むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • わずかな煩わしさを排除する

    こちらのホームページは、当院が開業した際に福岡のインターネット会社へ依頼してデザインしてもらったものです。買い取り型で運用していたため、開業以来10年間、大きなソフトウェアのアップデートを行わないまま、ブログを書き続けてきました。

    しかし、ブログを書く際に使っているWordPressというソフトが、そろそろきちんとアップデートしないと正常に動かなくなってきたため、最初に依頼した福岡の会社にホームページのリニューアルをお願いしました。

    おそらくホームページをご覧になっただけでは、どこが変わったのか気づかれる方はほとんどいないと思います。しかし、私がブログを書くためのWordPressの画面は新しくなり、なんとなく新鮮な気持ちで今日もブログを書いています。

    さて、このところ新しいスポーツジムで運動を始め、もう少しで2週間になります。新しい環境がモチベーションにつながり、週に5日はジムで運動しています。以前チョコザップで走っていた頃よりも長く運動できており、消費カロリーもぐんと増えました。

    今は筋肉量が増えているためか体重はあまり変わっていませんが、基礎代謝が上がってきているので、これから徐々に体重も減ってくるのではないかと期待しています。

    唯一の問題は、新しいジムが以前よりほんの少しだけ遠いことです。遠いといっても歩いて3〜4分ほどなので大したことはありません。しかし、日が暮れた後でもうだるような暑さが続いているため、その数分歩くだけでも汗が出てきます。

    このわずかなストレスが運動へのモチベーションを下げてしまってはいけないと思い、普段ならこの程度の距離では使わない自転車を利用することにしました。この距離なら自転車で1分もかからずに到着します。歩くときの「暑くて嫌だな」というストレスを完全に取り除くことで、運動する習慣を無理なく維持できるのではないかと思っています。

    考えてみると、日常生活の中には、このような「ほんのちょっと嫌だな」と思うことが、続けたい習慣を妨げていることが意外と多いのではないでしょうか。変なこだわりを持たず、ストレスになることを一つずつ取り除いていくことで、やりたいことを継続しやすい仕組みを作ることが大切なのだと思います。

    今日、自宅でもそんな「ほんのちょっとした煩わしさ」を一つ解消しました。

    それは、たくさんたまってしまったポケットティッシュです。せっかくなので食事の際に使おうと、手の届く場所に置いていたのですが、ポケットティッシュは袋から取り出しにくく、意外と使い勝手がよくありません。

    そこで思いついたのが、中身をすべて袋から出して重ねて置いておく方法です。こうしておけば、食事中にテーブルへ食べ物をこぼした時や、口の周りを拭きたい時にも、さっと1枚取り出して使えます。

    このほんのわずかな工夫だけで、ポケットティッシュの消費は格段に進み、部屋もすっきり片付くはずです。

    このような改善できることは、探してみれば日常の中にいくつもあると思います。いつものやり方を何となく続けているだけでは気づきませんが、「もっと生活を快適にできることはないか」という視点で見直してみると、小さな改善点が次々と見つかります。

    これからも日々の生活を見つめ直し、小さな煩わしさを一つずつ取り除く工夫を続けていきたいと思っています。

  • マッコリ風飲料を作ってみた

    日曜日は休日当番医で仕事でした。事務スタッフも看護師も平日とほぼ同じ体制で出勤してくれましたが、幸いそれほど忙しくはなく、比較的穏やかな一日となりました。

    この時期はインフルエンザや新型コロナはあまり流行していませんが、高熱を伴う夏風邪の患者さんは比較的多く来院されました。胃腸炎の方も数名おられましたし、この季節らしく熱中症や蜂刺されで受診された方もいらっしゃいました。

    診療の合間には比較的時間に余裕があったので、本を2冊読むことができました。また、来月福岡で依頼されている漢方セミナーの原稿作りも朝から進め、何とか今日中に完成させることができました。一番気になっていた仕事が片付いたので、ほっとしています。

    さて、私の発酵生活の続きです。

    先日は、ヤクルトに使われている乳酸菌シロタ株を含むサプリメントを利用して市販の甘酒を二次発酵させたところ、ヤクルトによく似た風味の乳酸菌飲料ができたという話を書きました。

    これに気を良くした私は、今度は別の発酵にも挑戦してみました。

    日本では酒税法により、アルコール飲料を家庭で製造することには制限があります。そのため詳しいことは書きませんが、今回はマッコリのような物ができないか試してみました。

    市販の甘酒は、お米を麹で糖化した飲み物で、アルコールは含まれていません。そこへ別の発酵菌を加えると、発酵が進んで炭酸が発生し、マッコリのようなものができます。

    ヨーグルトメーカーで40Cで一晩保温した後は、気温も高かったので、そのまま室温に置いて様子を見ました。仕事から帰って確認すると、香りもずいぶんマッコリ風に変化していました。

    冷蔵庫でよく冷やして味見をしてみると、甘酒の甘みは菌により分解され、私がイメージしていたような味わいになっていました。

    この時期は猛暑で過ごすのは大変ですが、発酵という点では気温が高いことが追い風になります。夏ならではの環境を利用しながら、これからもいろいろな発酵食品作りを楽しみ、腸活にも役立てていきたいと思っています。

    自家製ヤクルト。大量に作ったので飲み放題です!

