むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • サプリの飲み方

    しばらくは人出も回復していましたが、今日スポーツジムに行ったついでにイオンモールに行ってみたらガラガラで寂しい感じでした。第6波の勢いは相当なもので、ほんの数日の間に第5波のピークを超えてきました。幸い当院関係者やそのご家族には感染者はいませんが油断は大敵です。

    昨日免疫力をアップするために必要なビタミンの話を書きました。今日はその飲み方について書いておきます。まず、ビタミンは水に溶けやすい水溶性ビタミンと油に溶けやすい脂溶性ビタミンに分かれます。水溶性ビタミンはビタミンBとCです。これらは一度に飲むと尿中に排泄されてしまうため、分割して飲んだ方が効果的です。一日量を朝晩あるいは毎食後に分けて飲みましょう。次に脂溶性ビタミンです。ビタミンEとDです。これらは油成分がないと吸収しないので、油を含む食事の後にすぐ飲むのがいいです。分割の必要はありませんので一日量を一回で飲みましょう。

    ビタミンではありませんが、他に私が毎日飲んでいるものとして、オメガ3(DHA/EPA)という魚油カプセルがあります。脂質代謝を改善し、血液をサラサラにする効果があります。心筋梗塞、脳梗塞、認知症などの予防効果を期待して飲んでいますが、これも油成分なので、油を含む食事の後すぐに飲むのが吸収を高めて良いとされています。もし食事を取らないけどこういった脂溶性サプリを飲みたい時はバターコーヒーみたいに少し油性成分を足したり、ラテみたいにミルクを足した物を飲んでから飲むのもいいかと思います。

    コロナ退散祈願

  • 免疫アップが肝要

    またコロナが増えてきました。せっかく忘年会までできるような状態でしたが、またか、とうんざりします。ワクチンも多くの人は2回打っているのにこんなに感染が拡大するということは、一体予防になっているんだろうかと疑問が湧いてきます。今回は重症者が少ないと言われており、それだけが幸いです。私はTVを見ないので全然ニュースを知らないのですが、新聞によると保健所はいまだに感染ルートの解明をやっているようです。これだけ爆発的に増えているのだから、どこからうつったのかなんて、わかりようもないし調べる意味もないような気がします。クラスターが出たと名指しで報道されている飲食店などはかわいそうです。

    3回目のワクチンの情報ですが、当院にはファイザーが入荷する予定です。今回はファイザーのワクチンは大変少なく、希望者に行き渡ることはないので、できるだけみなさんは集団接種会場でモデルナをうっていただきたいと思います。当院のワクチン接種予定はまだ未定ですが、決まり次第、熊本市の予約サイトに予約枠が上がると思います。ごく少数(一日6名か12名と思われます)しかできませんので、予約枠は一瞬で埋まると思います。クーポンが届いたら予約にチャレンジしてみてください。

    私としては、いったい何回ワクチンを打てばいいのかもわからずキリがないので、やはり自分で免疫アップの対策をとることが肝要とおもっています。ビタミンCを2000mg(毎日)、Dを5000単位(週3回)、Eを400IU(毎日)が基本です。あと、B50というビタミンB群をとります。よく寝てよく食べてストレスを溜めない、無駄に怖がらない、手を洗うも当然大切なことです。風邪をひきやすい人、扁桃腺が弱い人などはこれに加えてビタミンA, セレニウム、亜鉛、N-アセチルシステイン(NAC)などもおすすめです。

  • 投資と浪費

    投資と浪費、どう違うかご存じですか。物を買うときには、それが投資なのか浪費なのかをしっかり意識して買わないといけません。少なくとも、経営者はそこを曖昧にしてはダメです。例えば、別荘を買うとします。自分で週末楽しむだけなら単なる浪費です。将来値上がりすることを見越してあまりつかわず数年後に高値で転売するならそれは投資です。また、時々自分で使うけど、ほとんどエアB&Bのように賃貸として使うというなら、それも投資に値します。

    つまり、浪費と投資の違いというのは、買ったものがお金を生むか、産まないかの違いなのです。私は、城南まで訪問診療しています。片道10キロ以上あります。一般道路で行けば40分かかります。しかし、当院は幸い高速のインターに近いため、高速で行けば30分もかかりません。高速料金は往復千円かかりますが、私の昼休みが高速を使うことで20分ほど確保されます。では、その20分が千円に値するか、を考えると、私がその20分を有効活用し、しっかり休息して午後の診療を100%の力で臨むことができれば、十分価値あると考えられます。従って、往診に高速を使うのは私にとって投資となります。

