むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 掃除の効用

    診察室のパソコンを新調して、快適そのものです。電子カルテのレスポンスも速くなりストレスが格段に減りました。古い方のパソコンは再起動に5分くらいかかったり、エクセルやワードなど立ち上げたくてもとんでもなく時間がかかっていたので、メールに添付されたエクセルなどは殆ど開かずに無視していました。唯一PDFは開きやすくて助かりました。そんな、遅くなってしまったパソコンですが、買った当初は速かったので、全部のメモリーを消して入れ直せばもとに戻るはずです。しかし電子カルテの会社から半年ぐらいは何があるかわからないからそのまま取っておくようにと言われました。そこで、不要なファイルを掃除して速くならないかと思い、あれこれトライしました。まずゴミ箱。要らないファイルをゴミ箱に入れてもメモリーは残っています。私は「ゴミ箱を空にする」作業を多分数年したことがありませんでした。やってみたら1,200ものファイルがゴミ箱内にあり、消去するだけで5分くらいかかりました。

    次にデスクトップの整理です。パソコンが遅くなる理由をググったらデスクトップにファイルを置きすぎると遅くなるとあったので、整理してみました。職場のパソコンは全部がネットワークで連携しており、誰かがファイルをパソコンのデスクトップに置くと他の人のパソコンのデスクトップにもそのファイルが現れる仕組みになっています。迂闊に整理すると、他の人の大事なファイルごと消えてしまう恐れがあり、今まで整理できませんでした。この度、思い切ってこれは大丈夫だろうと思われるものを消してみたところ、随分速くなり、生き返りました。やはり日頃の生活でもパソコンの中でも整理整頓、ゴミは消去がいかに大事かということですね。

    話は変わりますが、突発性難聴で耳鳴りがするという患者さんから面白い話を聞きました。BookOffで528Hzという癒やしの波動を持った音楽のCDがあったので買って毎晩聞いてみたら、耳鳴りが治ったそうです。すごい。耳鳴りは治すのが難しいのですが、ヒーリングミュージックが効くとは。じつは耳鳴りでホワイトノイズのような音を出して耳鳴りを軽減させる補聴器みたいな器具があり、耳鼻科で作ってもらったという話を患者さんに聞いたことがあります。それに似た治療法ですね。528Hzの音楽はYouTubeにたくさんあるので、興味ある人はお試しください。

     

  • パソコンOSをアップデート

    今週は何度か書きましたが、診察室のパソコンを買い替えました。だいたいセッティングは完了と思っていたのですが、土曜日の患者さんで混み合う中、プリンターとの接続が悪くてなかなか採血指示ができませんでした。結局その場はプリントせずに口頭指示でなんとか切り抜けましたが、診療後にすべてのパソコンのチェックを行いました。今度買ったパソコンと、それ以前に買ったものが全部ネットワークに繋がっているわけですが、マックのOSがそれぞれ異なるのでプリンタとの間にエラーが出るのではないかと思い、午後は全パソコンのOSのアップデートを行いました。これは結構時間がかかり、ダウンロードに1時間とか、それがパソコンにインストールされるのに更に1時間かかります。お腹も空いたので、一旦帰宅し、夕方クリニックに見に行きました。無事、アップデートは完了していました。

    そこで、電子カルテを動かしてみたら、なんと全く動かなくなってしまいました!そこで思い出しました。数年前も全パソコンをアップデートしたとき同じ現象が起こったのです。原因はサーバーのパソコンがアップデートされたことで、データベースとのやり取りに不具合が起こったためです。そこで、またまた東京の電子カルテ本社に連絡して遠隔操作で治してもらいました。完了したのは夜8時です。貴重な連休が潰れてしまいましたが、逆に言うと、連休だからこそできたアップデートです。パソコンの印刷設定もちゃんと確認して帰宅しました。

    連休ですが、明日は地域医療センターの出動協力で内科救急外来の仕事です。ちょうど藤崎宮の秋の大祭の日ですから街は賑わうと思いますが、病院が平和であることを祈ります。私の休みは月曜だけですが、ジムに行って温泉のサウナでととのって週明けに備えたいと思っています。

  • ついてる、ついてる

    新しいパソコンを使った電子カルテが本格稼働です。昨日の午後は試験的に使ってみて大丈夫だったので、今日は朝から机の配線などを全部新しいパソコンのものに替えて古いパソコンを撤去しました。パソコン以外のマウスやキーボードなどのインターフェイスはできるだけ今まで通りとして、ストレスを最小限にしました。パソコンの画面のサイズも、大きくなったので、最初は目一杯電子カルテを広げて書いていたのですが、あまり広いと目の動きも大きくなるし、操作するマウスの移動距離も伸びてかえって無駄な動きが増えることに気づき、極力今までと同じサイズ感で仕事することにしました。これで、手が無意識でも動いたところに確定(OK)ボタンなどが来るので操作が早くなります。

