むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 緑茶コーヒーダイエットの経過報告

    今週はじめに患者さんから本を借りました。緑茶コーヒーダイエットというものです。先日書いたのでまだ記憶に新しいと思いますが、もう一度書いておきます。コーヒーと緑茶を普通に入れ、1:1でミックスして毎食時1日3回飲むというもの。ラテのように乳製品が一緒になると大事なダイエット効果のある成分の吸収が悪くなるのでブラックコーヒーがおすすめとのこと。簡単なので、今週1週間毎日実践してみました。いつも朝からコーヒーを飲むし、昼は緑茶を魔法瓶にたっぷり作ってもっていくので、それをちょっと多めに入れて朝も昼もコーヒーと緑茶をダブルで飲むだけです。夕食時も緑茶はどうせ飲むので、その際コーヒーも入れてのみました。家庭ではミックスせず交互に味わいながら飲んでみましたが、お腹の中で混ざるから同じかなって感じです。

    さっき、体重を測ってびっくりです。正月太りした分がすっかりやせて、目標体重にあっという間に達しました。1週間で1.5kg痩せました。すごいです。これまで月曜断食とか炭水化物ダイエットとかいろいろ試しましたが、こんなに簡単に短期間で痩せたのは初めてです。私の通常のお茶やコーヒーの量のちょうど2倍位の摂取量となり、カフェインも2倍になっています。ダイエット以外の効果では、朝から頭が冴えて3時間半に及ぶ外来診療がノンストップでこなせます。疲れ知らずになりました。そして、犬の散歩をするときもとんでもなく速歩きになりました。ゴンはついてきてくれるので助かりますが、のんびり歩けなくなりました。カフェイン効果と思います。それでも私の場合眠れないことはなく、布団に入れば1分で眠れます。毎日の睡眠時間が5時間位なので布団に入ればすぐ眠くなります。

    話は変わって、iPhoneにワオン(イオンやマックスバリューで使う電子マネー)を取り込んでみました。どうやってチャージするんだろうと思い、イオンモールのチャージャーに携帯をかざしましたがうまくいきません。結局わかったのはアップルペイに登録したクレジットカードからリアルタイムにチャージできるということ。簡単です。ますます現金を使うことがなくなりました。

  • 学会参加の週末です

    今週土曜日は東洋医学会がオンラインで開催されるので、診療のあとはお勉強です。例年、学会といえば、新幹線や飛行機で出かけるだけで疲れてしまって。会場ではスライドを映写している暗い部屋でウトウト、でしたが、この1−2年はオンラインで参加できるため疲れ知らずです。家でコーヒーなど飲みながら講演を聞けば眠気もなく勉強がはかどります。さらに、後日オンディマンド参加もできるので、聞き逃したところも再度勉強できて、学会全体を余すところなく勉強できるようになりました。ほんとうにすばらしいです。

    私は漢方好きで医学部に行きました。高校生時代に漢方の凄さに魅了され、薬学部に進んで漢方メーカーに就職しようかと思ったこともありましたが、結局医学部に進み、漢方専門医となることができました。医学部では西洋医学しか教えてくれないので、卒後研修医時代から漢方を教えてくれる御船の牟田先生に弟子入りして、どんどん勉強しました。その当時の勉強仲間が今あちこちで活躍されています。

    漢方には日本独自の古方と呼ばれる流派がメジャーですが、中国で標準的な中医学とか韓国の韓医学(韓方)とか、いろいろな流派があります。私は中医学をメインに古方とか漢方薬理の理論をくみあわせて独自のやり方で処方しています。したがって、漢方を勉強したいという人が見学に来てもなかなか人に説明するのが難しいのが現実です。

  • 電話は時代遅れの象徴

    最近は医師会の講習会などもオンライン化されて、とても助かっています。自分の時間を確保しつつ、空いた時間に受講できたりするし、そうでなくとも出かけていかなくていいので移動の時間が節約できます。そうした中、医師会からのオンライン講習会で画期的システムだったのがあります。まず、講習会の案内がFaxできました。そして、申込みはFaxでとなっていますから(メールではなく)Faxしました。すると今度は受講に必要なログインパスワードは郵送しますとのこと。ものすごいシステム。どの時代のオンライン講習だろうと思います。全くオンライン化されていないシステムに驚きます。私は、インターネットが世の中になかった時代から、ニフティーサーブでメールをしていました。30年ぐらい前の話。いちいちパソコンのモデムに電話回線をつないでピートゥルルルーと接続音がなっていたのが懐かしい。しかし、当時メールはいちいち電話接続しないと送受信できなかったので、メールを送りましたと電話する人がいましたね。今は昔ですが、今の医師会のシステムはそれに近いところがあります。ノスタルジックです。

