むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 漢方で感染予防

    昨日のブログの写真はどこだとお問い合わせがあったのでお答えします。立野のドンドコ湯の庭先の写真でした。東区からだと1時間ほどで行けますので、休日でお休みならぜひ行ってみてください。リフレッシュしますよ。今日は2022年2月22日でした猫の日(ニャンニャンニャン)だそうです。ちょうどクリニックの私の机の時計の温度計は2月22日室温22度でしたが、湿度が残念ながらLow(低すぎて数値が出ない)でした。もし湿度も22%なら記念写真を撮るところでした。

    明日は祝日で外来はお休みすが、通常通りの訪問診療があります。朝からカルテを準備して昼から訪問して回るので、結局あまりゆっくりする暇はありません。それにしても、短い2月に2回も祝日があるので、2月はあまり仕事に集中できませんね。気がつけば来週は3月になり、入試、卒業式、就職、転職、引っ越しなどみなさん慌ただしくなることと思います。3月はストレスも1年でマックスの月です。統計的に心筋梗塞も多くなります。スケジュールは余裕を持って組みましょう。忙しすぎて倒れてしまっては取り返しがつきません。

    患者さんで漢方(補中益気湯)を飲んでいた患者さんがいるのですが、その方を除いて家族全員がコロナに罹ったと言われていました。オミクロンは感染力が強いので家族に陽性者が出たら一気にみんなに広がることが多いのですが、その患者さんにうつらなかったのは奇跡です。私が思うに、漢方が免疫をあげて感染を予防したのではないかと思います。こういった事実は、コロナ以外の感染症では既に証明されているので、実際にあり得る話だと思います。

    正面やや下に崩落した阿蘇大橋の残骸

  • 寝袋がマイブーム

    週明けの月曜日、さむかったですね。マイナス3度くらいだったようです。朝、6時半頃クリニックについてすぐに暖房を入れましたが、2時間たった8時半でも室内は16度くらいにしかなりませんでした。先週は東京の大学に通う息子が春休みで帰省してきたので、連日美味しいものをたべつづけ、体重計に乗るのも怖いくらいです。これからしばらくはご飯に味噌汁といった粗食に努めたいと思います。徒歩通勤もしたいのですが、寒すぎて心が折れます。

    最近、私のマイブームは寝袋です。アウトドアショップでキャンプ用品を見ていて、気になったので買いました。寝袋にはいろんな規格があり、外気温が0−5℃対応とか、どのへんまでの温度帯に耐えられる製品かがひと目で分かるようになっています。私は冬山に登るわけではないので5−10℃用のものを買ったのですが、室内で使うならジッパーをひろげてひざ掛けみたいにしても温かいし、寝るとき布団の一番上にかけると、薄くて軽いのに抜群の保温性があります。もちろんジッパーを閉めて袋状にするとエアコンのない寒いところでも眠れるようです。防災グッズとしても持っていると安心です。

    以前の寝袋はダウンでできていて、ふわふわでしたが、最近は環境問題(SDGs)などからダウンの使用は減ってきて、コットン製とかアルミや銅を織り込んだ製品もあります。アルミは体温を跳ね返してくれるようで断熱性に優れます。銅は抗菌作用があるのでアウトドアなどで汚れた体でねても寝袋が臭くならないという意味だと思います。このように、世の中は知らないうちにどんどん進化しています。

  • 熊本城マラソンはありませんでしたが・・

    寒い週末でした。今年も熊本城マラソンは中止でしたが、ちょうど今日で10年目だったようです。私は初回熊本城マラソンで救護班として二の丸のゴールの医療テントでボランティアしました。その時をきっかけにランニングを始めて2回目から連続で出場しました。懐かしい思い出です。

    日曜の午前中、暗くなってきたので、雨でも降るのかと思ったらすごい雪でした。昼から阿蘇の温泉に行きましたが、山肌は白く雪が積もっていました。雪見風呂とはいきませんでしたが、寒い日に露天風呂に入ると手足がジーンとあったたまり、頭の方はキーンと冷えて気持ちいいです。温泉は冬がいいなーと思います。

    頭がキーンで思い出しましたが、かき氷などを食べると頭がキーンと痛みますね。恐らく氷で体(特に頭)が冷やされることで血管が縮むのが頭痛の原因と思います。そういう時は当然温めれば治るので、温かいお茶でも飲んだらいいでしょう。漢方でも、温めて頭痛をとる処方があります。

