むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • いいね!雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」

    以前からドコモのdマガジンと言うサービスで雑誌読み放題のサービスがあるのは知っていました。私はドコモの携帯を使っていますが、ドコモが嫌いで、dポイントとかdマガジンと聞くと、拒絶反応がでてしまいます。そうしたなか、楽天マガジンという同じようなサービスがあることを知りました。雑誌を1冊買うくらいの値段で250誌以上読み放題です。ためしてガッテンなどのNHKブックスも読めるようなので、31日無料というキャンペーンを試してみることにしました。

    いつも私は新聞などの週刊現代やポストの広告で「危ない薬剤」とか書いてあると、どんな内容か気になっていたのですが、楽天マガジンで読めるようになりました。早速、最近の週刊ポストの「この薬を飲んだら患者が死にました」という記事と週刊現代の「医療先進国では絶対に使わない薬」という記事を読みました。結論だけ書くと、ポストの方は大げさに煽りすぎです。まともに受け取ると大事な薬も怖くて飲めなくなりますが、それを飲まずにまともな治療はできないのでかえって害が大きいと感じました。一方現代の方は適切な記事です。私もいつも気にしていることをきちんと書いてありました。

    例えば、認知症の薬。昨日も書きましたが、全然効きません。フランスなどでは認可取り消しです。それからPPIという種類の胃薬。胸焼けなどの症状にとても効きます。本当は6週間を限度にやめないといけないのですが、患者さんが欲しがるのでしぶしぶ続ける事が結構あります。どんな薬かは雑誌を見てください。その他色々書いてありますが、おおむね納得いく記事でした。

    うちのゴンです

  • 体は食べたものでできている

    正月の休みでせっかく時間があるので以前読んだ本を取り出してもう一度読んでいます。三石巌先生の「脳細胞は蘇るーボケ、老化を防ぐ脳の健康法」という本です。素晴らしい本です。認知症の治療薬は未だに確立したものはなく、現在市販されているものも殆ど効きません。また、新薬開発はほとんど滞っており今後当分新しい治療薬も期待できません。

    そういう中で、三石巌先生は理論的に脳細胞を活性化する方法を述べられています。殆どはビタミンを使った治療です。また、私が最近使っているレシチンやフォスファチジルセリンについても述べられています。やはり、認知症は進んでしまうと治しにくいので、悪化しないようにしっかりと栄養を考えて取らないといけません。私たちの体は、食べたものでできているということです。

    話は変わりますが、鏡を見ていると顔の皺が気になります。年だから仕方ないと諦めず、これもまた食べ物を気をつけることで改善したいと思います。まず、顔の皺はコラーゲン不足です。コラーゲンは化粧品で塗るより食べ物からとったほうがいいです。豚足はもちろん、鶏皮、モツなど最高です。ビタミンCをたっぷりとれば、食品に含まれるコラーゲンは消化吸収されたあと体内で再度コラーゲンになります。また、糖質のとりすぎはシワのもとです。炭水化物をできるだけ制限することが大切です。また、脂肪の摂取を控えすぎると顔の艶が悪くなります。糖質制限した分のカロリーは蛋白(コラーゲン)と脂質(バターやオリーブオイル、魚油など)でしっかりとることが大切です。

  • おせちで体を壊さないようにしよう

    おせち料理食べましたか?私はあまりおせちには興味はなく、こだわりもありません。今日は朝からマクドナルドにいきました。朝のメニューにあるエッグマックマフィンは大好物です。朝の8時頃店頭で食べていたら、どんどんお客さんが来ます。みんなおせちよりマックだよねーと思いました。夜に東バイパスを歩いていたら、CoCo壱番屋はお客さんで満員でした。やっぱりみんなあっさりしたカレーなんか正月に食べたいんだなー。

    食べすぎて胃がもたれたら1食抜くことをおすすめします。お腹を休めるのが一番です。たくさん食べて疲れるのは栄養が足りないわけではありません。消化するのにエネルギーやビタミンを使い果たすのです。また、お酒も飲みすぎてしまう事が多いでしょう。お酒を飲み過ぎたら肝臓に負担になります。また、アルコールには利尿作用があり、脱水傾向となります。ビタミンBをとって水分をしっかり補給しましょう。水分とはいえ、お茶やコーヒーでは更に利尿作用がありますから、普通の水が一番です。

    おせちは肉など蛋白が多いメニューですから、糖質制限にはもってこいです。唯一、お餅には気をつけましょう。できれば食べないことです。そうすれば、割とカロリーオーバーしても太らずにすむと思います。

    浮島神社

  • 12月28日(土)は通常通り診療します

    12月28日(土)は通常通り診療します。土曜日ですから、午前中のみとなります。年始は1月3日までお休みなので、途中で薬が切れそうなら薬を補充してください。特にお変わりなく、とにかく薬が切れる、という場合、通常より素早く診療します。年末の忙しい時間を無駄にしないよう、できるだけの配慮をいたします。

    今週から日経新聞をとり始めました。うちの場合、熊日が朝の6時半ごろにしか届かないので、出勤ギリギリでほとんど読む暇がなかったのですが、日経は朝の5時半には届いています。嬉しい限りです。朝のコーヒータイムが充実します。また、その新聞をクリニックの待合においているのですが、今まで男性患者さんの読み物が少なかったのもありますが、よく男性が日経を読まれている姿を見かけます。私は医学の次に経済学に興味があるのですが、奇しくもうちの二人の子供が医学部と経済学部に進んだのは私の興味を半分ずつもっていった感があります。

    学生さんたちは冬休みですが、受験生は年明けには試験が始まるため塾も忙しいし、ストレスの多い時期です。当院でも、受験生が動悸や不眠、腹痛などいろいろな症状で来院されます。本人はストレスと思っていなくても体が反応しているのです。試験ギリギリになんとかしてくれと言われても難しいですが、すこしでも早めに相談いただけると体調不良は案外落ち着きます。無理に睡眠時間を削ったり、いつも食べない夜食を食べたりすると自律神経が狂ってしまいます。生活リズムを壊さないように、そして風邪引かないようにするのが大切ですよ。

  • 温泉で肩こりを解消する

    忙しい一週間でした。最後の土曜日まで休む間もないほどの混雑でした。今週の疲れをとるために御船の温泉華ほたるに行きました。ここは街から近く、温泉の水質がいいので大好きなのですが、残念ながら閉館のお知らせの看板がでていました。あと半年で閉館するそうです。閉館してしまったらどこに行ったらいいのでしょうか。

    温泉で肩こりを取る方法を考えました。いい方法を思いつきました。肩の力を抜いてだらんとすると腕は水面に浮かんできます。その腕が心臓より高い位置になると、腕の先から心臓に向かって血液やリンパが流れてきます。筋肉の力を抜ききっていると血管が潰されないので、筋肉の血流は相当上がると思います。筋肉が凝っていると固くなって血管が縮むので組織中に乳酸が溜まってきます。この乳酸が痛みを起こします。

    温泉で肩の力を抜いて血流を良くすると筋肉に溜まった乳酸を流してくれます。コリが取れるわけです。血液中に入った乳酸は肝臓に流れていき、ビタミンB1とナイアシンの働きでエネルギーに代謝されます。そこで、私は温泉に行く前にはビタミンBとナイアシンを飲んでいきます。1週間分の溜まった乳酸を分解して疲れが吹っ飛びますよ。