むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 運動するのにいい季節です

    当院の向かい側に公園があるのはご存知でしょう。先日まで桜が満開、今はツヅジがきれいに咲いています。ここは熊本県立大学のグランドです。キャンパスは日赤前にあるのですが、グランドは少し離れていますが当院前にあるのです。桜などが咲いていた公園の部分の奥には野球や陸上競技ができる運動場になっており、それをぐるっと周回できるようにランニングコースがあります。ちょうど1キロのコースですから、ウォーキングなら1周10−15分、ランニングなら6−8分程度で回れます。ゆっくり歩いている人もいますから、あまり速いスピードで走ると危ないです。駐車場もありますから、ぜひ日頃の運動に利用されてはと思います。

    当院の待ち時間に1周してきた、という方も時々おられます。待合が混雑しているときは、受付に名前を書いてから軽く15分程度のウォーキングなんていいですね。最近は快適な気温です。多少ウォーキングしても汗だくになることはないし、凍えることもない、今こそ運動の季節です。私も、開業する前は毎日10−15kmは走っていましたが、開業後は全く走る暇も余裕もなくなっていました。今週、ふと思い立って、今走らないでいつ走る!と思い、犬の散歩をしたあとで、同じコースをぐるっと走ることにしました。たった1.8kmです。12分ぐらいで走り終わるのですが、爽快です。多分、梅雨明けぐらいまでは続けられると思います。(その後は暑い!)

    さて、昨日はマイクロソフトのWEBブラウザEdgeにチャットGPTが組み込まれたと書きました。私のマックでは最新のEdgeでチャットGPTのボタンがあるのですが、あとでWindowsパソコンでEdgeを開いて見たところ、仕様が異なっていました。Macのほうが本格的なインターフェースになっています。WindowsのEdgeでは、Bingの検索ウインドウの下に「検索」「チャット」「画像」「動画」「地図」と切り替えボタンがあります。よく使うのは通常の検索とか画像検索モードなのですが、ここにある「チャット」をクリックするとチャットGPTとのチャットモードに切り替わる仕様になっています。まったく奇をてらわず、簡単で使いやすいです!

    当院前 県立大グランドにて

  • マイクロソフト「エッジ」にチャットGPTが搭載された!

    NHKのクローズアップ現代でチャットGPTについての特集があっていました。みなさんもう使っていますか?今のところ無料で使えるのですが、最初のアカウント登録の部分が英語になっているのでちょっと取り付きにくかったですが、どんどん便利になっています。すでに、産業革命のレベルで私たちの世界に浸透してきています。NHKの番組はNHKプラスというアプリでオンディマンド配信されていますので、今からでも見ることができます。チャットGPTって何?とおもったらぜひ今日の番組を見てみてください。

    ちょうど今朝、マックブックを使ってメールをチェックしたりしていたら、どこからともなくマイクロソフト「Edge (エッジ)」というWebブラウザのマック版がおすすめで上がってきました。ウインドウズを使っている人ならとっくにEdgeをつかってWEBを閲覧していることと思います。実は、先月マイクロソフト(MS)はチャットGPTと提携してMSの検索エンジンBingの中にチャットGPTを組み込むと発表していました。それを聞いて、私はすぐBingにアクセスしましたが、そのときは申込みが殺到していてチャットGPTをつかったBing検索は順番待ちになっていたので、使うのを諦めていました。

