むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • おからが主食!?

    最近、主食のようにたくさん食べているものがあります。おからです。だいぶ前ですが、サクラマチに行ったら、ほとんどの店が閉まっていて、地下のスーパーや食料品店だけが開いていました。お客さんはほとんどいなくて閑散としていました。通りかかった豆腐屋さん(専門店)では、売れ残った豆腐が半額になっていました。たしかに豆腐などは日持ちがしないので、大変です。ざる豆腐を半額で買ったところ、おからを持っていって、とおまけにつけてくれました。

    私の実家でずっと食べていたおからは口の中の水分を奪われるほどからからに炒った料理でした。ふりかけみたいな食べ方をしていました。しかし、大人になって小料理屋さんなどで出てくるおからはしっとりしています。そこで、クックバッドでおから料理を調べてみました。わかったのは、みりんで甘めに味付けた大量のだしに人参やアゲなどを入れておからを投入し、煮るように加熱しながら水分を少し飛ばしてしっとり仕上げるというもの。実際作ってみると、美味しくできました。おからは大量にもらったのですが、一気に食べられません。またおからは痛みやすいので食べきれない分は冷凍してみました。その結果、全く問題なく、いつでも解凍しておから料理を作れるようになりました。ローカロリーで食物繊維たっぷりで体にいいこと間違い無しです。

    それにしても、最近私の体調は20歳レベルです。肌は赤ちゃんみたいにすべすべでプルプルです。仕事をどれだけしても疲れないし、睡眠はあっという間に入眠し全然目が冷めたりせずぐっすり眠れます。血圧もさっき測ったら89/71でした。50すぎの男性とは思えないでしょ!間違いなくビタミンパワーです。ビタミンA、B、C、D、E、ナイアシン、DHA/EPA、マグネシウム、シトルリン、セレンなどを理論的にとっています。ビタミンなどのサプリを使ったオーソモレキュラー医学を専門としているクリニックでは保険が効かないので相談1万以上+推奨ビタミン代がかかるところが多いようですが、当院では診察時に無料でアドバイスしています。

  • コロナ後は心豊かな時代へ

    久しぶりに雨です。火山灰か黄砂かわかりませんが、車が汚れに汚れていましたが雨のおかげで綺麗になりました。花粉症はそろそろ終わりで、多くの人は薬が要らなくなる時期ですが、今まさに調子悪いという人もいます。黄砂や火山灰に対するアレルギーかもしれません。今年はみんなきっちりマスクをして家からあまり出ないので、花粉症は軽かったようですね。

    諸外国の様子を伺うと徐々に経済活動は戻りつつあるようです。日本も早く落ち着いて今までの生活が取り戻せたらと思います。ただ、リーマンショックのときもそうだったのですが、投資銀行が巨額のマネーゲームをやめて地に足のついたまっとうなビジネスをしないと、いつかまたとんでもないしっぺ返しが来ると思います。幸い日本はバブル崩壊後ずっと経済が低迷していたため、今回のコロナ禍での傷が小さくて済んだような気がします。

    連休前から見始めた台湾ドラマがいよいよ最終回まで来ました。最初は恋愛話だったのですが、だんだん会社の経営や合併、乗っ取りみたいなビジネスのドラマに展開していきました。最終的には金の亡者がやぶれ、社員を愛し、社員を信用してくれる、人望ある社長のほうが勝ちました。コロナ後の世界もこのように心豊かな人や会社がのびる素晴らしい世界になるのではないかと期待しています。

  • 頚椎症を指圧で治す

    私自身のことですが、デスクワークが忙しくて一日中パソコン作業をしていると手の甲にしびれたような痛みが出ることがあります。右手だったり左手だったりします。おそらく同じような症状が出る方は結構いると思うのですが、皆さんは脳梗塞ではないかとおもってびっくりして救急外来を受診したりするのではないでしょうか。実は、このしびれたような痛みは首の骨(頚椎)から腕にでている神経が圧迫されたために起こる症状です。頚椎症といいます。

