むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • コーヒーの焙煎に挑戦しました

    連休中日で土曜日は通常通りの診療でした。お休みの方も多いので、もしかしたら混まないかもと予想しましたが、実際は半日で70名を超える大忙しの診療となりました。半年ぶりに来るようなお久しぶりの患者さんも結構おられました。休みでやっと来る時間が取れました、みたいな感じでした。多くの方は安定しており、いつもの薬でいいという場合は時間はあまりかかりません。なかにはちょっと相談があります、みたいな方が混じっていて、たいていはちょっとでは済まないので、結構時間がかかってしまいます。それはそれで、患者さんは困っているのでなんとか心配を解決してあげたい。こういう場合は、患者さんごとに心配のポイントが違うし、何を解決してあげたら満足されるかも話をよく聞いてみないとわからないので、神経を使います。

    話は変わって、DCMダイキに犬の餌を買いに行き、ついでにキャンプ用品コーナーをぶらぶらしていたら面白いものを見つけました。コーヒーの生豆です。きっとキャンプでバーベキューなどを楽しんだあと、焚き火でコーヒーを焙煎するのでしょう。焚き火を見つめながら月明かりの中でのんびりとコーヒー豆に火を通すと白い豆がだんだん茶色になり、コーヒーらしい香りがしてくる。それを挽いて焙煎したてのコーヒーを野外で飲むなんて、すごい贅沢な時間じゃないですか。想像するだけで楽しい。迷わず生豆を買ってきました。結局家では焚き火ではなくIHコンロで焙煎しました。思ったより時間がかかり、15分ほど炒ったらいい感じになってきました。

    皆さん、下通りのわき道にあるアローという珈琲店を御存知ですか?相当昔からある店です。ものすごく香りのいいコーヒーを入れてくれるのですが、見かけはウーロン茶を水で3倍に薄めたような透明に近いもの。これがコーヒー???びっくりします。それが、見かけによらず1−2杯飲むとすぐに利尿効果が感じられ、酔いが冷めてきます。実は厳選した高級な豆を自家焙煎でものすごく浅煎りしてあるそうです。コーヒーに含まれるカフェインは加熱すると分解されるので、浅煎りのほうがカフェインが強く、薬理作用が発揮されます。初めてこれを飲むと見かけによらず強い作用に驚きます。今回私は自分でコーヒーを焙煎する事ができたので、このアローの極浅煎りコーヒーを作ってみたくて、コーヒーがうす茶色になってきたところで火を止めました。結果、かなりアローの味に近いのができました。大満足!こんなDIYは楽しいなー。