    ところが、今日あがってきたマック版EdgeでWebを閲覧し、検索ウインドウに質問したら、結構良い返事を返してきました。検索ウインドウにはマイクのアイコンが有り、それを押してパソコンに話しかける(音声入力する)と検索結果が帰ってきます。例えば「熊本の美味しいイタリアンを教えて」と言うだけで画面にずらずらとおすすめがあがってきました。また、右の方にチャットGPTのボタンが有り、それを押してみたらびっくり、チャットのレスポンスをカスタマイズできて、長文、短文とかブログ風とかAIの返事の体裁までカスタムできるのです。試しに昨日ブログで書いた「花粉症についてブログを書きたいけどアイディアを教えて」と聞いたら、すでにそのまま使えそうなレベルのブログ風文章がものの数分でできました。びっくり!もうチャットGPTにアカウントを作らなくてもマイクロソフトのEdgeだけで済みそうです。これまで検索といえばGoogleだったのですが、MSがついに巻き返して大どんでん返しです。とにかくすごい。実用化のスピードがあまりに速いので皆さん置いていかれないようにしましょう。参考:https://www.suzukikenichi.com/blog/new-bing-available-in-the-edge-sidebar/

  • チャットGPTは完璧な翻訳家でもある

    このところ連日チャットGPTの話題を書いていますが、今日は翻訳のレベルを検証してみました。英文の医学論文をネット上で見つけて、要約の部分をコピペして、チャットGPTに「日本語に翻訳してください」と書いてみたところ、完璧に翻訳してくれました。逆も行けるかなと思って「次の文章を医学論文風の英語に翻訳してください」と書いて「我々は今回の研究結果よりビタミンCの大量投与は抗癌作用を有することを明らかにした」と書いたところ。回答は「Based on the results of our study, we have demonstrated that high-dose administration of vitamin C has an anticancer effect.」と帰ってきました。完璧です。このレベルの翻訳ができるなら、大学院生が英語で論文を書くのなんて楽勝です。結果さえ出れば、すぐ論文化できます。

    私が大学院生の頃、毎日実験に明け暮れていましたが、週1回の教授を交えてカンファレンスでは、急いでその結果を論文にまとめろといつも言われていました。英文論文を書くには、結果”Results”の部分をまず書いて、それに必要な実験方法”Method”を書きます。その後、何十編もの参考文献を引用しながら考察”Discussion”を書きます。そして最後に要約”Abstruct”を書くのです。それを全部英語で書くとなると、まずは他の人が書いた論文を真似しながら書くのですが、いろんな人が書いた論文の文章を部分部分でまねして書くと文章のトーンがおかしくなります。それを自分なりの表現で統一してかきあげます。最後に外国人の校正者(もちろん有料)に依頼してきちんとした英文に直してもらってから投稿するのです。

    似たような研究に取り組んでいる人は世界中に何人もいるため、大発見!とおもっても不思議と世界のどこかにいるライバルがほぼ同時期に同じ発見をしていることがあります。その時、すぐに論文化して発表した方の勝ちとなります。今日、チャットGPTが英文医学論文の執筆に使えることがはっきりしました。論文作成の労力は10分の1以下だと思います。これは日本から情報発信する競争力が10倍アップしたということです。研究者の皆さん、スピード勝負はチャットGPTをいかに使いこなすかにかかってきましたよ。

  • AIの進化に驚いた

    朝NHKニュースを見ていたら、アナウンサーではなくAI(人工知能)ロボットがニュースを読んでいました。男性女性の声で交互にニュースを読み上げます。本物と全く変わらない自然な読み上げでびっくりです。そのAIニュースが終わって、人のアナウンサーに変わったら、人が人らしい点に気づきました。それは、AIは細部まで完璧な発音ですが人が話すとベテランアナウンサーでさえ子音の発音がわずかに軽く小さい音だったりして強弱の抑揚があり感情がこもる点です。AIの発音が完璧すぎるのです。

    検索の分野ではこれまでGoogleの一人勝ちでしたが、なんと2−3日前に発表されたのがマイクロソフトの検索エンジンBingにオープンAIのチャットGPTを組み込むという話です。チャットGPTはすでにアメリカではブームになっており、小論文や企画書など何でもAIが書いてくれる超頭のいいAIロボットです。これまで人類が経験してきた産業革命第1の波が農業の発達、第2の波が蒸気機関、第3が自動車、第4がインターネットでした。現代のスマホやG5通信規格などもこの波の一部と考えられます。そしてついに今来ている第5の波が人工知能(AI)です。嫌だ、自分には関係ないと思っても絶対に避けて通ることはできません。波に乗り遅れるほど損をします。

