むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 痛みと漢方

    「痛みと漢方を学ぶ会」という勉強会が毎年この時期に開催されます。今回は第8回でした。私はほぼ最初からこの会に参加して、痛みを漢方でいかに治療するかというとてもマニアックな会で勉強しています。内容は痛みに特化しているため、演者の先生も麻酔科出身の方が多く、とても専門的な話を聞くことができます。今年のテーマは「血虚にまるわる痛みの漢方治療」ということで、難治性の痛みに血虚がいかに関与しているかを紐解く勉強会でした。

    私が痛みの治療に血虚を意識するのは、帯状疱疹後神経痛とか、坐骨神経痛で足の裏に何か踏みつけたような違和感があるとか言われる時です。血虚治療の基本処方である四物湯を使います。もちろんこれだけでは治らないのですが、他の処方に合わせることで治療効果がアップします。血虚は目に見えて存在する病態ではなく、そこにあると思ってみないとわかりません。いわば、心の目でみて診断する感じです。したがって、漢方の初学者にこういう所見があれば血虚の存在を疑うと説明するのが難しいです。

    難治性の疼痛というのは漢方診療をしているとよく相談されるため、私たちも常に知識をアップデートしておかないといけません。今日は血虚だけでなく、痰湿が影響している話も聞きました。このあたりをうまく理解して治療に繋げることができれば、痛みから救われる患者さんも増えることと思います。私も、今日学んだことをしっかり落とし込んで、来週からの診療に役立てたいと思います。

  • オキシリアで若返り中

    当院は開院8年がたち、9年目に入っています。そんな中、患者さんにお配りしている診察券のID番号が今週ついに2万を超えました。毎日、新規の患者さんに受診していただいて、ここまで来ました。これからも皆さんの期待に応えるべく、精一杯診療に励みたいと思いますので、よろしくお願いします。

    ところで、私は昨年12月からオキシリアというサプリを飲んでいます。ニナファームが開発したアンチエイジングのサプリです。抗酸化、抗糖化、ミトコンドリア活性化などの働きがあるサプリです。飲み始めてすぐから疲れにくくなり、仕事がどんなに忙しくても次の日も元気に働けるという変化に驚きました。それからしばらくして、私の肌がどんどんなめらかになり、まるで赤ちゃんのほっぺたのようにすべすべで柔らかくなってきました。肌の調子が明らかに良くなっているように感じます。

    それからさらに何週間かたち、今度は髪の毛に変化が出てきました。実は、前に髪を切ってからすでに2か月以上たち、そろそろ切らないとボサボサで見苦しいのですが、このところずっと忙しくて全然切りに行く暇がありませんでした。ところが、先月までとうって変わって、髪質がしっとり滑らかでやわらかくなり、ボサボサなのにきれいにまとまってくれるので、朝から手で撫でるだけで一日気にならずに過ごせます。自分でも驚くべき変化です。

    あまり書きすぎると、疑われそうなので、若返りつつある自分の変化を密かに喜んでいたのですが、誰が見てもわかるほど変化してきたので、ちょっと書いてみました。あとは目の周りのシワが取れれば、とても嬉しいです。皮膚のシワはコラーゲンの老化です。当然、酸化と糖化が問題です。実際、少しシワも取れてきた気がするので、今後に期待しています。

  • 人はみな輝いている

    毎週木曜の早朝、私は「経営者モーニングセミナー」という集まりに参加しています。これは、会社を経営する社長さんたちの自己研鑽のための勉強会です。大企業の有名な社長さんから、創業したばかりの若手経営者まで、参加者の層は幅広く、いろんな人が集まります。経営者というのは普通の集団と比べて個性的で、それぞれがきらっと光るものがあります。話すだけで元気をもらえるようなパワーを皆が持っているので、そういう人たちが50人も集まると、すごいエネルギースポットとなります。

    私も仕事柄、患者さんから「不思議と会って話を聞いてもらっただけで元気が出ました」と言っていただくことがあります。私の持つエネルギーが癒やしにつながれば嬉しいことです。モーニングセミナーに参加している社長さんたちの中には、私にとっても運良く会って話ができたら、ワクワクして一日がラッキーデーになると感じる人がいます。こういう人は存在するだけでオーラが違うと感じます。