    私は先ほど犬の散歩をしながら手で首の骨を指圧しました。左の手にしびれがあるので、首を左後ろから右前方向にじわっと押して力を加えます。首のどの骨を押すかは解剖学的に考えると理屈で決まるのですが、それを知らなくても押して見るときもちいいところがあるので大体わかります。道を歩きながらものの10分ほど指圧したら、しびれは治りました。簡単です。

    パソコン作業やスマホのし過ぎで首の骨がおかしくなるのをストレートネックと言いますが、首の骨の自然な反り(そり)がなくなってしまうような変形をします。そこで、指圧で骨を矯正すると治るのです。指圧が難しい場合、タオルを首にかけて前方向へじっくり引っ張ると同じ効果がでます。ゆっくり力を込めるのがコツです。わからないときはお気軽にご相談ください。

  • 近所でフクロウが鳴いていた時代を思い出した

    ネットを見ていたら、京都の人の意見が載っていました。飲食や観光産業の人たちは大変な毎日と思うけど、最近の京都は観光客が多く異常だった。このところの静かな京都を見て、これこそ本来の京都が戻ってきたと感じる、ということです。本当にそうだと思います。仁和寺で庭を見て瞑想しようとしてもあまりに観光客が多すぎてザワザワしていると意識も散漫になります。静かな京都が戻ったのが嬉しいというのは本音だと思います。

    熊本も同じです。このところ夜に犬の散歩をするとあたりは暗く静かです。子供の頃を思い出します。私が小さかった頃、南区田迎に住んでいましたが、夕方になると店は閉まってしまい、夜には近くの森でフクロウのなく声を聞いていました。最近、そういう自然と共存して心豊かに過ごした時代に戻ったような錯覚を覚えます。

    以前、学会でノルウェーに行ったことがあるのですが、あちらは日曜はスーパーなど開いておらず、平日も夕方には店が閉まってしまいます。日本人の感覚で過ごしていると、店が閉まって買い物ができずに困ってしまうということが何度となくありました。しかし、慣れればそれもいいかと思います。昔、スイスから熊本に観光に来た父の友人を車に乗せて観光したことがあったのですが、コンビニやファミレスが24時間オープンなのをびっくりしていた思い出もあります。店の人も夜や週末はゆっくりしたいと思います。今、私たちはこの数十年浮かれ過ぎていた生活を反省し、もっと人間らしい生活に戻りなさいという強力なメッセージを受け取っている最中だと思います。

    今日老人ホームに往診に行った際に玄関の自動ドアセンサーで見かけた、かわいい3匹のツバメの赤ちゃん

  • 楽しい事に注目すべし

    ニュースを見ていたらコロナ鬱が増えていると言っていました。アメリカではゴールドジムが倒産したということで、ショックですね。大手で勢いもあり、健康ブームの時流にも乗っていたのに経営が破綻するとは、厳しい世の中です。鬱になるのも当然です。幸い、新コロ患者数はだいぶ減ってきています。日本では亡くなった人の数も世界的には驚異的に少ないので、悲観してばかりいないで、明るい面を見ましょう。

    千原ジュニアさんが言ったことをYouTubeで聞きました。ジュニアさんの周りではどうしてそんなに面白いことばかりたくさん起こるんですか?という質問に対して、面白いことが起こるか起こらないかは確率的には普通の人と変わらない。しかし、日常の出来事の中から面白いことに光を当ててみんなにしゃべるのが自分の仕事だと思っている、と答えたそうです。逆に言えば、いつも悲観的な人は、その人に不幸なことばかりが起こっているのではなく、身の回りの出来事から悪いことばかりに光を当てて(注目して)過ごしているわけです。結局、その人の考え方で人生は明るくもなり、暗くもなるということです。

    新コロに関する新しい話題です。アメリカでホームレスの人を数百人検査したところ、100名以上の陽性者が見つかったそうですが、全員無症状だったそうです。食事や生活環境などからホームレスの人は免疫が低いと考えられていたのですが、無症状ということは、太陽に長時間当たることで体内のビタミンDが増えて感染しても無症状で過ごせるのではないかという考察です。熊本は今日30度を超えて日本一暑かったのですが、この真夏の日差しを浴びれば、新コロは減っていくはずです。そう考えれば、北海道ではまだ患者数が増えているのは納得ですね。