むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • いよいよ花粉症の季節

    朝晩はまだかなり冷え込んで、今朝も零下でした。しかし、昼になると暖かい日差しが降り注ぎ、春を感じます。今日は高校入試と大学入試が同時にあっていたみたいで、往診に出かけたらどこも車が多く渋滞していました。みんな新しい未来に向かって頑張っていますね。当院はそういう入試とは関係ありませんが、いつもにも増して外来患者さんが多くて混み合いました。多少混んでも、診察スピードを上げていますので、待ち時間はそれほどはなかったと思います。頭をフル回転させながらみなさんのこれまでの経過から私の処方、そしてその後どうなったかと言う流れを瞬時に把握しながらどんどん診察しました。

    最近は花粉症の患者さんもが増えてきました。当院では花粉症に使う抗アレルギー薬を多数取り揃えており、眠くならないもの、多少眠くてもいいから強いもの、ジェネリックで安いもの、一日1回タイプ、2回タイプ、などなどいろいろあります。花粉症用の点鼻薬や鼻詰まりをとるスプレーもあります。目が痒いと言う場合の点眼も複数置いています。耳鼻科や眼科にいかなくても、内科受診のついでにこういった薬も処方できますので、遠慮なくご相談ください。

    花粉症を漢方で治して欲しいと言う場合も対応しています。特に受験生だと眠くなっては困るのでそう言う要望はありだと思いますが、最近はパイロットでも飲めるという規格の眠くならない抗ヒスタミン剤があるのでそれほど漢方にこだわる必要はないと思います。私が思う漢方の出番は副鼻腔炎(蓄膿)です。これは、耳鼻科では抗生剤を長期に使って治療することが多いのですが、漢方がかなりよく効きます。子供さんでも、漢方が飲めれば体質改善的に効きますので抗生剤を長期に飲むよりいいと思います。