    そこで、私も早速チャットGPIに利用登録して、AIロボットに質問を書いてみました。

    質問 「中途覚醒して眠れないときにはどうしたらいい?」

    ーーーーAIロボットの回答(そのままコピペ)ーーーー

    1 ベッドから起き上がる: ベッドから起き上がり、部屋を歩いたり、水を飲んだりすることで、リラックスして眠るための準備を整えることができます。ただし、スマートフォンやパソコンを使うなど、刺激的なことは避けるようにしましょう。

    2 深呼吸やリラックス法を行う: 深呼吸やプログレッシブ・マッスル・リラクセーション法などのリラックス法を行うことで、身体や心を落ち着かせることができます。具体的な方法は、深呼吸を数回繰り返したり、全身の筋肉をゆるめるように意識したりすることです。

    3 暗く静かな部屋を作る: 眠るためには、暗く静かな環境が必要です。部屋を暗くして、カーテンやシャッターで光を遮断することで、眠りを妨げる刺激を減らすことができます。

    4 寝室の温度を調整する :快適な温度で眠ることができるように、寝室の温度を調整することも大切です。一般的には、18〜22度くらいが最適な温度とされています。

    5 睡眠のための環境を整える: ベッドや枕、布団など、睡眠のための環境を整えることで、より快適に眠ることができます。自分に合った枕や寝具を選ぶことで、身体の負担を減らし、より快適に眠ることができます。

    以上のような方法を試しても眠れない場合には、無理に寝ようとせず、リラックスした状態で過ごすことも考えてみてください。眠気が出てきたら、改めてベッドに入ることもできます。ただし、長期間眠れない場合には、医師や専門家の支援を受けることをお勧めします。

    >>>この回答すごい!!!びっくりしましたーーーーーー

  • Windows11はすごくいい!

    3連休だった人も多いと思います。私は金曜日にクリニックは休みでしたが訪問診療がありました。土曜も通常通りの外来でしたが、いつもに増して忙しかったです。そう言うわけで、日曜だけがゆっくりできました。朝から昼までZOOMで勉強が2つありました。最近は各社ほとんどZOOMになりました。最初の頃はWebExとかTeamsとか使っているところもありましたが、こういうのはバラバラで使うのではなくみんな同じ環境の方がいいに決まっています。ZOOMが一番使いやすいです。一番失敗しやすいのはマイクのミュート(解除)です。急に発言を求められて素早くミュートを解除すること、そして、不要な時はミュートにしておくことは慣れが必要です。在宅での参加では突然宅急便が来たり、犬が吠えたりした音が入るのでみんなに迷惑をかけてしまいます。

    ところで、最近Windows11が出ましたね。私はほとんどMacを使うのですが、たまにWindowsでないとうまくいかない場合もあるので、一つだけWindowsパソコンを持っています。先日、11にアップグレードしてみたところ、とてもいいですね。Windows10がそれ以前のWindowsとあまりに違ったインターフェースになっていて戸惑うことばかりでしたが、今度出た11は以前のWindows7あたりを彷彿とさせる使いやすいものになっています。嬉しいので、Windowsパソコンも使うことにします。

    雨の日曜となりました。午前中のZoomでの勉強が終わり、三里木カリーノのハヌルまでランチに行きました。三里木に行くには光の森方面を通る東バイパスー菊陽バイパスのコースがありますが、この道は日曜は渋滞するので、私は国体通りから運動公園を抜けて行きます。すると、当院あたりからだと15−20分ほどで着きます。ランチの後は合志の大谷の湯に入りました。ここはとてもいいお湯です。帰宅後はスポーツジムで5キロランニング。その後もう一度ジムの温泉で汗を流して充実した1日でした。