むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 夏の思ひ出

    明日は山の日で祝日です。お盆の連休入りという方も多いと思います。最近は祝日は月曜に来ることが多く、平日に祝日があるのは昔の天皇誕生日など由緒正しい日で移動するのがふさわしくないものばかり。では山の日は平日にあるからよほどの由来があるのかと思って調べたら、なんの由来もないそうです。8月に祝日がないからお盆あたりにくっつけようと考えたけど、8月12日だと日航ジャンボ機墜落事故の日だから一日ずらしたというのが8月11日に決まった歴史らしいです。なんとも歴史の浅い祝日。日航機墜落事故の日を覚えていますか?もう30年くらいたったと思います。あの日私は大学生で夏休みにヨーロッパ旅行をしている最中で、フランスのボルドーでランチにステーキとワインを楽しんでいたら店のTVでみました。当時はインターネットもない時代だったので、わけのわからないフランス語のニュースでなんとなく事実を知ったのを覚えています。

    大学生の頃、ヨーロッパをユレイル・ユース・パスという鉄道乗り放題のパスを親に買ってもらってあとは国際列車の時刻表を隅々まで見て今日はドイツ、明日はオランダ、明後日はフランス、その後イタリアと自由気ままな鉄道の旅をしました。楽しかったです。同じような旅行を何度かしました。私の父が旅行好きでそういう旅を教えてくれました。その後、学生時代アメリカではグレイハウンドという長距離バスに乗ってカリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコなど西海岸から南の方をウロウロ旅行しました。こちらはヨーロッパに比べれば治安も悪く緊張が耐えませんが英語が通じるのでヨーロッパより気安い旅行です。グランドキャニオンにバスで行った時、トイレ休憩があって集合時間を聞いていたのに危うく乗り損ないそうになったことがあります。なぜなら、バスで移動中に時差のラインを超えていたため、現地時間が私の時計より1時間進んでいたためです。バス旅行の途中で時差があるなんて、さすがアメリカです。

    そんなこんなでお盆の思い出といえば、学生時代の夏休みに世界中を旅行したことです。今は開業したので福岡に行くのがやっと。東京までもめったにいけなくなりました。コロナが落ち着いたら海外旅行に行きたいですねー。

     

    カリフォルニア州Yosemite国立公園2009年

    (背景の岩山はMacの基本画面の背景になった山です)

  • 世の中品薄なものだらけ

    一昨日は立秋だったとのことで、季節は秋のはじまり。夜に犬の散歩をすると虫の声が聞こえてきます。それでも気温は25度以上あり、息苦しさを感じます。日中は37度くらいあり、往診は体力を奪われます。今週後半からお盆休みの所も多いと思います。それもあってか、今のうちに薬を取りに来られる患者さんが多く、若干混雑気味ですが、全力でスピードアップかつ皆様の疑問や不安にはきちんと答えるべく効率良い診療を心がけています。待ち時間が長くなってしまった場合は申し訳ありません。

    熊本のコロナの感染者数は昨日相当少なかったので落ち着いてきたのかと思いきや、今日は過去最高だそうです。昨日は単に週明けで検査数が少なかっただけみたいです。家族に感染者がでた場合、家族みんなが濃厚接触者扱いで仕事や学校に行けず、経済活動もストップしてしまいます。早く仕組みをなんとかしないと世の中がきちんと動かなくなってしまいます。

    コロナで困っているのは検査キットが品薄なこと、解熱剤としてつかうカロナールも品薄。漢方でコロナの治療につかう小柴胡湯、小柴胡湯加桔梗石膏、清暑益気湯なども入手困難となっています。検査もできない、治療もできない。仕方ないので、カロナールはイブプロフェン、小柴胡湯加桔梗石膏は柴胡桂枝湯と桔梗湯を代替として使っています。あとはビタミンB,C,Dなどを多めにとっていただくのもおすすめです。それにしても、車もパソコンも医薬品も何でも品薄。バブル期に育ったわたしたちにとっては信じられない時代になりました。

     

  • 8月8日は縁起がいい

    3月3日とか5月5日は祝日だし7月7日は七夕、9月9日は重陽の節句。全部奇数月ですね。今日は8月8日で見るからに縁起がいい日なのですが、なんの日でもありません。パパの日でしょうか?アレクサに今日は何の日と聞いてみたら、そろばんの日だそうです。そろばんを弾く音がパチパチだから、だとか。なんじゃそれ。それにしても、8月8日は縁起がいいので、勝手にお祝いすることにします。日本では八は末広がりだから縁起がいいとされますが、中国では発財(財を成す)の発が八と同じ発音だから縁起がいいと言われています。中国や香港では車のナンバープレートや携帯番号は有料で、縁起のいい8888などの番号は億の値がつくときいたことがあります。

