むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 「六本木クラス」みましたか

    先日TVドラマ「六本木クラス」が放映されたそうです。私はTVを見ないので知りませんでしたが、製薬会社のMRさんに見ましたか?と聞かれたので、そんなドラマができたのを知りました。これは、言わずと知れた韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」の日本リメイク版です。梨泰院というのがソウルの街でちょうど東京の六本木あるいは渋谷みたいなところなので、このネーミングに変わったものです。いつものようにネットフリックスを開いたら、なんとこの「六本木グラス」がオンディマンドで見られる事がわかりました。でだしの3分ほど見たら、あまりに原作とそっくりのキャスティング、ヘアスタイル、メイク。驚くほど再現性が高いのですが、ここまで似せるのならリメイクせず吹替で良かったのでは?と思わせるほどでした。残りは楽しみにとっておいたのですが、今日スポーツジムでランニングしながら見ました。ご存じの方も多いかと思いますが、この梨泰院クラスのテーマ曲は勇ましく勇気が湧いてくる雰囲気が漂っており、聞きながら走ると走りやすい!昔で言えば、映画「ロッキーのテーマ」みたいな感じです。

    この週末は3週間ぶりにフリーで、予定なしでした。予定がないと、久しぶりにしないといけないことが山積みで、かえって忙しい・・。と思っていたら、訪問診療をしている老人ホームでコロナ患者発生の連絡があり、保健所に発生届とか状態の報告書とかいくつもの書類を大至急提出しないといけない。家で書くこともできず、結局往診して必要なデータを集めました。施設の事務系の人たちは土曜午後ということもありみんな帰宅しており、看護師さんと介護士さんたちだけでお面のようなフィスガードを付けててんてこ舞いしていました。保健所とのやり取りだけでも相当大変です。濃厚接触者のリストを作ったり、食事の際に同室にいた人たちの名前や配置など事細かに報告書を作らないといけません。事務職、ナースに押し付けて帰宅するな!といいたい。

    結局、看護師、介護士さんたちは入居者さんの世話など全くする暇がなく、保健所対応しないといけません。かくいうコロナ陽性の患者さんは発熱しているものの割と元気で解熱剤だけで様子を見ているところで、抗原検査も薄っすらと線がみえて、陽性かも知れないというくらいの状態。重症も軽症も全部同じように把握して管理しようとする保健所の体制に無理があります。これで、熊本は一日1500人以上陽性者が出ているので、保健所職員も過労死するんじゃないかと思います。管理方法を変えるべきだと思います。

    花立にある魚屋「魚勢」に入っている坦々麺やさん。往診帰りに立ち寄り。益城にあった名店で地震のあと魚勢に移転しました。美味しかった!