むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 流し(シンク)を清潔にしましょう

    診察の際に、患者さんからブログ読んでますと言われると、思わずうれしくなってしまいます。今日は「弁当に卵焼きを入れてもらってきました」と言われる方もいて、書いたかいがあったと思いました。こうやって、一人でも多くの人に自分の健康管理をやってもらえば、幸せな人が増えます。体にいいことはたくさんブログにかきますが、全部真似する必要はありません。みなさんが、これは自分にとって大事そうだと直感したことは大事なことです。ピンとこなかったことは、今がそのタイミングではないのかもしれません。

    夏は食中毒に気をつけないといけません。野菜も火を通さずサラダにして食べる事が多いと思います。そんな中、気になるのはキッチンのシンクです。皆さん清潔にしていますか?シンクは生ゴミを三角コーナーに入れたり、中央のバスケットに入れたりします。当然その周りはぬめりが出て汚くなります。気がつけばカビが生えています。そのようなシンクできゅうりやレタスを洗っては、野菜が汚染されるかもしれません。

    少なくとも、食後に食器を洗ったら、お皿を洗うついでにシンクも洗うことをおすすめします。定期的に塩素系漂白剤(ハイターなど)を散布しましょう。また、最近は頻繁に手洗いする人が多いと思いますが、シンクや流しに石鹸泡が残っていると、石鹸がカビの餌となり汚くなります。石鹸の泡はきれいに流しましょう。石鹸はアルカリ性なので、最後にクエン酸やお酢を薄めた液体をスプレーするのも効果的です。石鹸はきれいに中和されて消えてしまいます。お試しください。

  • 「今度」はこないかもしれない;今を生きよう

    最近良く耳にする会話。「やっとコロナが落ち着いたのでそろそろみんなで飲みに行こうと思っていたら、またこんな状況になっていけなくなった。あの時行っとけばよかった。今度こそ、コロナが落ち着いたらパーと飲みに行きたいです!」というもの。私は大人になってからはあまりこういう発想をしないのですが、案外こういう人は多いみたいです。コロナが落ち着いたら、ということは、そういう日が今年来るか、来年来るか、もしかしたら一生来ないかもしれません。美人を食事に誘って、「こんど都合がいいときに連絡します」と返事されて「今度」を首を長くして待っているようなものです。そんな日が来るか来ないか誰にもわからないわけです。

    では、私はどう考えているか。それは、「毎日その日その日を充実したものにする努力をする。今日できることは明日に回さない。今を楽しむ」です。つまり、今日何をすれば最も充実した一日になるかを無意識に選択します。そう言っても、クリニックに12時間はいますから、寝る時間やお風呂の時間を差し引けばほとんど残りはありません。そういう毎日を充実したものにするにはどうすればいいか。

    それは、仕事そのものを楽しむことです。常に全力で仕事すれば、終わったときには今日も一日やりきったという充実感が残ります。人と比較して自分はだめだと思ったり、もっと楽しい人生はないかなど考える暇はありません。私の場合、幸わせなのは仕事で皆さんに感謝されることです。おかげさまで元気になりました、と言っていただけると疲れは吹き飛びます。

     

  • 忙しいときこそきちんと栄養を取ること

    このところ、毎日患者さんが多くて相当忙しくしています。待ち時間が長くなってすいません。スタッフ一同、一分一秒を大切に、効率良い診療に心がけています。そうかと言って、阿蘇や福岡などからわざわざ来た患者さんを3分でかえすわけにもいきませんので、しっかり話を聞いて、全症例に100%の力で望んでいます。お一人として手抜きはありません。〇〇さんは同僚で、私の紹介ですのでよろしく、とか言われることがあります。ご紹介いただきありがたいですが、全例に全力で臨んでいるため、よろしくと言われて対応がもっと良くなるということはありません。いつも精一杯やっています。

    こう忙しいと、食事もおろそかになります。患者さんと話していても、食事をきちんととっていない人が多いのには驚かされます。昼はビダーinゼリーだけとか、菓子パンだけとか、ザラです。その日は持ったとしても、そういう日が続くと次第に体調は悪くなり、メンタルも弱ってきます。急に動悸やめまい、不安、喉のつまりなどが出てきた場合、まずは自分の食生活を見直してください。肉や魚、卵などのタンパク質のとり方が足りていないと思います。弁当が可能なら毎日卵焼きを持っていきましょう。あとは冷凍食品の唐揚げやソーセージでいいです。とにかく肉卵、タンパク質です。麺、パン、おにぎりはやめましょう。

    当院はオーソモレキュラー医学を実践しています。精神科医の藤川徳美先生の栄養療法も積極的に取り入れています。多くのビタミン、ミネラル、プロテインなどをしっかり取り、体を作る治療法です。時間がかかりますが、じっくり確実に体調が良くなります。多くの人は本を読んでもキモ(大事なポイント)がわからずむやみやたらに実践しているようです。もし、やっていることに自信がないとか、効果を実感しない場合はアドバイスします。当院は保険診療ですので、サプリはご自分でネットから購入していただいています。何をどのくらい買ったらいいかはお一人お一人の体調に合わせてアドバイスしています。オーソモレキュラー医学は保険診療では、はっきり言って採算が合いませんが、栄養療法はとても重要なので、やってみたいとご希望ならきちんと指導します。

  • イソジンうがいはダメ!

