むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 甘酒を自作しました

    夜になり、また雷雨になってきました。それにしても日中は蒸し暑くてきつかったですね。エアコンを強めにしていないと仕事になりません。昨日、奄美の乳酸飲料「みき」について書きましたが、急に思い立って、ヘルシオをつかって甘酒を仕込みました。朝仕事に出るときにご飯と麹をまぜてスタートボタンを押しただけ。帰宅したらバッチリ甘酒が完成していました。うちのご飯は白米と玄米を半々に混ぜて炊いているので甘酒も玄米のプチプチ感があります。雑穀を使って甘酒にすると更に栄養価が高い物ができます。味も雑穀のブレンドによって変わってくるので、いろいろ試すと面白いと思います。夏バテ対策に飲む点滴の甘酒、おすすめです。

    さて、金曜日の仕事の後は、「うつ病治療を栄養面から考える会」という勉強会があり、クリニックの待合に置いている「食べてうつヌケ」の著者の奥平智之先生の講演をZOOMで聞きました。基本は、当院でも患者さんの採血をして鉄欠乏や蛋白不足の人に食事指導をしているのと同じ内容でした。この分野の先駆者のお一人です。いい勉強ができて満足です。

    奥平先生も講演で言われていましたが、ほとんどの人がマグネシウム不足だそうです。マグネシウムはカルシウムと拮抗して筋肉の緊張を緩めてくれる働きがあります。眼のぴくつき、足のつり、肩こり首コリ、高血圧などいずれもカルシウムとマグネシウムのバランスが悪い症状です。マグネシウムは野菜や海藻に含まれているのですが、吸収が悪いので相当食べないと十分量が取れません。おすすめは「にがり」です。スーパーに売ってあるにがりをお茶や味噌汁などに数滴入れてのむ習慣をつけましょう。私は職場に持参する魔法瓶のお茶には毎日にがりを混ぜていきます。