むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • サウナで認知症予防

    たけしの健康番組を見ていたら、認知症予防にサウナがいいと言っていました。最近私は毎週のように南阿蘇や高森、近いところだと御船や城南の温泉に行ってはサウナに入ります。温泉によっては、お風呂は午前中から入れるけどサウナは午後2時からとか、時間制限のあるところがあります。私は、温泉だけでなくサウナに入りたくて行くのでいつも事前にホームページでサウナに入れる時間を確認することを忘れません。まさか、サウナが頭に効くとは驚きです。脳血流を改善するからだろうと言っていました。ただ、週4回くらい入れば効果が出ると言っていたのですが、それは無理です。ただ、通常のお風呂でも同じ効果を期待できるそうです。

    その方法は、少し熱めのお風呂でよく温まったら、30度くらいのぬるいシャワーで体を冷やす、温冷刺激を繰り返すことが効果的だそうです。これは、私が患者さんにいつも指導していることと奇しくも同じでした。私が患者さんにお話するのは起立性調節障害のように血管の自律神経がきちんと働かず血圧が下がってしまう患者さんに、いかに血管の自律神経を鍛えるかというと、お風呂で温冷刺激を繰り返してくださいと指導していました。これが認知症の予防になろうとは、思ってもみなかったです。

    さて、今週と来週は祝日があるので、診療日数が短くなっています。その分、他の日にしわ寄せが来ます。今日も月曜の患者さんが薬を切らして大勢来院されました。忙しい中にも、遠方からいろんな相談事で来院されている方もあり、できるだけ一人ひとりには時間を取りつつ、待ち時間は最小限にしたいという矛盾するような命題に取り組んでいます。

    中洲

  • 筆記具:実用から道楽(趣味)まで

    今年は最後の体育の日でした。来年からはスポーツの日と呼ぶそうです。しかも、来年は10月第2月曜ではなく、東京オリンピックの開催日である7月24日がスポーツの日となるそうです(特例)。2021年からはまた10月になるようです。もともと体育の日は10月10日で前の東京オリンピックを記念して設定されたそうですが、第2月曜に移動してからわかりにくくなりました。私は10月10日が結婚記念日です。以前は体育の日だったので忘れることはなかったのですが、今では平日なのできちんとカレンダーにメモしておかないと忘れてしまいます。

    ところで皆さんはスケジュール管理をどうしていますか?私はiPhoneなどでつかえるカレンダーiCALを使っています。電子カルテのパソコンもクラウドで同期しているので、スタッフみんなで予定を共有しています。しかし、スケジュール以外は手帳も使っています。先日医師会の会議でテーブル上にiPhoneと手帳をおいていたら、両方使いですか、と驚かれました。私は手帳は予定も書きますが、覚え書きとして記録を残しています。ブログネタになりそうなことも書き留めます。

    書くことは楽しいです。仕事中はシャープペン(2Bの芯を入れている)を使います。患者さんの話を自分なりに速記し、後で電子カルテに書き込みます。ボールペンはジェットストリームのシリーズが圧倒的に書き味がいいですね。ただ、15年以上愛用しているCrossと10年くらい使っているモンブランのボールペンも好きです。また、家では万年筆も使います。万年筆はインクが漏れるので持ち歩きませんが、味わいのある書きごこちは道楽そのものです。いまや100円でも良いボールペンがあるのに1万円近い万年筆なんて、と思うかもしれませんが、モンブランのボールペンは5万円以上します(私は海外の免税品店で安く買いました)。大事な契約を交わす際にはやっぱり100円のボールペンではなくモンブランを使いたいものです。サインに込める本気度(気合)です。

    博多、中洲

  • めまい体操

    連休ですが、いかがお過ごしですか。雲ひとつないいい天気でした。私はクリニックのワックス清掃が入ったので、残念ながら一日中クリニック内に缶詰でした。TVをつけると台風の爪痕が延々と放送されています。たくさんの死者や被害が出ました。お見舞い申し上げます。それにしても、あれだけ関東・東北で被害が出たのに、東京だけは死者が一人も出ていません。さすがに首都東京は災害に強いまちづくりがされているんだなと感心しました。ワックスがけが終わって私も開放されて帰宅しようとしたとき、クリニックの窓の鍵が1箇所かかっていないのに気づき、駐車場から窓を触ったらキューネットのサイレンが鳴り始め、数分で警備員がやってきました。申し訳ないです。私が鳴らしました。報告書を仕上げてから帰宅です。