  • 7月12日(日)は休日当番医です

    7月12日(日)は休日当番医です。急な発熱や腹痛など、内科系の一次救急に対応いたします。

    診療時間は午前9時から午後5時までです。

    発熱のある患者さんは、感染対策のため別待合をご利用いただきます。到着されましたら駐車場からお電話いただくか、受付で発熱があることをお伝えください。順番にご案内いたします。

    幸い、このところインフルエンザはほとんど見られません。新型コロナウイルス感染症も長らく診断する機会が少なかったのですが、この数日で数名の陽性者が確認されています。高熱がある場合には、念のため新型コロナの検査も受けられることをおすすめします。

    さて、土曜日は朝から大勢の患者さんにご来院いただき、待合室も座る場所がないほど混み合いました。待ち時間が長くなってしまった皆さまには申し訳ありませんでした。午前中だけで約70名の診察となりました。

    午前の診療が終わると、大急ぎで地域医療センターのヘルスケアセンターへ向かい、学校心臓検診を担当しました。学校心臓検診では、新学期の健康診断で心電図異常や心雑音などを指摘された児童・生徒さんを対象に、二次検診を行っています。今日も多くの学生さんを夕方まで診察しました。

    いつもより少し早く終わったので、何か食べて帰ろうと思い街まで歩いたのですが、まだ日が高く、本当に暑い一日でした。車の外気温計は40℃を表示しており、アスファルトの上はそれ程の暑さだったようです。ほんの数百メートル歩いただけでもぐったりしてしまいました。次回からは、日差しの強い時間帯には遮光性日傘も活用したいと思います。

    そんな暑い思いをしたにもかかわらず、一度帰宅してからはイオンモールのサウナへ行きました。外の暑さはつらく感じるのに、不思議なことにサウナの暑さは心地よく汗をかくことができます。サウナの後の水風呂が気持ち良いからなのかもしれません。温冷刺激を繰り返すことで、心身がリフレッシュできるように感じています。

    それにしても、今年の暑さも尋常ではありません。日中の外出はできるだけ控え、外で活動する際には十分な水分補給と休憩を心掛けていただきたいと思います。

    私は休日当番医のため、今週末も休みなく働き、来週まで合わせると13連勤になります。忙しい毎日ですが、できるだけサウナに行ったり、普段は食べないようなお店に立ち寄ったりして、気分転換を心掛けています。

    今日は銀杏北通りにオープンしたばかりの博多ラーメン「幸ちゃん」に行ってきました。こんなに暑い中、「やめておけばいいのに」と思いながらもラーメンです。博多ラーメンらしく、好みの麺のゆで具合を聞かれます。博多っ子なら「バリカタ」でしょうが私は「フツウ」でお願いしました。あまりの美味しさに、汗をかきながらスープまで完食してしまいました。たまにはこんな楽しみも悪くないですね。

  • 得意分野を伸ばそう!

    金曜日は朝からサッカーのワールドカップ、日本対スウェーデン戦があったようで、皆さん応援で忙しかったのだろうと思います。来院される患者さんはとてもまばらで、「この調子だと試合が終わってからどっと来られるのではないか」と思っていました。案の定、午後の診療はいつも以上に混雑したので、予想通りだったのではないかと思います。

    おかげで午前中は時間に余裕があったので、隙間時間は読書に充てました。今日読んだのは、勝間和代さんの『ズルい仕事術』という本です。

    「ズルい仕事」というのは勝間さんらしい言い回しですが、日本人は真面目すぎて要領よく仕事をすることに対して、「ズルい」と感じてしまう傾向があるという意味です。

    要領よく仕事をするということをもう少し具体的に言うと、自分の得意分野に集中して成果を上げるということです。日本では小中学校の教育で「苦手な科目も頑張りましょう」という考え方が根強く、例えば国語が得意で数学が苦手な人には、「数学も頑張りなさい」と言われることが多いように思います。

    一方、私が留学していたアメリカでは、幼い頃から得意分野を伸ばすことが重視されており、苦手なことを克服するよりも、自分の強みをさらに伸ばすような教育が印象的でした。

    日本では入試制度の影響もあり、多くの教科でバランスよく点数を取ることが求められるため、苦手科目にも力を入れざるを得ない面があります。それに対してアメリカでは、自分の得意分野を生かして進学していくという印象を私は受けました。

