むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • iPhoneの画面にうつっているQRコードを読み取る方法

    春分の日でした。これからはどんどん明るい時間が長くなってきます。今日も夜7時ごろまだ明るかったので、季節が変わったのを感じました。季節は春とはいえ、今日は風が強く寒かったです。セーターやコートなどせっかくしまったのをまただしたりして寒暖差に対応するのが大変です。当院は休日当番医でした。朝からひっきりなしに発熱患者さんが来院されました。聞くところによると小児科の当番医では5時間待ちといわれた、とのこと。それは大変です。かかる方も体調がさらに悪くなること必至ですし、診察するドクターやスタッフの体も心配です。

    開業当初から当院に通院されていた患者さんがいました。たまたま私と同じ歳。昨年末に胃の調子が悪いといわれて、胃カメラをしたところ進行癌が見つかりました。その当時はまだ体が動けたので、最後に行きたいと言う温泉に行ったり阿蘇旅行をしたりして、その後驚くべきスピードで身辺整理をされました。断捨離の毎日。それから、自分の最期はどうしてほしいか家族などにしっかりはなし、自らホスピスにも相談に行き、病院にも希望をきちんと伝えられました。その後、次第に病状も悪化してホスピスに入っておられました。今日、ご家族から訃報を聞きました。若くて残念でした。最後をここまで見事に自己プロデュースした人を私は初めて見ました。ご家族もこれまでの感謝の言葉を伝え合う時を持つことができて満足いく最期でした。

    ところで、iPhoneの画面に現れたQRコードを読み取りたいと思ったことはありませんか。ネットサーフィンをしていたらそんな技を紹介してあったのでさっそく試してみました。操作方法は簡単です。画面に現れたQRコードをスクリーンショットする。この写真をLINEのQRコード読み取りの操作で開くとリンクに飛ぶことができます。なるほど、この方法ならiPhoneを別のiPadなんかもってきて読み取らなくていいですね。それにしても、もう少しシンプルにQRコードの読み取り(移動)できたら良いのに、と思ってしまいます。

     

  • 20日は休日当番医

    3月20日は春分の日でお休みですが、当院は休日当番医です。朝9時から夕方5時まで内科急患を受け付けています。発熱患者さんは最近少なくなっていますが、休日は空いている施設が少ないので混み合うかもしれません。院内にてそれぞれ隔離しながら対応しますが、人数が多くなると駐車場で待機していただくことになります。一旦受付を済ませてから、指示に従ってください。

    私は5年ぐらい前から分子栄養学に凝っていて、糖質制限、高タンパク食、メガビタミンを自分でも実践し、患者さんにも勧めていました。この食事法はとても体調もいいし免疫力もアップしていいのですが、唯一の欠点は肉などの蛋白を取りすぎることでコレステロールと尿酸が高くなることです。これを避けるには牛肉や豚肉より鶏のささ身とか魚を中心に食べればいいのですが、なかなかその実践は続きませんでした。ふとしたことから正月休み中にくりの実カフェでベジタリアン(ビーガン)メニューをたべて、これは体に良いぞと開眼したため、自分ではこれまで肉を食べまくっていたのをやめて菜食中心にしました。毎日のタンパク源は豆腐、納豆、大豆ミート、豆乳から作ったチーズなどです。

    しかし、これまでやってきた分子栄養学的な観点から、時にはちゃんと肉や魚も食べようと思い、週末とか弁当のおかずでは多少の肉などをとるようにしています。こういう食事を「フレキシタリアン」と言うそうです。ゆるい菜食主義という感じです。もっとゆるい感じだと、月曜日だけ菜食というミートフリーマンデーという主義の人もいます。自分の健康だけでなく地球環境や動物愛護の観点からも自分の食行動を通した満足感が得られます。

  • 電話不通で大変な月曜日

    当院はキューネットのセキュリティーが張り巡らされています。私が開業前に桜十字病院で勤務していた関係で、桜十字と兄弟会社のキューネットに相談して建物を設計するときからキューネットにも入ってもらい、ドアや窓の全てにセンサーが付いています。もちろん玄関や駐車場、受付レジのところはセキュリティーのカメラが24時間画像を録画しています。この映像は自動的にキューネットの本社に送られ、遠隔で異常がないか常にチェックしてもらっています。ところが昨日キューネットから連絡が入り、インターネット回線がダウンしており、病院からの信号が途絶えているとのこと。どうしたんだろうと思っていましたが、一晩待って、朝6時半頃出勤したら、すでにキューネットの人も見守りに来てくれていて「監視の信号が入らないので巡回に来ました」とのこと。さすが、頼りになる!