    めまいが出てから1週間たち、ほとんど良くなりました。めまいは気分が悪くなるし歩くのもふらついて危ないので大変です。じっとしていればどうもないので、引きこもる人が多いですが、普通のめまいは我慢して動いたほうが治りがいいようです。めまいを気にしていると不安障害が起こってくるようです。今でも、耳鼻科や脳神経内科で精査してもはっきりしないめまいは不安や恐怖からくるもののようで、恐怖性姿勢めまい症というようです。

    恐怖を打ち消すには動いて慣らす他ないのですが、いきなり動くと吐きそうになったり、転んだりするといけないので、まずは座ってから目の前に手を伸ばしてその人差し指を見つめます。その手を左右に動かして目で追います。頭を動かしませんからあまりめまいは出ないと思います。次に伸ばした手の人差し指を見つめながら頭を左右に振ります。視線を固定すると頭を振ってもめまいは起こりにくいです。このように徐々に頭を動かす訓練をすることから始めてください。

     

    博多 キャナル

  • 台風情報はツイッターがリアルです

    土曜の夜に書いています。テレビをつけると関東の台風情報でもちきりです。雨の被害が甚大のようです。今NHKをみていますが、大きな河川の氾濫(するかもしれない)情報が主で、個々の地域の現場の様子はあまり伝わってきません。私は家族が東京にいるので気になっています。ふと、Twitterを見てみたら、いろんな情報がどんどん上がってきます。マンションが浸水したとか、竜巻が起こったとか、いろんなリアルな情報が見られます。今や、こういう情報はTVよりもTwitterですね。そういえば、トランプ大統領も毎日Twitterで世界に自分の意見を発信していますね。

    私も10年くらい前にTwitterのIDを作ったのですが、しばらく使ってからやめていました。多分、その後Facebookのほうが同級生を始めとするいろんなつながりが濃厚で面白かったからだと思います。しかし、その濃い人間関係ゆえにFacebookを見るのがだんだん嫌になってきて、今ではあまり見ていません。単なるメールと同じ連絡ツールです。近況をアップすることなんて殆どありません。

    一方、Twitterは情報発信者とフォロワーの関係が軽いので、ちょうどテレビを見るように気楽な感じです。嫌味な後味悪さ(Facebookでは時々見られる)もないので今更ながら、Twitterも捨てたもんじゃないなと感じたところです。

    博多 住吉神社 : 台風の被害が最小限でありますように!

  • 済生会との連携の会でした

    金曜の夜は済生会病院の連携の会でした。広い会場が人で一杯でびっくりです。懐かしい面々とあえて、とても有意義な会でした。当院はロケーション的には済生会は遠いので、それほど紹介する事はありません。もっぱら日赤に頼みます。その他市民病院、中央病院も多いです。今月から市民病院が移転オープンしたので、ますます頼りにしています。私が開業前にいた桜十字は済生会との連携が密でした。今でもその関係で、お世話になることは多々あります。済生会は設備が超一流で、スタッフも優れているので、本当に頼りになります。

    こういった大病院は救急患者を受け入れるためにも、病棟の回転率を上げてどんどん患者さんを見ないといけません。そこで、まだ完全に治っていない場合も転院したり在宅に戻したりします。桜十字などはそういった転院の受け入れ先となります。また、わたしたちのように訪問診療をしているクリニックは、在宅に戻ったけど通院するほど元気ではないという患者さんの訪問診療をします。定期的な訪問です。また、訪問看護や訪問リハなども利用することができます。こういう形で病院と診療所(クリニック)が連携しているのです。病診連携といいます。

    また、当院は心療内科もやっているため、済生会や日赤などのスタッフさんでストレスから心を病んでしまった職員のケアをしています。また、漢方内科では、済生会などで精密検査をしたけどなにもない、と言われたような不定愁訴や、自律神経失調のような患者さんの治療も受けています。お互い持ちつ持たれつの関係です。