むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 知って行わざるは知らぬと同じ

    「知って行わざるは知らぬと同じ」とは、養生訓を書いた貝原益軒の言葉です。私たちの周りには情報が溢れているので、どれが役に立つ金の情報か、どれが役に立たないゴミ情報かという区別が難しくなっています。その結果、せっかく情報は聞いたことがあっても、その情報を活かさず、後で後悔することもあると思います。

    そんな情報過多のなか、私のブログは健康に役立つエッセンスを厳選して書いているつもりです。せっかく読んでも、実践しないのは読まなかったのと同じ。あとで後悔しても仕方ありません。例えば今、コロナは猛威をふるい、熊本でも新規感染者が1000人を超えたそうです。そんな中、私は何度もビタミンDを取るよう書きました。できたらビタミンC,セレニウム、亜鉛も取るように書いています。まだ飲んでいない人、まだ間に合うと思います。今日からでもとりましょう。

    そして、今日は大切なことを書いておきます。もし家族に感染者が出た時に、同居者は濃厚接触者扱いになります。その際、うつりはしないかと気を揉みながら家で過ごすのは何もしないのと同じ。実は、とある大学病院でクラスターが発生した際に病棟スタッフに麻黄湯を飲ませたそうです。飲んだ人は拒否して飲まなかった人と比べて、感染率が7−8割減だったとの驚きのデータがあります。そこで私の提案です。もし家庭内に感染者が出たら、濃厚接触者はすぐに葛根湯、麻黄湯、桂枝湯、麻黄附子細辛湯のどれでもいいので開始すること。そしてビタミンDを毎日5000から1万単位飲むこと。約1週間で隔離解除となりますから、その1週間を漢方とビタミンDで乗り切ってください。先日書いたImmune4を買った人は通常一日1錠ですが、濃厚接触者となった際には一日3回(一錠ずつ)1週間飲んでください。かなりの確率で感染を免れられると思います。