    院内を見て回ったら、電話回線がエラーになっていました。パソコンを立ち上げてもネット回線が通じていない。ビジネスホンの本体パソコンは見た感じ普通に動いているようでした。どこが悪いのかわからないので、早朝でしたがNTTに電話して、見に来てくれと頼みましたが、今日は予約が入っていてすぐ来れない、できるだけなんとか対応する、と言われました。仕方ないので自力でいろいろ確かめたら院内LANは動いているので電子カルテとサーバーは正常。レセコンと電子カルテの間はなぜかうまく信号のやり取りができていないとわかりました。また、マイナ保険証はネットがないと全く機能せず、保険証の確認は昔ながらの保険証でのみ可能でした。

    そこで、当院に通院歴が1度でもあればカルテが存在するため診察可能と判断し、通常通りに営業を開始しました。昼休みになり、NTTが見に来てくれました。なんと建物の外の回線が切れているとのこと。カラスがつついたんじゃないですか?という話でしたが、それはありえます。いつも私が出勤する早朝、駐車場でカラスを見かけていました。あいつのいたずらか。それにしても、NTTの迅速な対応に救われました。90名の外来をなんとか終了できました。病院の経営というと、薬局や介護施設との関連ばかりクローズアップされますが、今日のようにキューネットとかNTTの支えがあって初めて営業できているんだとわかり、つくづく皆さんに感謝です。

     

  • 雨の日曜、イオンモールは大混雑

    このところ、日曜にWEB講演会の予定が入ることが多く、今日も朝から3つの講演を同時に聴講しました。一つは漢方で口腔乾燥の話。2つ目は統合医療のセミナー、3つ目は心不全治療薬の講演会。3つとも面白くて興味ある話なので、聴き逃がせませんが3つとも音を出すと、わけがわからなくなるので、今日は漢方をメインに勉強して統合医療と心不全の講演はスライドを見ながら面白そうなところだけ聞きました。すごく勉強になりました。雨の日曜で、特に外出の予定もなく充実したスタートです。

    昼過ぎに3つとも講演が終了したので、午後はいつものようにスポーツジムに行きました。ちょうど新生活応援セールみたいな時期で、イオンモールはむちゃくちゃ混んでいました。モールに入るための渋滞が今まで4年ぐらいのうちでマックスひどかったです。私は裏技で渋滞を避けてモールに入り、ジムで5キロランニングし、温泉とサウナでさっと汗を流したあと、せっかくなのでクレアの中に入ってみましたが、人の多いこと。無印なんか、レジに並んだ人の長蛇の列が店の外まで達しそうな勢いです。私は並ぶのが嫌いなので、すぐに買い物はあきらめて帰宅しました。

    並ぶのが嫌いなのは私の常です。学会などで東京に行くと、レストランなどどこに行っても人の列です。熊本でもアミュプラザがオープンしたときはどの店もすごく並んでいました。私は美味しいと評判の店に並ぶくらいなら、全然人の並んでいない不人気店でいいです。ただ本当は、人が並んでいないけど絶品という穴場探しが大好きです。

  • タクシーは呼んでもこない!

    開業して地元で長年仕事をしていると、幼なじみの情報も入ってきます。今日は幼稚園時代からの友達と中学時代のクラスメートと久しぶりに会食をしました。同級生というのは何も気を使わずワイワイ話せるので貴重な存在です。幸いなことに、50年以上の古い付き合いの友人でいまだに時々あってご飯を食べたりする人が5人ぐらいいます。親友とよばれる人は一人でもいれば十分と言われます。それが、5人もいると言うのはなんと幸せなことでしょうか。幼なじみだけでなく、開業してから仕事関係で付き合い始めた薬品卸の所長さんもたまたま同じ年で、卒業した学校は別ですが、今では親友みたいにざっくばらんに話せます。

    こういう付き合いはいいものですが、女性ではたまに仲がこじれた話を聞きます。LINE既読スルーされたとか、そんなところから長年の友達付き合いがピリオドとなるみたいです。診察中にそんなストレスの話を聞くことがあります。男性はそういうところは少ないような気がします。

    話は変わって、タクシーが全然来ない!夕方会合に行こうとしても配車できませんと断られます。タクシーを呼ぶアプリで試しに呼び出しをしても、数分後にメールで配車できませんと言われる。患者さんに聞くと、免許を返納して車がなくなったので、病院通いもタクシーを使わないといけないけど、呼んでもこない。結局息子を呼んで送ってもらった、とかよく聞きます。なんでこんな世の中になったのでしょう。コロナでタクシー会社がたくさん潰れたり業務縮小、リストラをしたので、いざ景気が回復しても運転手さんがいない。人手不足はどの業界でも著しく、お客さんがたくさんいても働けるスタッフがいないために会社が潰れる話をよく聞きます。医療、介護業界も例外ではありません。大変な時代になりました。