むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • もう春ですね

    日曜日は穏やかに晴れて、春を感じさせるような陽気でした。今週末は大学入試「共通テスト」だったようです。例年この時期は大雪が降って受験生を悩ませることが多いですが、今年は天気に恵まれて本当に良かったですね。

    新聞に掲載されていた試験問題を少し見てみたのですが、英語の試験は設問まで全て英語になっているのですね。驚きました。私たちの頃は問題文は日本語で書かれていましたが、全て英語となると、受験生にとっては少しプレッシャーがかかるかもしれません。

    私が設問まで全部英語の試験を受けた経験として思い出すのは、アメリカで運転免許を取得したときの経験です。日本ではルールブックをさっと読めば合格できる内容ですが、英語で試験を受けるとなると話は別です。当時は1週間ほどルールブックを読み込んで挑みました。幸い、留学先の日本人会に過去問が保管されており、それを利用できたのはとても助かりました。

    さて、話題は変わりますが、私はコーヒーが好きで、毎日2~3杯は飲みます。ペーパーフィルターを使ったドリップ式で、これまではカリタの陶器製のドリッパーを愛用していました。先日、無印良品で見かけたステンレス製のドリッパーが気になり、少し高価でしたが購入して試してみることにしました。

    最初に使ったとき、なぜかいつもよりコーヒーが苦く感じられ、豆の甘くまろやかな香りが十分に引き出されていない気がしました。原因を探ってみたところ、ドリッパーの穴の数がカリタでは3つ、無印では2つであることに気づきました。この違いが抽出時間に影響を与え、味にも変化をもたらしていたのです。

    カリタの公式サイトを見ると、3つ穴は雑味を抑えるための設計だと書かれており、なるほどと納得しました。しかし、せっかく購入した無印のドリッパーを活かしたいと思い、豆の量を少し減らし、お湯を一気に注がずに数回に分けて淹れる方法を試してみました。すると、以前より美味しい仕上がりになり、コーヒーの奥深さを改めて感じました。

    ステンレスの良さなど商品コンセプトがどこにも書いてないので私なりの解釈ですが、おそらくコーヒーを淹れるときに陶器製よりお湯が冷めにくいのではないかと思います。陶器のドリッパーを一旦お湯で温めて使えばいいと思いますが、それは面倒なので、すぐ使うとすれば、ステンレスのほうが熱を奪われないはずです。