると、治りにくい肝炎でもこの霊芝の煎じ液を飲んで治った人はたくさんいるとのことです。

    土曜日の外来は予想通り若い世代が多く、いろんな悩みの相談を受けました。妻が精神科医で、金、土は手伝ってくれているので、ちょっと悩みが深そうな患者さんの場合、妻の外来にまわって頂きました。お近くの先生からのご紹介もあり、徐々に当クリニックも認知されてきています。

    錦ヶ丘にBio天粧と言うマクロビの店があるのですが、マクロビのお客さんは無農薬野菜や菜食主義(ベジタリアン)などに興味ある人が多いです。私も、ちょくちょくこの店に行き、玄米、野菜、パン、紅茶や醤油など買うのですが、買い物に行ってみたら北海道が水害でニンジンは全滅し、次の入荷は十月中旬までありません、とのこと。最後のニンジンをどうぞと言われたので、買ってきました。ついでに、漢方相談は当クリニックへどうぞと、宣伝してきました(笑)。

    これまで経理のことなど全く知らなかったのですが、税理士さんが、納品書、請求書、領収書は3点セットでとっておいてください、とのこと。今まで領収書はきちんととっていましたが、納品書はきちんととっていません。アマゾンで買った本などの場合はダンボールに入ってきた納品書は即ゴミ箱に入れてました。請求書は探せばあるかも・・・。こんな世の中の常識も知らずに今まで過ごしていました。開業とは、社会勉強です。

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  • 台風接近

    週末は台風が接近中ですので、まだ雨風がひどくならないうちに準備しておきましょう。

    風で飛びそうなものは片付けておく。バケツなどには水を入れておく。ガソリンを満タンにしておく。少しでいいので食料をストックしておく。懐中電灯や予備の電池の準備。スマホは充電し、予備バッテリーもチャージ。そして、雨風がひどくなったら外出しないことです。

    地震と違って、台風は天気予報が正確に当たりますから、ちゃんとテレビなどで情報収集しましょう。

    クリニックオープン二日目は初日とはうって変わって静かな一日でした。以前見ていた数名の患者さんはわざわざ遠い当クリニックまで来院していただきました。今のうちに電子カルテに自分の使う薬剤などをきちんと作りこんでおけば、後から楽になります。

    午後は、五千円札のお釣りが足りなくなってきたので、銀行で両替。今回は両替機でスムーズにできました。あとは、厚生局の予約料設定のための書類作成、保健所の結核治療の医療機関申請。県庁では難病治療の医療機関申請。国保と社保に診療報酬の電子(オンライン)請求の手続き。前職場には無効になった保険証を送り返す。国立病院には開放型医療機関の登録内容変更。などなど、開業してからもとどめなく書類を書いては実印を押す毎日です。今では毎日実印を持ち歩いています。

    今日は土曜日。土曜は日頃仕事で病院にかかれない人が来院されるので前職場では午前中だけで50人は来ていたので、そのつもりで気合いを入れて頑張ります。ただ、天気には十分注意しましょう。

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  • 看板

    野立て看板というのは、クリニックはあちこちに立てていると思うが、どうやって地主さんを探したりするんだろうと思っていたら、次々と看板屋さんがプランを持ってやってくる。その中で、この交差点には欲しかった、というところをいくつかピックアップして、プランを煮詰めていく。結局、プロがいるからそこに任せればいいのだ。しかも、看板はリースになっており保険にも入っているので、看板が台風で飛んだとか、そういうときの心配もないらしい。

    そんな話で、当クリニックの看板が2箇所できました。クリニックのオープン前にクリニックの看板を出すのはフライングらしく、保健所や厚生局の正式な許可が下りるのは9月1日なので、それまではオープン予定、とかそういう文言のシールを貼っておき、9月1日になったらその部分を剥がすということになっているそうだ。

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    しかし、看板のリース代は結構高く、費用対効果は無視できないので、しばらく様子を見てクリニックの位置が認知されたらそこでまた見直そうと思う。