むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 体は食べたものでできている

    正月の休みでせっかく時間があるので以前読んだ本を取り出してもう一度読んでいます。三石巌先生の「脳細胞は蘇るーボケ、老化を防ぐ脳の健康法」という本です。素晴らしい本です。認知症の治療薬は未だに確立したものはなく、現在市販されているものも殆ど効きません。また、新薬開発はほとんど滞っており今後当分新しい治療薬も期待できません。

    そういう中で、三石巌先生は理論的に脳細胞を活性化する方法を述べられています。殆どはビタミンを使った治療です。また、私が最近使っているレシチンやフォスファチジルセリンについても述べられています。やはり、認知症は進んでしまうと治しにくいので、悪化しないようにしっかりと栄養を考えて取らないといけません。私たちの体は、食べたものでできているということです。

    話は変わりますが、鏡を見ていると顔の皺が気になります。年だから仕方ないと諦めず、これもまた食べ物を気をつけることで改善したいと思います。まず、顔の皺はコラーゲン不足です。コラーゲンは化粧品で塗るより食べ物からとったほうがいいです。豚足はもちろん、鶏皮、モツなど最高です。ビタミンCをたっぷりとれば、食品に含まれるコラーゲンは消化吸収されたあと体内で再度コラーゲンになります。また、糖質のとりすぎはシワのもとです。炭水化物をできるだけ制限することが大切です。また、脂肪の摂取を控えすぎると顔の艶が悪くなります。糖質制限した分のカロリーは蛋白(コラーゲン)と脂質(バターやオリーブオイル、魚油など)でしっかりとることが大切です。