    午後の外来で複数の患者さんから聞かれたことがあります。「さっきTVでみたんですけど、イソジンうがいがコロナに効くといってたので薬局に探しに行ったらどこにも売ってありません」とのこと。私はすかさず答えました。「イソジンのうがいは絶対にしないでください」と。年配の方は、昔風邪を引くとイソジンのうがいを病院でもらっていたことを思い出すかもしれませんが、今はそんな処方はしません。怪我したときも昔はイソジン消毒をしていましたが、今はしません。傷の治りが悪くなるからです。イソジンというのは殺菌力が強く、たいていの微生物を消毒することができます。アポロが宇宙から地球に帰還したとき、未知のウイルスを地上に持ち込む危険があったため、イソジンをロケットにふりかけたというエピソードが残っています。そこで、イソジンが新型コロナにも殺菌力を示すのは至極当たり前です。

    しかし、殺菌力があることと、うがいしたら予防になることは全然違います。理由その1;喉についたウイルスが感染(体内に入り込む)するのにかかる時間は10−20分と言われています。そこで、うがいで予防するには最低でも10分ごとにうがいしないといけません。まず無理です。そこで、WHOも厚労省も手洗いは推奨していますが、うがいは推奨していません。その2:イソジンは喉の粘膜を傷害します。何度もうがいすることで、喉の粘膜に傷が付き、ウイルスが体内に入りやすくなります。その3:喉には常在菌(善玉菌)がたくさんいます。悪玉菌や病原ウイルスなどと戦ってくれる善玉菌をイソジンで消毒してしまうと、バリア機能が失われます。

    そして、決定的なのは、被検者をイソジンでうがいするグループと水でうがいするグループの2群に分けて追跡すると、イソジングループのほうが風邪にかかりやすい事がわかっています。理由は上記1−3のとおりです。この結果から考えると、イソジンうがいをすると新型コロナにもかかりやすくなると考えられます。

    数年前から病院でイソジンのうがいを処方することはなくなり、市販でもほとんど流通しなくなりました。どうせならイソジンより水道水のほうがいいのですが、もっと有効なのは緑茶のうがいです。緑茶に含まれるカテキンの抗菌作用は安全で強力です。わたしは診察の合間にペットボトルのお茶(綾鷹など)をちょくちょく飲みます。これだけで感染予防になります。お茶はうがいのように吐き出さなくても飲み込めば胃酸の力で殺菌されます。これなら10分おきに可能です。

    今日の夕日。日が沈むと満月が登ってきました。

  • 夏こそスパイシーフードを!

    熊本は全国のニュースになるほどの猛暑です。今日は36Cくらいだったようですが、車の温度計で路上は41度を指していました。これほど暑いと、冷たいものが欲しくなると思います。アイスクリーム、ビール、ハイボール、など。それは体も冷えて美味しいですが、冷たいものを取りすぎると体がだるくなります。夏バテの原因となりますので、とりすぎに注意しましょう。

    去年何度かソウルに遊びに行きましたが、韓国人は夏でもアツアツのチゲ鍋をフーフー言いながら食べています。夏に辛くて熱い食べ物はいいですね。汗をかきますが、夏バテした胃の刺激にもなり、食欲が増します。インド人も、タイ人も暑いところに住む人達はスパイシーな食事をします。日本人は、夏といえば冷やし中華やざるそば、そーめんなどあっさりしたものを好みますが、夏こそホットなスパイシーフードの季節です。

    何度も書いたように、私は最近韓国料理にはまっており、週5回以上チゲ鍋とナムルを食べます。かなり味を極めて、美味しくできるようになりました。一方、私の甥がTVで話題の京大カレー部に入っていて「京大カレー部秘伝のスパイスカレーレシピ」という本を出版しました。彼らはカレーにハマっているようです。カレーで思い出したのですが、東京にいる私の息子が近所のカレー屋にいったらインド人に「学生さん?何部?」と聞かれたので、軽音楽部と答えたそうです。インド人は、この大学には音楽の学部があったんだ、といっていたそうです。「何部?」と聞かずに「学部は?」と聞きたかったのでしょう。日本語は難しいですね。