むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 会議は人件費(コスト)を考えよう

    寒いですね。風邪ひきさんの診察が増えてきています。当院ではコロナのPCR検査はやっていませんので、風邪で来院の方は通常の風邪として診察し、薬をお渡ししています。胃腸炎も増えています。胃腸炎の初期は発熱と倦怠感だけという場合もあり、2、3日たって吐き気や下痢が出てくる場合もあります。当然早めに治療した方が軽くてすみますので、我慢せずに受診されることをお勧めします。

    ところで、明日の朝は経営者モーニングセミナーで講演を頼まれました。主に熊本県下で会社を経営されている社長さんたちを対象に1時間弱のお話をします。多業種交流会みたいなところで私のように医療従事者が講演をするとなると、当然健康関連の話題が適切ではないかと思います。ただ、ありきたりの血圧や糖尿の話をしても仕方ないので、もっと社長の皆さんの切実な関心ごとを掘り下げて役に立つ情報提供をしたいと準備中です。

    集まる社長さんたちの時給がいくらか知りませんが、仮に時給1万だとします。50人を相手に講演をすると、私の講演内容が50万円を下回れば、熊本経済にとってマイナスということになります。それぞれの参加者が自分の時給以上の価値を受け取って帰って頂かないといけないと思います。会社の会議も同じです。社員の時給が2千円とします。10人集めて1時間会議をしたら2万円、そこに部長や社長が参加すれば1時間当たりの会議のコストは3万とか5万になります。何も決まらない、各部署の報告だけの会議なら赤字です。その会議の時間それぞれが自分の仕事に専念した方が採算プラスです。このように、会議は人件費の合計を考えてダラダラしないことが大切です。当然資料は事前に回して意見はあらかじめ考えておいてもらうべきでしょう。