むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • パン屋さんとクリニックと

    また台風が接近中です。沖縄の映像を見ると相当強いみたいなので、被害が心配です。このブログがアップされる時間にはすでにかなりの風雨となっているかもしれません。くれぐれもお気をつけください。私も、植木鉢や外に置いているごみ箱など飛んでいきそうなものは重石を乗せたりして固定しました。

    私は通常は糖質制限でご飯やパンはほとんど食べませんが、台風の時は念のためパンを買い置きすることにしています。停電したりして、食料に困らないようにするためです。おかずとしては、鯖缶を大量に備蓄しているので、心配ありません。そのパンですが、滅多に食べないので、せっかく買うなら美味しいものを買いたいという気持ちです。コンビニで買うのは最終手段です。今日はポンパドールで買いました。ところで、自宅の近くにパン屋さんがあったのですが最近潰れてしまいました。ここは3年くらい前から潰れそうな気がしていたので、予感が当たった感じです。

    パン屋は店も多く激戦だと思います。まず何と言ってもコンビニと戦わないといけないので、ハードルが高いです。コンビニはどんどん新商品が出るし、サンドイッチから菓子パンまで品揃えも豊富です。そこにパン専門店として戦うには、やはり本物志向で高品質でないといけません。クリニックの近くにとても繁盛しているパン屋さんがあります。売れているところと潰れてしまうところを見ると、やはり商品の魅力が全然違う気がします。我々医療業界も同じだと思います。病院はいくつもあるけど、遠くてもわざわざ行く価値があると言っていただけるよう努力したいと思っています。

  • 北海道で大地震

    北海道で大きな地震が起こりました。毎日のように日本各地で自然災害が報道されます。当事者の皆さんは本当に辛いことと思います。これまで培ってきた幸せや財産があっという間に消えてしまいます。日本の財政も苦しい中、防災や災害復興にかかるお金は計り知れません。この数年はずっと大規模な災害が続いているため、国力も落ちてしまうのではないかと心配です。災害に遭われた皆さんも、気を落とさず乗り切って欲しいと思います。熊本もこうやって復興してきています。後ろを向いて悔やんでも仕方ありません。隣近所助け合いましょう。国や自治体も助けてくれるでしょうが、いざという時はやはり自分たち自身のサバイバル力です。なんとかなるという前向きな気持ちで行くしかありません。

    実は昨日犬の散歩をしながら夜空を見上げた時、ふと「また地震がきたら嫌だな、でも震度7を2度も経験した私たちにこれ以上のものはないだろうから、心配なくてもいい。あの時もなんとななったんだから」と久し振りに地震のことを予感しました。朝ニュースを見てびっくりでした。私は、熊本地震の時は実際に地震が来る2年くらい前から不安な気持ちがだんだん強くなって、米やインスタント食品を必要以上に備蓄する毎日でした。漠然と災害を予感していました。1度目の地震の後も、もうすぐ2回目が来ると予感していました。ただ、本震がきたのは予感より1日早かったのでびっくりしました。

    私は鍼治療もしますが、針を体にさすだけでどうして患者さんのいろんな訴えが治るのか?これは、私の力ではなく、針で皮膚に穴を開けて筋肉までアースすることで天と地の気が患部に回るのだろうと思います。鍼治療をする時は、そのような天と地の気を意識します。毎日犬の散歩中には夜空を見上げて月、金星、木星、火星と確認しながら太陽系の地球とその他の惑星の位置関係を頭に描きます。おそらく太古の人たちも同じだったろうと思います。このように、常に天と地の気を意識していると、地震の際の嫌な気も感じることができるのかもしれません。

  • 逃げるは恥

    「逃げ恥」といえば、一世を風靡したTVドラマを思い出しますが、今日はその話ではありません。今回の豪雨で100人を越す尊い人命が失われました。気象庁は数年前から以前の警報の表現を変えて「50年に一度の大雨が予想されます」とか、「まずは命の助かる可能性の高い行動をとってください」と警告トーンを高めて来ました。しかし、災害のたびに亡くなる人の数は減ることはありません。結局、日本人にはあの様な警告はなんのことはない「ひとごと」なのです。なぜかということをずっと考えていました。そして行き着いたのが、「逃げるは恥」という文化です。おそらく鎌倉時代くらい迄さかのぼった武士道に端を発すると思うのです。源平合戦で平家はチリジリバラバラに山奥へ逃げて現在に至ります。熊本も山間部に行けばその子孫の姓を持った人たちはたくさんおられます。おそらくこの頃から逃げるは恥という気持ちが脈々とながれているとおもいます。そして、昭和の第二次世界大戦でも銃を持ったアメリカ兵と竹やりで戦ったご先祖がいます。怖かったでしょうが、逃げるは恥という気持ち一つだったと思います。