    全部環境は整い、診療に使っても問題なし!と思っていましたが、採血や点滴の指示書がプリントできません。プリンタの設定をあれこれいじるとプリントできたのですが、その設定を保存する方法が分からず、一旦カルテを閉じて次の患者さんで指示書を印刷しようとするとまたエラーが出る。結局、電子カルテメーカーのSEさんに頼んで遠隔操作で設定してもらいました。今度こそ完璧です。明日からは何のトラブルもないはず。今日はこういうパソコン作業ができるほど患者さんがパラパラで助かりました。いつものように長蛇の列だと、設定する暇もなくトラブルを今日中に解決できなかったかもしれません。ついてるなー。

    「ついてる、ついてる」というのは斎藤一人さんの幸運をよぶ呪文みたいなものです。いつでもなんでも「ついてる」というと運が舞い込んでくる。逆に不平不満、ぐちばかり言っている人のところには不幸が訪れる。実際についているのかついていないのかは問題ではないのです。何事も現状に満足して、感謝して、ありがとう、自分はついてるなーと思うことが大事なのです。自分は運が悪いとか、ついていないとか、くじ運が悪いとか思っていませんか?決してそういうことを思わず、現実を素直に受け止め、ついてる、と言ってみましょう。物事は好転しますよ。

  • 漢方のWEB講演をしました

    昨日書いたように新しいMacの設定が完了し、今日の午後からは試運転で実際に診察時に電子カルテを使いました。処方箋や診断書の印刷まで問題ないところまで確認できたので、いよいよ明日からは本格的に稼働します。今まで使っていた東プレのキーボードとかトラックボールマウスなどは操作に慣れていてそれを使ったほうが素早く操作できるのと、ミスタッチなどが少ないこと、さらには肩こりも少ないことなどメリットが多いので、試運転ではアップル純正のキーボードとマウスを使いましたが明日からはマイキーボードとマウスに切り替えます。

    さて、水曜日の診療が終わってからは、漢方の講演をしました。天草薬剤師会の依頼でしたが、クリニックの診察室からWEBで配信したので、移動はありませんでした。主催者からの依頼で90分みっちり話したので、終わったら喉が枯れてしまいました。今日は女性のいろいろな問題を漢方で解決する方法について具体的に話をしました。理屈抜きの実践的なノウハウなので、理解されれば、すぐに真似できます。一人でも多くの「困った」を治していただけたら嬉しいです。

    最近は発熱患者さんが多くて通常の血圧や糖尿病患者さんと待合を分けて感染予防に努めていますが、部屋の消毒も一人診察が終わるたびにしているので結構手間がかかります。1日10人発熱患者さんを見たら半分がコロナで半分がコロナでもインフルでもない夏風邪あるいは検査のタイミングが早すぎて確定できないもの、インフルエンザは1人程度です。ざっと印象ではインフルエンザの5−10倍コロナの患者さんがいます。今週末から飛び石で連休(シルバーウィーク)なので、更に感染拡大しないといいけど、と思っています。

  • ととのった!

    昨日書いたように、「サ道」というドラマを見始めて、サウナで「ととのう」にはどんなふうにサウナに入ればいいか今頃になって理解しました。これまで毎週末サウナに入っていましたが、時間を気にしてさっと入ってさっと汗をかいてさっと帰宅するスタイルでした。しかし、これがいかにもったいなかったか、ドラマを通してわかりました。そこで、今日は少しゆっくり時間をとって、古保山リゾートまで足を伸ばし、「ととのう」にチャレンジしました。サウナ、水風呂、休息を1セットとしてそれを3回繰り返す。最短でも30分かかります。はじめてやってみましたが、結局ととのう感じはわかりませんでした。

    午後、ジムで5キロ走って気分もハイになったところでもう一度サウナに3セット入ってみました。今度は椅子に座ってゆっくり目をつぶってお湯の音、風の音などを聞いているうち、水風呂で引き締まった体の内側でサウナで温まった血熱が全身に広がる感覚がなんとも幸せな感じがして、「ととのった」がやってきました。これは、ランニングハイと同じで、サウナの高温と冷水の低温で自律神経を極限まで刺激することで脳内にエンドルフィンが出ているのだと思います。私が2回目に「ととのった」のは、走ったあとだったのですでにととのう準備ができていたのだと思います。

    話は変わりますが、自宅のWIFIが調子悪いと書いていました。その後、再びつながるようになったので、とりあえず良かったのですが、ルーターが9端末にしか繋がらないというのがそもそもデバイスだらけの家にとってアンダースペックだったわけです。今はIoT(Internet of things)という言葉があり、あらゆる家電がネットに繋がる時代と言いながら、ルーターがその必要条件に全く及んでいない。この分野は日本は周回遅れです。それはそうと、ルーターを買い替えることにしました。今まで使っていたバッファローの新しいモデルにしたのですが、おどろいたことにWIFI引っ越しアプリというのがあり、同じバッファローの製品に買い替えた場合、そのアプリに従って操作すると、全部の設定が自動的に新しいルーターに引き継がれるのです。結果、山ほどあるパソコンやスマートスピーカーやスマホ、スマートプラグ、TVなどどれもパスワードなどの設定をしなおすことなく入れ替えることができました。すごい!バッファロー最高!

    古保山リゾート