    頭がキーン、つながりでもう一つ思いつくのは耳鳴りです。キーンという高い音の耳鳴りは比較的若い世代に多く、わんわん蝉の音のような耳鳴りは加齢によるものが多いと言われます。そこで、わんわんとなる耳鳴りはかなり難治です。一方、キーンとなる方はまだ治る可能性が残っています。ストレスだったり、更年期だったり、いろいろな背景があります。当院では漢方を使って治療します。いずれにしろ、耳鳴りは治療が難しいので、少しでも可能性のある方法があれば、放置せず早めに取り組んだほうがいいと思います。

    2012年(10年前)2月19日 第1回熊本城マラソンにて

  • 冬に悪化しやすい症状

    冬の寒い時期によく見られる症状がいつくもあります。例えば、高血圧。寒いと一段と上がり、頭痛がしたりします。寒い時期は薬を変えて降圧力の強い薬を処方することもしばしばあります。次に冷え性やしもやけ。これは西洋薬ではほとんど太刀打ちできないため、漢方の独壇場です。いろんな処方がありますが、かなり良くなりますので、諦める必要はありません。次に、頻尿。特に夜間3回以上トイレに起きると睡眠不足で昼間きつい思いをします。漢方では八味地黄丸が有名です。体質改善的に効くので、長期に飲んだ方が効果的です。頻尿は西洋薬でも過活動膀胱の治療薬が効くことが多く、男性の場合、それに前立腺肥大の薬を併用するとさらに効果的です。

    乾燥肌も冬にひどくなります。暖房で空気が乾燥しているのが原因ではないかと思います。市販の保湿剤もいいですが、病院ではヘパリン軟膏(ヒルドイド)をよく使います。しっとりする効果が強いので一度使うと皆さんリピートされます。漢方では、体の内側から皮膚を潤す処方があります。こちらの方が外用剤より根本治療になると思います。また当院前の凌雲堂薬局では漢方入浴剤を作っています。やかんなどで煎じたものをお風呂に入れます。これも、大変評判がいいですよ。実は、私が何十回となく試作してレシピを検討したものです。

    さて、今日もコロナの後遺症の患者さんが来られました。隔離解除になったけど体調がすぐれず、病院を受診していいのかどうか躊躇していた、と言われていました。当院では、コロナの検査(抗原検査やPCR)はやっていませんので、急性期はきちんと検査のできる施設を受診していただきたいのですが、隔離期間が明けても体調がすぐれないような方は、遠慮なく受診してください。咳が長引くとか、食欲がない、頭痛が続くなど対応可能です。ほとんどのケースで漢方を使っています。

  • コロナ後遺症もワクチン後遺症も診ています

    当院では、コロナ感染(COVID-19)後遺症外来をやっています、とブログやほかの媒体にも案内しているところです。毎日、そのような患者さんが来られますが、その患者さんから聞いたところによると、ネット検索でそのような外来をやっている(と検索でヒットする)のは熊本市内では当院だけみたいです。福岡など県外でやっているところは見つかるものの、このご時世ですから県外の人の受診は難しいようです。ついでですが、コロナに感染して後遺症に困っている人だけでなく、ワクチンの後遺症で困っている場合も遠慮なくご相談ください。腕が腫れた、熱が下がらない、倦怠感、頭痛、動悸などなど人それぞれ、さまざまな後遺症でみなさん悩んでいます。たくさん診察してわかるのは、もともと持病(例えば頭痛や心疾患)などがあると、その部分に後遺症が出やすいようです。

    後遺症を何か決まった処方で治せるわけではありません。お一人お一人の症状を聞き、体質を見極めながら処方を考えます。将棋と同じで3の手4の手と先の方まで考え、一番確率高く治せそうな処方を出すのですが、一発でうまくいかなくとも、その先の先まで考えていますので、時間をかけてもなんとか元気になってもらえるよう頑張ります。

    ところで、血圧の薬や糖尿病の薬を拒む人が結構おられます。食事と運動を頑張るのでちょっと薬はまって欲しいと言われます。それで本当に頑張ってうまくいく人は何十人にひとりです。ほとんど口だけなので、あまり期待してません。私のお勧めは、主治医が薬を飲んだ方がいいといえば素直に飲んで、その上で食事や運動を努力して、データが良くなったから薬をそろそろやめましょうと言ってもらえるようにするべきだと思います。それが健康を維持する秘訣です。