むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 連休初日にリフレッシュ

    いそがしかった1週間がおわり、やっと日曜です。今週末は連休なので、溜まった疲れをリフレッシュできます。日曜朝はいつものように5時に起きて、中国語講座を聞き、6時頃から久木野温泉に行きました。随分久しぶりでした。今日は硫黄臭は全くせず、すこしとろっとした肌触りですべすべになりました。ここの温泉はいくたびに泉質が変わるのが不思議です。朝日に照らされる阿蘇山や外輪山をみながらお風呂に入れるのはこの温泉ならではです。すばらしいロケーションです。8時半頃には帰宅しました。梅雨明けしたかのような夏の日差しとなったので、溜まった洗濯物やシーツ、枕カバーなど3回洗濯しました。その間、東洋医学会総会のオンディマンド配信でシンポジウムを見て勉強です。

    先日書いた我が家のWIFIルーターが壊れたのは、今のところ自然治癒しています。負荷がかかりすぎないようにスマートスピーカーなどの接続を切っています。わたしのマルチタスクでパソコンとiPadなどが3つとスマホが2つで5端末はどうしても同時に使うので、それ以外をできるだけきるようにしたらいまのところネットに繋がっています。ただ、不自由なので、あさって届く新しいWIFIルーターが待ち遠しいです。

    最近アマゾンプライムセールで非常用電源(バッテリー)を買いました。100W発電できる太陽光パネル付きです。今日はギラギラと照りつける日差しで、太陽光パネルをベランダに広げてバッテリーにチャージしたところ、夕方までに500W時(500W で1時間分)のエネルギーがチャージで来ました。明日の朝から続きを充電します。これは災害用の電源となり、スマホなどのチャージをいつでもできるのですが、複数使っているパソコンの充電も週1回の太陽光発電で賄えそうです。

  • 五月病対策は会社を救う

    毎日のようにチャットGPTの話題を書いていましたが、私がまだ未体験だったのが画像生成AIです。写真のようなクオリティーから印象派の画家みたいな絵、そしてイラスト風など様々な画像をAIが作ってくれるものです。ソフトがいろいろあってどれがいいのかとか、どうやって絵を描かせるのかということを一通り調べないとできないと思ってまだ未達の領域でした。最近、マイクロソフトEdgeの中にチャットGPTが組み込まれたのは周知のとおりですが、それに並列して画像生成AIのボタンも登場しました。Mac版のEdgeにはまだそのボタンは見当たりません。ふと思い立って、今朝その画像生成AIを使って絵を作ってみました。面白い。簡単に司令通りの絵がかけます。いかにイメージしている絵を具体的にプロンプト(指令)として書き込むかがポイントとなります。面白くて時間を忘れてしまいます。プロンプトは英語で書いたほうが理解がいいみたいです。

    さて、5月11日は朝の6時から経営者モーニングセミナーで講話を頼まれたので、今準備しているところです。ちょうどGW開けの週にあたったので、季節柄「五月病」についてお話しようと思っています。最近は人手不足が著しくて、どこも募集をだしても集まりません。定年後の人でもいいからと、条件を甘くしないと全然雇えない状況です。医療業界や介護業界も深刻です。老人ホームを建てて入居希望者もたくさんいる。だけど世話をする介護職が集まらないからオープンしても100%稼働できない、というところがざらにあります。

    そうなると、せっかく入社してくれた新入社員が五月病で会社に来れなくなったら大変です。残された人に仕事が山のように押し寄せ、その人たちも過労で退職したりするハメになります。そうならないためには経営者さんたちが五月病についてきちんと認識し、できるだけ対応(環境調整)してあげることが会社存続にも繋がります。明日はそんなお話をしようと思っています。

  • 医者の仕事もAIに取って代わられるかも

    人工知能(AI)がどんどん身近になってきています。最近わたしは、パソコンのブラウザをマイクロソフトのEdgeに変えました。今まではGoogleChromeとかマックのSafariを使っていましたが、EdgeにはチャットGPTが標準装備されたので、使わない手はありません。4月から私は韓国語と中国語を必死に勉強し始めましたが、実はAIを使えば翻訳なんて超簡単です。実務的にはAI翻訳があれば全然勉強しなくても十分です。ではなぜ外国語を勉強するのか。私の場合、海外ドラマを字幕に翻訳されていない細部に渡って理解して楽しみたいという願望があるからです。また、もし海外旅行するなら、食べ物を現地語で注文したり、お礼などのあいさつをできたらうれしいと思うのです。つまり、人と人のつながりは間にAIなんて入らないほうがいいと思うのです。

    今のAIは医師国家試験や司法試験さえも合格できるレベルにあるそうです。手術は難しいと思っていましたが、ロボット手術というのが一気に普及してきたので、ロボット操作のうまい人が何人かいれば、遠隔で外国からでも手術できる時代はすぐです。内科はどうかというと、診断などは検査データと診察所見をAIに入れると、鑑別診断などはベテラン医師並みにAIは答えを出せると思います。そう考えると、内科も外科もこの先AIに仕事を奪われてしまいそうです。精神科はさすがに難しいのではないかと思っていたら、先日YouTubeで面白い話を聞きました。

