むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 投資と浪費

    投資と浪費、どう違うかご存じですか。物を買うときには、それが投資なのか浪費なのかをしっかり意識して買わないといけません。少なくとも、経営者はそこを曖昧にしてはダメです。例えば、別荘を買うとします。自分で週末楽しむだけなら単なる浪費です。将来値上がりすることを見越してあまりつかわず数年後に高値で転売するならそれは投資です。また、時々自分で使うけど、ほとんどエアB&Bのように賃貸として使うというなら、それも投資に値します。

    つまり、浪費と投資の違いというのは、買ったものがお金を生むか、産まないかの違いなのです。私は、城南まで訪問診療しています。片道10キロ以上あります。一般道路で行けば40分かかります。しかし、当院は幸い高速のインターに近いため、高速で行けば30分もかかりません。高速料金は往復千円かかりますが、私の昼休みが高速を使うことで20分ほど確保されます。では、その20分が千円に値するか、を考えると、私がその20分を有効活用し、しっかり休息して午後の診療を100%の力で臨むことができれば、十分価値あると考えられます。従って、往診に高速を使うのは私にとって投資となります。

    会社というものは建物全体が投資物件です。その建物で仕事をすることでお金を生むからです。床面積がお金を産むと考えられます。では、その会社の一角に何年も開けたことないようなダンボールを置いていたとします。その床面積には固定資産税もかかっているし、有効に使えばお金を産むはずだったのに廃棄しないで置きっぱなしにしていると、会社にとっては投資どころか、その面積は負債になります。だから掃除は会社を繁栄させる第一歩となる訳です。