寒波が到来しましたが、幸い熊本市内では積雪がなかったため、通常通り診療を行うことができました。昼は訪問診療にも出かけましたが、いつもより車の交通量が少なく、スムーズに回ることができました。
クリニックでは暖房をしっかり入れてますが、発熱患者さんがいるため窓を開けて換気をしています。そのため、とても冷たい風が入ってきて部屋がなかなか暖まりません。熱があって体調の悪い患者さんには申し訳ありませんが、感染対策のため、どうぞご理解いただけますと幸いです。
Yahoo!ニュースによると、熊本のインフルエンザ患者数は全国で4位だそうです。多くの病院やクリニックが発熱患者さんでごった返しており、電話で問い合わせたら断られたという方が来院されました。これほどの患者数増加に対し、診療制限を行うクリニックも増えているようです。
当院では非常に忙しい状況ですが、来られた方をすべて診療しています。ただし、検査キットが不足しているため、診察時点で明らかにインフルエンザとわかる方や、タミフルの有効時間である48時間を過ぎた方には検査を省略しています。この対応により診療スピードが上がり、患者さんの待ち時間短縮と医療費負担の軽減につながっています。
さて、本題です。
人の老化は酸化と糖化によって進むことが知られています。酸素を使って生命活動を維持している以上、酸化を完全に避けることはできません。そのため、体内では活性酸素を除去する酵素「SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)」が重要な役割を果たしています。
先日、ニナファームの勉強会で「SOD活性は40歳頃から低下し始め、80歳頃にはほぼゼロになる」という話を聞きました。本当かと思って調べたところ、確かにその通りで驚きました。それは大変なことです。SODの低下を補うためには、ビタミンCやE、セレン、亜鉛、そしてレスベラトロールなどの植物性抗酸化物質を摂取することが有効です。また、水素吸入も酸化を抑える方法として注目されています。
ところで余談ですが、パクチー(香菜:シャンツァイ)はお好きですか?その独特な香りを「カメムシみたい」と嫌う方もいますが、私はエスニック料理好きでパクチーが大好物です。スーパーで売れ残りが安くなっているときは、ありがたく購入しています。麺料理のトッピングや焼き肉の香料として活用しています。先日、自衛隊の近くにある中華料理店「海天」に立ち寄ったところ、中華食材コーナーで「香菜面(シャンツァイミェン)」という中国製のインスタントラーメンを見つけました。「超香香香香」とパッケージに書かれており、まさにパクチー増し増し仕様です。迷わず購入し、早速作ってみました……超美味!緑色の麺にはパクチーが練り込まれ、薬味は乾燥パクチーが2袋も付いています。これぞパクチニストにとって夢の一杯。ベトナムのフォーも大好きですが、中華麺でこんなにも香菜をたっぷり使った商品があるとはやみつきになりそうです。