むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 今の季節は自転車が最高

    最近、天気のいい日はできるだけ自転車通勤するようにしています。せっかく電動アシスト自転車を買ったのに使わないともったいないというのもありますが、今の季節、とにかく外の空気が気持ちいいんです。空気は乾燥していて、多少運動してもあまり汗をかきません。今年はなぜか朝晩の冷え込みが続いており、自転車に乗るときはいまだに防寒具が欠かせません。

    空気の爽やかさに加えて、街路樹のツツジが見事に咲き誇っていて、これもまた気分を上げてくれます。鮮やかなピンクや白の花が道沿いにずっと咲いていると、普通の道路がレッドカーペットのように見えるほどです。

    さて、世の中はすでにゴールデンウィークに突入している方もいるようです。私は来週末からが本格的な連休だと思っていましたが、カレンダーを見ると明日から始まる人もいるようで、飛び石連休の間をうまく有給でつなげば最大で11連休になるようです。

    私はというと、たとえ「休んでください」と言われても、仕事をしてしまう性格です。でも、もしクリニックを経営していなければ、海外旅行にも行ってみたいなと思います。以前、勤務医だった頃には、家族でイギリスやイタリア、アメリカ、オーストラリアなど、いろいろな国へ旅行に行きました。開業してからは、東京に行くのも気が引けるようになり、県外といえばせいぜい福岡まで。これは、地域の皆さんの健康を守る責任もありますが、それ以上に、100名近い訪問診療の患者さんと、提携する高齢者施設の方々に対して、「すぐ連絡が取れない状況になるのは申し訳ない」という気持ちが強いからです。いつでも対応できるようにしておきたいのです。

    今は「働き方改革」で夜勤制限などが進んでいますが、私たち開業医は“かかりつけ医”として、24時間体制を求められています。かかりつけ薬局も同様です。こういった体制は、若いうちはなんとかできても、ずっと続けられるものではありません。にもかかわらず、厚労省は私たちに対して、世の中の流れに逆行するような24時間対応体制を求めてきます。私はこれをおかしいと思っていますが、残念ながら問題として大きく取り上げられることはほとんどありません。