むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • ネット銀行に移行します

    クリニックの銀行取り引きはこれまで全て地元地銀のH銀行を使っていました。土地建物のローンもそこから借りているので、おのずとそうなったわけです。開業当初は個人事業主で取引も個人名義の口座で事業用の通帳を別に作って管理していたのですが、法人となってからはそういうわけにもいかず、法人名義の口座を開設して、現在に至ります。すると、インターネットバンキングが個人用とは異なり、ビジネスネットバンキングという名前の「手数料も高く、使い勝手がとんでもなく悪いもの」しか使えなくなりました。毎月、スタッフへの給与振り込みと各取引業者への支払いを合わせると50件近い振り込みをしないといけません。しかも、スタッフが入職したり退職したり、あるいは新しい取引(振込)先ができたらそれを登録するためにわざわざ銀行まで書類をもらいに行き、それに取引先の口座番号を書いて、自分の住所氏名電話誕生日などの情報をいちいち書いて印鑑も押して、提出しないといけませんでした。なんのためのインターネットバンキングかと、腹立たしくも諦めて従っていました。

    私個人はメインでSBIネット銀行を使っており、ATMで降ろしたり、買い物をして振り込んだりしても手数料は月20回まで無料なので、全く手数料がかかることはなかったのですが、クリニックの場合、手数料だけでも毎月2万円近い!以前、SBIネット銀行で法人口座を作ろうとして調べた時は、会社の登記簿など書類を揃えるのが相当大変で諦めていました。ところが、先日もう一度調べたら、えらく簡単になっていました。印鑑も登録しないでいいし登記簿もいらない。事業内容を作文して、ホームページなど必要な情報をネットで送っただけで完了。1週間で開設できました(祝)。これからはH銀行の大半の預金をSBIに移してしまおうと思います。初期段階で10件の振込は無料で、なんと1ヶ月5000円程度の手数料で済みそうです。嬉しい!コロナ禍で患者さんが減って暇だったのでこんな取り組みができました。

    こう考えると、いまだにネットバンキングするのに振込先を3枚複写の紙に書いて提出させている地銀なんて時期潰れるだろうと思います。あ、それともう一つネット銀行がすごいのは暗証番号も携帯の指紋認証なんです。そして、ATMカードがなくても携帯のアプリがあればコンビニATMでお金を下ろしたりできます。世の中デジタル化がそこまで進んでいるのに、地銀の遅れているのは目も当てられません。

    もう梅が咲き始めています。春ですね〜