    会社というものは建物全体が投資物件です。その建物で仕事をすることでお金を生むからです。床面積がお金を産むと考えられます。では、その会社の一角に何年も開けたことないようなダンボールを置いていたとします。その床面積には固定資産税もかかっているし、有効に使えばお金を産むはずだったのに廃棄しないで置きっぱなしにしていると、会社にとっては投資どころか、その面積は負債になります。だから掃除は会社を繁栄させる第一歩となる訳です。

  • 会議は人件費(コスト)を考えよう

    寒いですね。風邪ひきさんの診察が増えてきています。当院ではコロナのPCR検査はやっていませんので、風邪で来院の方は通常の風邪として診察し、薬をお渡ししています。胃腸炎も増えています。胃腸炎の初期は発熱と倦怠感だけという場合もあり、2、3日たって吐き気や下痢が出てくる場合もあります。当然早めに治療した方が軽くてすみますので、我慢せずに受診されることをお勧めします。

    ところで、明日の朝は経営者モーニングセミナーで講演を頼まれました。主に熊本県下で会社を経営されている社長さんたちを対象に1時間弱のお話をします。多業種交流会みたいなところで私のように医療従事者が講演をするとなると、当然健康関連の話題が適切ではないかと思います。ただ、ありきたりの血圧や糖尿の話をしても仕方ないので、もっと社長の皆さんの切実な関心ごとを掘り下げて役に立つ情報提供をしたいと準備中です。

    集まる社長さんたちの時給がいくらか知りませんが、仮に時給1万だとします。50人を相手に講演をすると、私の講演内容が50万円を下回れば、熊本経済にとってマイナスということになります。それぞれの参加者が自分の時給以上の価値を受け取って帰って頂かないといけないと思います。会社の会議も同じです。社員の時給が2千円とします。10人集めて1時間会議をしたら2万円、そこに部長や社長が参加すれば1時間当たりの会議のコストは3万とか5万になります。何も決まらない、各部署の報告だけの会議なら赤字です。その会議の時間それぞれが自分の仕事に専念した方が採算プラスです。このように、会議は人件費の合計を考えてダラダラしないことが大切です。当然資料は事前に回して意見はあらかじめ考えておいてもらうべきでしょう。

  • 体を温める食材

    冷たい雨の一日でしたね。そのうち雪に変わってもおかしくないほどでしたが、夜には雨雲が抜けて晴れてきました。しかし寒さはさらに増してきました。夜に犬の散歩をするのは辛いものがあります。ダウンを着てマフラーをして、ずっと小走りに体を動かして散歩しました。おかげで30分くらいたって帰宅する頃には体も温まり、マフラーなどいらないほどでした。やっぱり、寒い時は体を動かすのがいいですね。

    体を温める食材といえば、ネギ、生姜、ニンニク、唐辛子、鶏肉、ラム、山椒、紅茶など。逆に冷やす食材といえばナス、トマト、レタス、きゅうり、ビール、ゴーヤ、緑茶などです。そこで、今の季節はネギや生姜、唐辛子の効いた鍋などが最高です。ラム肉は九州ではあまり食べる習慣がないので手に入りにくいですが、売ってあるスーパーを知っていれば、たいてい売れ残って半額になったりしているので、お買い得です。私はハローデイで買います。ラム(羊肉)といえば北海道のジンギスカンが有名ですね。私は留学中、モンゴルの先生としょっちゅうバーベキューをしていたので、ラムは大好きです。スパイスやハーブをまぶしてオイルにマリネしてから焼くと美味です。

    最近、日本語を話さないアメリカ人の患者さんが定期的に受診するようになり、私の頭の中の英語が少し復活してきました。毎朝通勤中ラジオ英会話や基礎英語を聞いているので、ちょっとは勉強になっているのかもしれません。不思議なもので、英語で診察している時は頭の中は完全に英語で考えています。メモも英語で取ります。すると不思議なもので、日本名の薬の名前などがさっと出てきません。脳の使っている部分が全く違うんだということがわかります。

    ゾロ目オンパレード 気になったので記念写真>だからなんだと言われそうですが・・