    縁起といえば、昔のカレンダーには大安とか仏滅とか書いてありました。今でも結婚式の日取りや建築の棟上げの日などは暦を参考に決められます。葬式も暦の影響で1日ずれることがあります。しかし、時の流れの早い現代においては暦が悪いから一日様子を見るというのは大きなチャンスを失いかねないことです。チャンスは一瞬しか巡ってきません。チャンスの神様の後頭部は禿げているので、振り返ってつかもうとしてもつかめないという言い伝えがあります。成功したければ、今!とおもった時すぐに飛びつく勇気が必要です。

    先日、これに関連した講演を聞いたのですが、今と思ってとびついて失敗したこともある、というお話。飛びついたときに失敗しないためには、そのことについて常に考え抜いてあらゆる可能性を事前に検討しておくことが大切なのです。全然考えていないことに飛びついたら失敗するのは当たり前です。例えば、全然マンションなんて買うつもりもなく、検討したこともないのに、不動産屋からセールスの電話がかかってきて「いい物件です!今を逃すともう売りに出ることはないチャンスです。お客さんだけにご案内します」なんていわれて、飛びつくのは馬鹿です。

  • 売上と体調管理

    久しぶりに福岡まで行ってきました。たぶん去年の秋頃行って以来です。新幹線はがら空きで、到着したらすぐタクシーで会場へ。会場も何百人も入りそうな広い部屋に20名ほどしかおらず、厳重に感染対策がされていました。夜7時半までみっちり勉強しました。せっかくなので、会場近くで長浜ラーメンを食べ、コンビニでビールなどを買って帰り、部屋飲みです。何も観光らしきことはしていませんが、ほんとに久しぶりに新幹線やタクシーを利用したので、旅行した気分は味わえました。そして、朝、いつものように5時に起きて近所を散歩しようと思っていたのですが、アラームを止めて寝てしまい、目が冷めたのが朝7時。帰りの新幹線を8時でとっていたので、大慌てでチェックアウトして博多駅に直行。キオスクで買ったサンドイッチとコーヒーを車内で食べているうちに熊本までつきました。つかの間の小旅行でした。

    タクシーの運転手さんから聞いたのですが、昔は事務所には各運転手さんたちの売上ランキングなどが張り出され、上位の人は褒められ、下の方の人はもっと頑張れと言われていたそうですが、このところそのランキングの張り出しが中止となったそうです。理由は売上は個人情報だから、とのこと。堅苦しい世の中になりました。しかし、売上の悪い従業員にもっと頑張れと発破をかけて働かせた結果、事故でも起こされたら会社の責任になるそうです。こんな世の中で会社はどうやって売上を上げたらいいのでしょうか?

    タクシーにはGPSがついているので事務所では各タクシーがどこを走っているか把握しています。私は犬の散歩をするとき近所の公園の周りを歩くのですが、よくタクシーが停まって休憩しています。同じ理由ですが、休憩しているタクシー従業員にサボるなとは言えないそうです。安全運転のために各人の体調が優先されるからだそうです。あともう一つ考えられるのは、ガソリン価格も上がっているので無駄に流すより無線で呼ばれてから移動したほうが効率がいいのだろうと思われます。知らぬ間にタクシー業界は変化しているようです。

     

  • フレイル(加齢による心身能力の低下)

    数年前から医学会で流行の言葉があります。フレイルという言葉です。歳をとって運動機能や認知機能が低下した状態を言います。熊本地震の際は避難所で身動きが取れない環境で運動不足によるフレイルが問題となりました。そして昨今ではコロナ禍で引きこもり生活がフレイルの問題を大きくしています。これまでデイサービスや通所リハビリあるいは自主的にカーブスなどに通ったり近所のラジオ体操に参加していたようなお年寄りが、すっかり運動をやめて家に引きこもってしまった結果、フレイルが増えているということです。

    フレイルの問題は筋力低下で転倒しやくすなり、家の中でつまづいて骨折した、などよく聞きます。認知症が進んだという症例も多々あります。コロナには罹らなくてもフレイルで一気に身体能力が落ちてしまっては老後にしたいと思っていた夢も実現不可能となり、残念な結果になります。家にいてもできる限りスクワットなどの筋トレをすることをお勧めします。また、筋肉の元はタンパク質です。肉、魚、卵などを意識してたくさん食べないと筋肉量が低下します。コレステロールが上がらないようにと、食事制限するのはあまりお勧めできません。ただでさえ栄養不足なのに食事制限なんて、寿命を縮めているようなものです。

    土曜日はこのフレイルの勉強会に参加しました。漢方の人参養栄湯がフレイルに有効だというデータはたくさんあるのですが、日本全国の指折りの学者さんたちがなぜこの漢方が効くのか動物実験などを通して作用機序を解明した発表会でした。私が大学研究していた頃と比べ、ずいぶん漢方の科学は進んでいるのに驚かされました。科学的根拠があるのは頼もしいことです。しかし、私のような臨床家にとってはネズミの実験はどうでも良く、いかに患者さんを治すかの方が興味あります。

    今朝虹が出ました。クリニックのベランダにて