むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 認知症予防にカレーを食べる

    日本各地で線状降水帯による集中豪雨のニュースですが、熊本は昨日までの雨が嘘のようにカラッと晴れて暑くなりました。週末は晴れが続くそうです。私は土曜日半日で60名の診察を終えて、昼から学校心臓健診でした。学校の心電図で引っかかった人たちの精密検査です。学校での体育や部活での安全のために1学期中に全対象者を診察することになっています。今日も70名ほど来た生徒さんたちを5名の検診担当医が分担しました。夕方までかかり、結構ハードな一日となりました。本荘の医師会ヘルスケアセンターでの仕事だったため、街でご飯でも食べて帰ろうと、ぶらぶらあるいて白川を渡りました。

    今日の目的は下通りの角マックからすぐのミスドを曲がったところにあるチャングーカフェというインドカレー屋さんです。当院に来ているグルメな製薬会社の社員さんからおすすめ情報をもらったのです。行ってみると、インド人が二人厨房にいます。たくさんあるカレーの中から2つを選んでセットにします。ライスかナンのどちらかを選び、サラダと飲み物(ラッシーなど)がついて1000円(税込み)でした。安い。そして、お味の方は、というと、絶品でした。ミキサーにかけたようにクリーミーなカレーに本格的なスパイスの香り、旨味が複雑に折り重なっており、今までこんな繊細で美味しいインドカレーは初めてでした。

    カレーといえば思い出すのが、インド人は認知症が少ないという話。本当かどうかわかりませんが、カレーが認知症予防になるのだという説があります。カレーもご飯やナンは炭水化物の塊ですから認知症にいいはずはなく、有効成分はカレーのスパイスなのだろうと思います。このことはアメリカでもいまや常識レベルです。幸いカレーは日本人の国民食といえるレベルのものです。嫌いでなければ定期的に食べるようにしましょう。