    大人になって仕事をするようになっても、本当は商品開発が得意な人、営業が得意な人、研究が得意な人など、それぞれに強みがあります。しかし、実際には得意分野とは異なる部署に配属され、苦手な仕事を担当することも少なくありません。

    そうした方は仕事そのものが大きなストレスとなり、効率も上がらず、体調を崩して欠勤がちになることもあります。それでも会社としては「もっと頑張れ」「要領を覚えろ」と励ますことが多く、その人の得意分野を生かそうという発想は、まだ十分とは言えないように感じます。

    現在、日本の一人当たりGDPは以前に比べて国際的な順位が低下しています。その背景にはさまざまな要因がありますが、仕事の効率や生産性の問題も一因ではないかと思います。利益につながりにくい雑務に多くの時間を費やし、「長時間働いた」ということ自体が評価されるような働き方が、まだ残っているのかもしれません。

    勝間さんは以前から、自分の得意分野を伸ばし、生産性を高めることで成果や収入につなげることが大切だと述べています。

    私もその考え方には共感します。これから日本は少子高齢化がさらに進み、人口減少も加速していきます。少ない人数で効率よく仕事をしなければ、今の社会を維持することさえ難しくなるでしょう。

    そうした時代だからこそ、苦手なことばかりに時間を費やすのではなく、自分の得意分野を生かして、楽しく、そして効率よく仕事をしていくことが、ますます重要になるのではないかと思いました。

    今日の彩り(いろどり)晩御飯。

    一の皿:酢の物(ゴーヤ、切り干し大根、パプリカ、もずく、みょうが)

    二の皿:サラダ(ベビーリーフ、パプリカ、ミニトマト)

    三の皿: グリル野菜(豚肉、ズッキーニ、なす、ミニトマト、パプリカ)

    四の皿: チキンとトマトの煮込み(手羽元、トマト缶、じゃがいも、人参、ピーマン、牡蠣)

    酢の物は作り置き。四の皿まで30分で完成。四から逆方向に作っていくと時短になる

  • 患者さんの思い込みは診察時に不利になる

    朝からだいぶ雨が降りました。いよいよ本格的な梅雨という感じです。週間天気予報を見ると、しばらく雨の日が続きそうです。おかげで気温はそれほど上がらず、比較的涼しい日が続きそうです。

    とはいえ、仕事中はマスクをしているため、どうしても体が熱くなり息苦しくなってきます。診察中は我慢してマスクをしていますが、終わったらすぐに外し、呼吸を整えながらカルテを記入する毎日です。

    この時期は、めまいや頭痛の患者さんが増える季節です。例年、当院に通院されている患者さんは漢方薬をうまく活用しながら乗り切っておられますが、今年も「五苓散をください」と、以前効果があった処方を希望して来院される方がたくさんいます。上手に使っていただければ、ご自身で症状をコントロールしやすくなると思います。

    学生さんの中には、朝から頭痛がひどくて起きられず、学校にも行けないという方が毎日のように来院されます。詳しくお話を聞いてみると、天気に関連した頭痛の方と、全く関係のない方に分かれます。

    天気頭痛の場合は五苓散が効くことが多いのですが、天気と関係ない場合は診断が難しくなります。多くはストレスが関係しているため、抑肝散加陳皮半夏などを試すことがありますが、呉茱萸湯が有効な場合もあります。患者さんごとに、どのような背景や病態生理で症状が起きているのかを考えながら治療方針を決めています。

    ところで、患者さんがご自身の症状について「更年期のせいで」「歳のせいで」と決めつけたり、「胃が痛い」「肺が痛い」などと原因や部位を断定して話されたりすると、診察の際に思わぬバイアスが生じることがあります。

    もちろん、更年期や加齢が原因である可能性もあります。しかし、それはさまざまな可能性を検討したうえで最終的に判断すべきことであり、最初からその前提で話が進むと、医療者側の思考が患者さんの仮説や思い込みに引っ張られ、他の可能性を十分に検討しにくくなることがあります。

    最近では、事前にAIへ相談し、考えられる病名を調べてから受診される方も増えています。それ自体は悪いことではありませんが、診察が最初からその病名を前提として進んでしまうと、やはり別の可能性を考える妨げになることがあります。

    もう一つ、診察で難しいのは、自分の症状をうまく表現できない場合です。外国人の方を診察するときは、まず症状を正確に把握するだけでも大変なことがあります。これは子どもの診察でも同じです。

    大人の場合でも、症状を詳しく言葉で表現するのが苦手な方は少なくありません。「すごく痛い」「超痛い」といった表現だけでは、診断に必要な情報が十分に得られないことがあります。

    例えば、ズキズキする痛みなのか、チクチクする痛みなのか、締め付けられるような痛みなのか、あるいは食後にもたれるような不快感なのか――そうした細かな表現は診断の大きな手がかりになります。症状をできるだけ具体的に表現していただけると、私たちも原因を絞り込みやすくなり、より適切な治療につながります。