むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • コロナ対応の漢方を考え中

    朝5時ごろ新聞をとりに外に出たら、南の空に月が出ていました。三日月を左右ひっくり返したような形。こんな時間にあまり月を見ることはないでしょう。月の左にものすごく赤々と輝く星がありました。太陽との位置関係から木星かと思いましたが、調べてみたら火星でした。6時ごろもう一度夜空を見たら、すでに空は白々と開け始めており、月以外の星は見えませんでした。早起きした人だけが見ることができるダイヤのような星です。

    このところ当院ではコロナ後遺症外来に力を入れていますが、来られる患者さんを見るとデルタ株の後遺症の方が圧倒的にひどいようです。オミクロンは感染時の喉の痛みが半端ないようですが、後遺症はあってもさほどひどい人は少ないです。先日、かかりつけの患者さんがオミクロンにかかり、喉がすごく痛いから薬が欲しいと電話があり、小柴胡湯加桔梗石膏とトラネキサム酸を送り、ビタミンCも2000mg飲むように指示しました。昨日元気になり来院されましたが、その漢方などではどうしようもないくらい喉が痛かったとのこと。これを参考に、次回このような喉の痛みを訴えられたコロナ患者さんには別の処方を考えました。

    当院は発熱外来をしていないので、PCRなどの検査はありませんが、薬の処方はしています。他院で確定したけれども漢方などが欲しいという場合、電話による診療でお薬を送ることもできます。まったくの初診は対応が難しいのですが、かかりつけの方でもしコロナに罹ってしまい、相談がある時はお電話ください。できるだけの対応をいたします。

     

    梅も綻ぶ陽気です