むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • AIの進歩に目を見張る

    私は毎日ChatGPTを使っています。使わない日はありません。
    先日ネットニュースを見ていたら、「ChatGPTが東大医学部に合格できる実力を持っている」との記事を目にしました。すごいですね。すでに医師国家試験にも合格できるだけの知識があるとのことで、AIの進歩には本当に驚かされます。

    また、別の記事では、さまざまな資格試験にも合格レベルの知識を持っており、「模擬試験を作ってもらうこともできる」とのこと。そこで試しに、「公認会計士の受験勉強をしたいので、模試を作ってください」と頼んでみたところ……なんと、しっかりとした試験問題が提示されました。内容が専門的で、私には解き方がわからなかったのですが、ChatGPTは正解と解説まで丁寧に作ってくれます。まさに至れり尽くせり。これがあれば、もしかして塾もいらないかもしれません。

    そんな話題をクリニックで雑談していたとき、ふと思いついたのが「音声入力を使えば、英会話レッスンもできるのでは?」ということ。

    実は以前、AIを使った英会話アプリを1ヶ月だけ無料で試してみたことがあります。プログラムに沿って、カフェで注文する練習などが段階的に用意されていて、アドリブにもある程度対応してくれるのですが、一定のシチュエーションの枠が決まっているため、ちょっと話しにくさも感じていました。

    そこで今回は、ChatGPTの音声入力機能を使ってみました。AIが「なんの話題についてお話しましょうか?」と聞いてくれたので、”Do you speak English?”と尋ねると、英語で自然に返してくれました。

    「これはいけるかも」と思い、英語で「今から私が話す英語の発音や文法が間違っていたら正してください」と伝えてから、今日の出来事をずらずらっと話してみたところ、「あなたの英語はほとんど間違っていませんが、ここをこう言うともっと自然です」と丁寧にフィードバックしてくれました。

    会話が終わって画面を閉じると、その会話内容がすべて文字起こしされていて、あとから文章として確認することもできました。これなら英会話レッスンも、なんと無料でできてしまいます。

    しかも、会話相手をしてくれるAI音声のキャラクターも選べます。男性・女性はもちろん、知的、ユーモラス、冷静、フレンドリーなど、好みのタイプを選んで会話ができるのです。

    すごい時代になりましたね。
    これからも、日々の暮らしや学びの中で、AIとの付き合い方がどんどん変わっていきそうです。