    夜空を見上げると、無数の星が光り輝いています。月や火星のように太陽に照らされて明るい星もありますが、ほとんどの星は自分で燃えて光っています。地球から何万光年も離れたところで、一人で煌々と燃えて、何万年もかけて我々のところに光を届けてくれます。私たち人間も地球上でそれぞれの生活を営みながら皆輝いています。星の光のように、それぞれの光の強さや色合いは異なります。経営者の皆さんの輝きは間違いなく一等星です。眩しいくらい輝いていますが、夜空の星が全部一等星だったらどうでしょう。うるさくて仕方ないでしょう。いろんな輝きの星があるからこそ美しいのだと思います。

    ChatGPTで作成

  • 若い頃の勉強は脳のフォーマット

    共通テストが終わったところですが、今度は高校入試が始まったようです。皆さん、これまでの勉強の成果を精一杯発揮してください。

    私は高校受験も大学受験も公立(国立)の本命1本しか受けませんでした。友人や先生からは、「滑り止めでひとつ受かっていれば気持ちも楽になるから受けておいたほうがいい」と言われたのですが、自分としては高校も大学もここに行きたいと決めたらその他はあまり眼中になかったので受ける気もしませんでした。そんな人はめったにいないので、今でも当時私の中学の担任だった先生とお会いすると、そのことを言われます。

    試験勉強に関して言えば、私は一夜漬けというものをしたことがありません。いつも試験日からさかのぼって必要な日数を計算し、毎日今日はどの科目のどこを勉強すると試験の日までに全項目を終わらせ、時間があれば2回目3回目と教科書や参考書を読み直すスケジュールまでたてて、そのとおりに実行しました。なので、前日慌てて勉強するということはなかったのです。

    医師国家試験の勉強量は、一般的な試験とは比べものにならないほど膨大です。教科書だけでも何十万円分、数十冊の本で勉強しますが、やってもやっても終わらないし、頭に記憶できる限界を超える量を勉強するので、ひとつ覚えるとひとつ忘れる、みたいな世界です。くじけないように大学の講義室で友人たちと夜遅くまで毎日勉強しました。

    結局、高校生の頃、将来なんの役にも立たない微積分とか世界史とか死ぬほど勉強したのは、脳の空きスペースにとりあえず仮の知識を詰め込めるだけ詰め込んでおいて、大学になってから大事な医学の知識に全部入れ替えたような感じです。高校までの脳の柔らかいときにいったん脳をフォーマットしておいたおかげでその後どんどん知識をいれる事ができるのだと思います。

    つまり、高校時代の学習は単なる知識の蓄積だけでなく、その後の人生で必要となる「学ぶ力」を育てる大切な機会なのだと思います。

  • 認知症の勉強

    季節がわからなくなるくらいキラキラと太陽が輝き、温かい一日でした。今週は3月並みの陽気が続くらしいです。ただこのまま一気に春になるわけでもないようなので、体調管理が必要ですね。私は往診時は防寒のコートを着て出かけるのですが、途中で暑くなって半袖になりました。暑かったり寒かったりに対応できるように、調整できる洋服がいいと思います。

    昨日「認知症はここまで治せる」というWEB講演がありました。うっかり聞き逃したら、今日見逃し配信してくれることになり、勉強させていただきました。内容は有名なコウノメソッドという認知症治療の方法を実践されている先生の講演でした。コウノメソッドは私も以前から興味があって勉強していたのでだいたい知っていたのですが、素晴らしい治療効果を発表されました。とても感心しました。やはり、高齢だからと諦めず、ほんの僅かな所見を見逃さずに病態を理解すること、そして、頭に悪影響のある多くの薬を飲んでいることが多いのでできるだけ薬を減らしてしまうことが大切です。アリセプトなど認知症の薬だから認知症に飲ませたほうがいいと思っているのも間違いです。合う合わないがあります。興奮して暴言暴力的になることも多いことが知られています。しかし、アリセプトで暴力的になったところを抑肝散やリスパダールなどを上乗せしておとなしくしている例もあり、不適切な薬の積み重ねがさらに状態を悪くする可能性があります。今日は改めてそういう勉強をさせていただきました。

    そういえば、今日の新聞で、大学入試「共通テスト」をAIに解かせたら91%正解だったそうです。さすがに日本史などが少し点数が取れていませんでしたが、このあたりも学習させれば完璧になるでしょう。とにかく、今私たちが身近につかっているAIは東大生くらい賢かったということ。それが文句も言わず何でもいうことを聞いてやってくれる時代です。指示を出せば自分の能力が足りないところを補ってくれる夢のような話です。

    チャットGPTに「東大生みたいなAIがいつもそばにいる絵」を描いてもらったら、ロボットが行儀良すぎてびっくり。