むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 電話は時代遅れの象徴

    最近は医師会の講習会などもオンライン化されて、とても助かっています。自分の時間を確保しつつ、空いた時間に受講できたりするし、そうでなくとも出かけていかなくていいので移動の時間が節約できます。そうした中、医師会からのオンライン講習会で画期的システムだったのがあります。まず、講習会の案内がFaxできました。そして、申込みはFaxでとなっていますから(メールではなく)Faxしました。すると今度は受講に必要なログインパスワードは郵送しますとのこと。ものすごいシステム。どの時代のオンライン講習だろうと思います。全くオンライン化されていないシステムに驚きます。私は、インターネットが世の中になかった時代から、ニフティーサーブでメールをしていました。30年ぐらい前の話。いちいちパソコンのモデムに電話回線をつないでピートゥルルルーと接続音がなっていたのが懐かしい。しかし、当時メールはいちいち電話接続しないと送受信できなかったので、メールを送りましたと電話する人がいましたね。今は昔ですが、今の医師会のシステムはそれに近いところがあります。ノスタルジックです。

    そういう電子メールも時代遅れとなり、いまはSMS(ショートメール)やLINEのほうがよく使われます。これらは前置きを書かないのが原則でいきなり本文です。メールだと〇〇様、いつもお世話になっております。から始まり、本文のあとに、以上よろしくおねがい致します。むらかみ内科クリニック村上和憲と締めくくる定型文があります。とにかく無駄が多い。SMSだと用件のみ数行で終わりなので、時短まちがいなし。こちらのほうが時代に即していると思います。

    そう考えると、一番時代に即していないのが電話ですね。こちらが仕事中だろうと運転中だろうと相手の都合はお構いなしにかけてくる。そして、会話の内容は記録として残らないので、メモをとるしかない。大事な用件こそメールにすべきだと思います。