むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 済生会との連携の会でした

    金曜の夜は済生会病院の連携の会でした。広い会場が人で一杯でびっくりです。懐かしい面々とあえて、とても有意義な会でした。当院はロケーション的には済生会は遠いので、それほど紹介する事はありません。もっぱら日赤に頼みます。その他市民病院、中央病院も多いです。今月から市民病院が移転オープンしたので、ますます頼りにしています。私が開業前にいた桜十字は済生会との連携が密でした。今でもその関係で、お世話になることは多々あります。済生会は設備が超一流で、スタッフも優れているので、本当に頼りになります。

    こういった大病院は救急患者を受け入れるためにも、病棟の回転率を上げてどんどん患者さんを見ないといけません。そこで、まだ完全に治っていない場合も転院したり在宅に戻したりします。桜十字などはそういった転院の受け入れ先となります。また、わたしたちのように訪問診療をしているクリニックは、在宅に戻ったけど通院するほど元気ではないという患者さんの訪問診療をします。定期的な訪問です。また、訪問看護や訪問リハなども利用することができます。こういう形で病院と診療所(クリニック)が連携しているのです。病診連携といいます。

    また、当院は心療内科もやっているため、済生会や日赤などのスタッフさんでストレスから心を病んでしまった職員のケアをしています。また、漢方内科では、済生会などで精密検査をしたけどなにもない、と言われたような不定愁訴や、自律神経失調のような患者さんの治療も受けています。お互い持ちつ持たれつの関係です。