    そういう武士道や、精神的な美学に通じる「逃げるは恥」があだとなって大雨の警報が出ていても先祖代々受け継いだ土地を離れることをせず無謀にも自然相手に戦ってしまうのではないかと思います。アメリカだったら、台風(ハリケーン)の進路予想を見て1週間前からさっさと休暇申請を出してとにかく逃げます。車で行けるところまで行きます。そういうサバイバルの文化があります。

    では、日本人を逃げさせるにはどうしたらいいでしょうか?携帯でうるさくキンコンと警告音を鳴らしてもなんの意味もないのはこれまでの地震や水害でよくわかりました。結局、隣保みんなで声を掛け合って「みんなで」逃げることです。日本人が一番弱い言葉は、「みんなやってますよ」という言葉です。単一民族ですから自分だけやっていないことにとても不安を感じるのです。そういう心理作戦以外ないと思います。

  • 大阪地震

    大阪で地震があったそうですね。速報は聞きましたが、朝から晩までずっと忙しく、全くニュースを見る暇がありませんでした。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。熊本でもあれから2年ですが、まだ復興半ばです。最近は復興するスピードより壊れてしまうスピードの方が早くて日本中あちこち大地震の被害が続きます。最近は関東で地震が多いと思っていたところ大阪ですから、地震予測なんて本当にあてになりません。

    今日患者さんと大阪の地震のことを話していて、納得したことがあります。熊本が大地震を経験したからこそたどり着いた心境だと思います。それは、屋根だけちゃんと治って雨が漏らなければあとはなんとかなる、です。確かに私のうちも屋根が壊れて雨漏りしたので、梅雨の時期はバケツを並べて大変でした。ポタポタと部屋の中で雨の雫がバケツに落ちる音を聞くたびに気持ちが沈みます。忙しい中、屋根修理にきてくれた大工さんには本当に感謝です。しかし、屋根さえ治れば確かに気持ちよく眠れます。壁紙が破れていても、塀が傾いていてもなんて事ありません。うちはまだ修理していません。朝から晩まで仕事で家にいませんから、寝るだけなら本当に雨さえもらなければいいのです。

    地震の被害にあってこそ、体が無事で寝るところさえあればなんとかなるという心境に達します。(実際には電気、水道といったライフラインも必要でしたね)ただ、地震だけでなく、水害や火山の噴火、火災、落雷など自然災害はいつどこに起こるかわかりません。そのような際に、自分の財産や利益を守るのも必要でしょうが、助け合いの心、奉仕の心、お互い様という心がなによりの救いとなります。

  • ハザードマッップと指定避難場所

    熊本地震の本震から2年目の今日は肌寒く雨の降る一日でした。あの日の夜、こんな冷たい雨が降っていなかっただけでもラッキーでした。深夜に避難した中学校の校庭でビニールシートをしいて余震におびえた日のことは鮮明に覚えています。晴れていましたが相当寒かったです。もし今日のような雨だったらもっと悲惨だったと思います。実は、この地震が起こる1ヶ月ほど前に当院のホームページのために書きためた文章があります。そのうちいくつかはすでにブログにアップしましたが、まだアップしていないものがあります。なかでもずっと気になっていた文章があります。今日はその文章を以下に掲載させていただきたいと思います。

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    皆さんはハザードマップを見たことがありますか?災害はいつ起こるかわかりません。最近は異常気象と言えるような激しい気象現象も目立ちますから、地震、洪水、津波などの災害時にどのエリアが危ないとか、どこに避難したらいいかといった情報を確認しておいた方がいいと思います。

    市町村のホームページに情報が挙げられています。またあとで、と言わず、今からでも検索してみてください。たとえば、私が住む熊本市の情報は、熊本市のホームページで見ることができます。検索キーワードに「熊本市、ハザードマップ」といれると、洪水、高潮、地震、津波、液状化、に関するハザードマップが見られます。→ https://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=2121

    また、「熊本市、避難場所」と検索すると、各校区ごとに指定避難場所の情報が載っています。私のクリニックのすぐ近くに東稜高校と山ノ内小学校がありますが、いずれも指定避難所になっています。幸いこの辺りは高台にあり、洪水や津波の心配はほとんどありません。通常は、近隣に住んでおられる皆さんの健康と幸せを守るクリニックとして精一杯働きますが、万が一大規模な災害で大勢の避難者が出るような場合には、これらの避難所に最寄りのクリニックですから、避難者全員の健康を守る覚悟で日頃より準備しておきたいと思っています。これは、学校前のクリニックの責任だと思っています。

    あの日も、そしても今年も咲いている玄関先のガーベラ