むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • まつげシャンプーが届いた

    昨日、WEB講演会で「目元を清潔に保つことの重要性」について学びました。多くの人のまつげにはダニが生息しているとのこと。そして、まつげの生え際にあるマイボーム腺が詰まってしまうことで、ドライアイや結膜炎になりやすくなるそうです。アイメイクをしたあとは、きちんとメイク落としをしないと、このような病態を引き起こしやすいとのことでした。私は化粧をすることもなく、ドライアイもありませんが、「多くの人にダニがいる」と聞いて、これはちゃんと手入れしなければ!と思った次第です。

    講演を聞いたその場で、「アイシャンプー リフレッシュ」という商品をAmazonで注文しました。
    今日さっそく届いたので、目元の洗顔をしてみました。目に全くしみることなく、まつげを優しくシャンプーすることができました。あとは水で洗い流すだけ。なんだか目がぱっちり開いて、視界が明るくなった気がします。ちゃんとした効果は、しばらく使ってみないとわかりませんが、ひとまず洗い上がりのさっぱり感が気持ちよかったです。

    さて、桜の終わりごろには、残った花びらを吹き飛ばすような嵐がよく来ますが、今日の嵐は台風のような強風で驚きました。雨はそれほどでもありませんでしたが、局地的にはヒョウが降ったそうです。それにしても寒くて、クリニックでは朝早くから暖房を入れました。「寒の戻りはこれで最後」と、これまで何度も騙されてきましたが、特に今年は気温の低い日が多いですね。おかげで、風邪をひいた方が多く来院されています。また、気温差や気圧の変化が原因と思われるめまいの患者さんも、毎日のように来られます。

    最近では、がん患者さんが漢方などの統合医療を求めて来院されるケースが増えています。がん治療を専門とする大病院では、手術や化学療法といった標準治療に特化しているため、体力や食欲、心のケアはあまり重視されていないように感じます。そのため当院では、標準治療に加えて漢方や抗うつ薬などを併用し、体力や心のケアを含めたサポートを行っています。

    手術や化学療法が難しいほど進行した場合、大病院では「これ以上の治療はないので緩和医療を」と説明されることが多いですが、そのような状況でも希望を失わず、「統合医療で立ち向かう」という選択肢が残っていることを、心の片隅にでも覚えておいていただければと思います。