むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 「準備8割」

    今日は保健所の立入検査でした。準備に1ヶ月ほどスタッフのみんなが手伝ってくれたおかげでスムーズに終了しました。聞かれるかもしれないという点はあらゆる方面から準備していたので、実際に聞かれたこと以外は無駄骨だったように見えますが、決して無駄ではありません。準備をすることそのものが検査の目的の8割以上だと思います。桜十字病院時代に西川通子会長が口癖だったのは「準備8割」という言葉でした。これは、8割準備するということではなく、完璧な準備が完了すれば、仕事の8割は終わったようなもの、という意味です。病院の厨房にもその言葉が標語みたいに貼ってありました。真剣に準備に取り組むことこそ必勝法です。

    その立入検査のために今日の午前中は短縮営業となり、大勢の患者さんとはあまりゆっくりお話をする時間が取れませんでした。ご協力いただきありがとうございました。いろんな職場はそれぞれ職種により監督官庁というものがあります。病院や飲食店は保健所、銀行なら金融庁、タクシーなら運輸省などでしょうか。それぞれの官公庁が私たちの仕事(営業所)の運営に細かな規則を遵守するよう通達してくるので、私たちはそれに従うまでですが、ちゃんと規則を遵守しているかを定期的にチェックされるのが今回の定期検査となります。コロナ禍で保健所の仕事が3年間麻痺していたので、この度やっと通常の仕事に戻ったことを表しています。保健所の皆さんも過労死しなくてよかったですね。

    さっき、Netflixで「タイラーヘンリーの死後の世界」というドキュメンタリーを見たのですが、すごかったです。実際にはまだ見終わっていないのですが、エピソードの1つを見ただけで感動的でした。タイラーヘンリーというのはアメリカでもすごく有名な霊能者みたいで日本で言うなら江原啓之さんみたいな人です。知らない人とあって話すうちにその人の周りにいる亡くなった人の霊と繋がって、いろいろなことを伝えてくれます。スピリチュアルが嫌いな人は信じないでしょうけど、私たちはなくなった先祖や関わりの深かった友人たちからいつも見守られているのだと思います。私のそばにも祖父母その他大勢の応援団がいると思います。だからこそ、見られて困るような悪いことはせず、常に世のため人のために全力で生きていきたいと思います。