    そういう電子メールも時代遅れとなり、いまはSMS(ショートメール)やLINEのほうがよく使われます。これらは前置きを書かないのが原則でいきなり本文です。メールだと〇〇様、いつもお世話になっております。から始まり、本文のあとに、以上よろしくおねがい致します。むらかみ内科クリニック村上和憲と締めくくる定型文があります。とにかく無駄が多い。SMSだと用件のみ数行で終わりなので、時短まちがいなし。こちらのほうが時代に即していると思います。

    そう考えると、一番時代に即していないのが電話ですね。こちらが仕事中だろうと運転中だろうと相手の都合はお構いなしにかけてくる。そして、会話の内容は記録として残らないので、メモをとるしかない。大事な用件こそメールにすべきだと思います。

  • 体は季節変化の影響を受ける

    朝は昨夜の霧が残っていましたが、昼は暖かい日差しで春を感じますね。暖かくなると体も活発になり、いろんなことにチャレンジしたくなります。気分も盛り上がってきます。寒い間、膝や腰が痛かったのは軽くなるでしょうし、うつっぽかったのも改善する季節です。一方、高齢者は春に元気になりすぎて夜中も寝ないでウロウロしたり、気性が荒くなって家族と口論になったりと問題を起こしやすい季節でもあります。老人ホームのスタッフさんたちに言わせれば、そういうのを見ると春を感じると言います。体というのは不思議と季節の変化の影響を受けます。

    外界の影響を受けるといえば、片頭痛は不思議です。天気予報のように明日雨というのがぴたりと当たります。湿度の変化や気圧の微妙な変化を感じ取っているのです。気象敏感体質というわけです。こういう片頭痛は、気象をコントロールすることはできませんから体質をコントロールして頭痛が起こりにくくするしかありません。残念ながら鎮痛剤をどれだけ使っても体質改善はされません。その場しのぎの対症療法です。一方、漢方はしばらく飲むと体質が変わり、頭痛が起こりにくくなってきます。患者さんの体質を見ながらいくつかの漢方を組み合わせながら頭痛予防をしていきます。

    喘息も同じく気象の影響を受けます。遠くフィリピン沖に発生した台風でさえ、体調に変化をもたらします。片頭痛もですが、喘息もこのような気圧変化に敏感に反応します。特に春や秋は季節の変化でアレルギーが出やすいので、吸入薬などできちんと予防対策をとっておかれることをお勧めします。余談ですが、オノン(プランルカスト)という喘息治療薬(花粉症にも使います)が昨年来メーカーの工場が止まっている関係で手に入りません。その場合、シングレア・キプレス(モンテルカスト)という似た薬なら手に入るため、切り替えて処方しています。

  • 師走より忙しい3月

    夜に犬の散歩に出ようとしたら濃霧でした。数十メートル先は全く見えません。夜9時過ぎで東京便と思われる飛行機が上空を飛んでいましたが、無事着陸できたでしょうか?湿度100%で肌に優しい。神秘的でなんとなく気持ちいい。うちのゴンはぼんやりとしか見えないすれ違う人影に警戒していました。

    年末(師走)は慌ただしくバタバタしていましたが、3月も年度末で慌ただしいです。いろんなことが集中してきます。2月はあっという間に過ぎていきましたが、そのぶん3月にしないといけないことがたくさんあります。まずはいつものようにレセプトのチェックがあります。その後、漢方の講演会で座長を1つ、発表を1つ頼まれています。確定申告のため税理士さんに言われた資料を遅れないように手配しないといけません。4月から診療報酬が改定されるのでその説明会が厚生局主催のもの(必須)とその対策のためのWEB講演会もあります。漢方の学会(今回はオンライン)も3月にあります。毎日が目まぐるしく、今できることは今しておかないと少しでも後回しにするとノルマが山積みになってとんでもないことになります。

    昨日書きましたが、ダイエットにいいらしいという緑茶コーヒーを飲んでみています。緑茶とコーヒーを別々に作って1:1でミックスするだけです。サーモスの魔法瓶に入れて昼ごはんのときにも飲みました。コーヒーだと診察室で飲むと香りが良すぎて気が引けますが、緑茶で割ると香りが消えて(味気なくなりますが)診察の合間に飲んでもさほど気が散りません。しばらく続けてみようと思います。自宅では、味と香りを楽しみたいのでお茶とコーヒーを別々についで交互に飲んで見ています。そのほうが満足度が高いです。