    あらゆるパタンのカウンセリングをAIに学習させれば、カウンセラーなんていらない。AIカウンセラーとチャットすれば適切なアドバイスが得られる時代はすぐだ、とのこと。なるほどー。確かに心療内科で相談に来られる患者さんは山ほどいますが、人の悩みにはパタンがあります。仕事の悩み、人間関係、親の介護や病気、子供の悩み、金銭的な悩みなど。シチュエーションはそれぞれ違いますが話を聞いていると同じパタンでみんなが悩んでいます。確かにAIにベテラン精神科医やカウンセラーの回答を覚えさせれば、簡単です。では、私たち医師は人としてAIとの違いをどこでだしたらいいのでしょうか。おそらく、共感などの心のつながり、癒やし、励ましなどでしょうか。それにしても大変な時代に突入してきました。AIができないことに力を入れましょう。

    江津湖

  • チャットGPTの便利な使いみち

    先週から学校心臓検診が始まりました。土曜日に2次検診(精密検査)をするのが仕事です。これが2次検診ということは1次検診があります。それは小中高校の入学時検診(内科検診)で心電図を全員とるのです。これが1次検診。とった心電図をどうするかと言うと、わたしたち心臓検診班の班員で手分けして全部目を通し、異常がある人をリストアップするのです。今日は医師会から心電図が届きました。ざっと850枚ほどありました。集中してみれば1日で終わるのですが、診療の合間やスキマ時間しかありませんから2−3日がかりです。

    私はスキマ時間の有効利用が得意です。今日は晩御飯を食べながらWEB講演を2つ視聴しました。1つは睡眠障害の話、もう一つは慢性腎臓病の話。どちらも私の専門分野にからんでいるので聞き逃がせません。朝は仕事に出勤してから診療が開始されるまでに大量の診断書を書いたり、前日の帳簿付けなどの雑用に当てるのが常でしたが、4月からは韓国語講座と中国語講座を聞いています。時間があれば、昼ごはんのときにもう一度同じ講座を再生します。NHKゴガクというアプリはオンディマンドなので本当に素晴らしい。スキマ時間の有効活用です。

    さて、また今日もチャットGPTの話題を1つ。AIにチャットで、YouTube動画の〇〇(アドレス)の要約を教えて下さい、と頼むと、AIが代わりにYouTubeをみて要約して簡潔に内容を教えてくれます。10分ぐらいのダラダラした動画を見るのは時間の無駄。スキマ時間を有効活用したい私にとって、このチャットGPTの能力はすごすぎます。たった1分ぐらいで動画を文章でまとめてくれます。要約を見てから動画を見るかどうか決めれば時短になります。もう一つ、面倒なメールに返事を書くとき、チャットGPTは代行してくれます。チャットで「以下のメールに返事を書いてください。(以下メールをコピペ)」で一発です。自分で書くよりきれいな文章で返事を作成してくれます。返事に書いておきたい<キーワード>や<参加・不参加>、<その件は保留したい>とか具体的に指示すれば指示通りの文章が出来上がります。すごすぎます、超優秀な秘書です。

  • 語学勉強に燃える日曜日

    週末は何も予定がなかったのに忙しかったです。何をしたかと言うと、4月新学期にちなんでNHKゴガクを始めたことで、1週間分の英会話、まいにちハングル、ステップアップアングル、まいにち中国語、ステップアップ中国語を全部聞き直したのです。今まで韓国ドラマと台湾ドラマで耳学問だったのですが、テキストを買って文字を見ながらきちんと勉強すると全然違います。まず、ハングルは絶対読めないと思っていましたが、今週1週間の番組を聞いただけで、ドラマのタイトルなどがなんとか読めるようになりました。KALDIでかってきたキンパにハングルが書いてあったのも、よくみたら「キンパプ」と書いてありました。最後のパプというのは飯という意味です。ビビンバも本当はビビンパプです。混ぜご飯という意味だそうです。

    もう一つこの週末は内科学会だったので、オンライン参加で講演を聞きました。現地に行けば、飛行機の時間もあり講演の1つ2つしか聞けないのですが、オンラインだと熊本にいながらにして全部の講演を聞けます。消化器、呼吸器、循環器、などなど自分の専門もそうでないところも全部聞いて知識のアップデートです。オンラインになり勉強量が10倍以上増えたと思います。

    ところで、またまたチャットGPTの話題です。先日、マイクロソフトのEdgeというWEBブラウザを使うとデフォルトでチャットGPTが使えるという話題を書きましたが、GoogleのChromeというWEBブラウザにはChatGPT for GoogleというプラグインをインストールすることでGoogle検索と同時にチャットGPTの検索結果も表示してくれます。ただし、こちらはまずチャットGPTにアカウントを作らないと動きません。一度稼働すれば可能性は無限大です。なにしろ、チャットGPTは司法試験に合格するくらい天才なので、パソコンの画面に常駐してくれれば100人力です。問題はそこにどのような質問や司令を投げかけるかです。これからの私たちに問われるスキルはそれだけです。そのためには一日も早く使ってみて生成AIの可能性を引き出す訓練をすることです。