むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 懐かしのオリンパスのカメラPEN

    カメラ(写真)が大好きで、毎日のように花の写真を撮っています。最近はブログ用の写真は全部iPhoneで撮っています。なぜなら、ものすごく綺麗に撮れるから。以前、デジカメがない時代にはキャノンのEOSと言う一眼レフを持っていました。しかし、フイルムとなると、24枚どりとか36枚どりで、フイルムも現像代も高い。結局、一眼レフにいろんな設定があるのがどんな意味なのか、どう設定すれば綺麗に映るのか全く試すことなく、オートモードで撮っていました。子供の運動会とか誕生日とか、肝心な時に出してきて写真を撮るわけですが、全然綺麗にとれませんでした。デジカメの時代になっても、写真のことなど全然わからずただシャッターを切っていました。なぜ自分の写真は綺麗に撮れないんだろうとずっと思っていました。

    そんな中で、ひょんなことから開眼しました。それは2009年頃妻が人から聞いてオリンパスのPENと言うカメラはよく映るらしいと言って買ってきたのです。へー、そうなんだ、とさほど気にもしていませんでしたが、家族旅行でヨセミテ(カリフォルニア)に行ってそのカメラを使った時、びっくりしました。いままで全然納得行く写真がとれなかったのに、このカメラで撮るとものすごくきれいに撮れる!実は、カメラの性能、レンズの性能などが当時私の持っていたデジカメより遥かに良かったのです。それ以来一眼レフ(デジタル)も買い、交換レンズもいろいろ買い、勉強しました。

    その私が開眼したきっかけになったオリンパスは2020年にカメラ市場から撤退したとのこと。残念。それを今頃知って、家にあったなつかしのE−P1という初代PENを探しだしたらパッテリーがどこにもない。しかたなくアマゾンで取り寄せて入れてみたら動きました。早速とってみたのですが全然きれいに撮れません。iPhoneのほうが圧倒的に綺麗です。でも、最初の感動をもう一度、と思って絞り、シャッタースピード、露出補正、ISO(感度)、ホワイトバランスなどをいじっていい具合に設定したところやっときれいに映るようになりました。iPhoneは賢いからこういう設定を全部自動的に適切にこなしてくれるんです。カメラの設定ができたら、あとはきれいに取るコツは1カメラをしっかり持って絶対にぶらさないこと。たいていシャッターを指で押す瞬間カメラがぶれます。2被写体にきちんとフォーカスすること。オートフォーカスだと焦点が設定されたポイント(普通真ん中)にピントが合います。自分がピントを合わせたいところにきちんとピントを合わせること。iPhoneなら画面をタッチするだけでピントが合います。3構図を考えること。初心者は日の丸構図でいいけど、上達するには9分割のグリッド線を表示してバランスいい構図を練習すること。何千枚かとると上手になります。フイルムだと莫大なお金がかかりますが、デジカメならどれだけ練習してもただです!