むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 毎晩、夢の中で海外旅行しています

    コロナの時代に入って、すっかりTVを見なくなりました。たまにつけても天気予報くらいです。しかし、NHKをみて腹が立つのはBSプレミアムの宣伝です。天気予報は◯時55分頃からあるのでそこを狙ってつけると、天気予報ではなくBSプレミアムの宣伝をしていることがあります。なぜ地上波を見ているのに普通ではうつらないBSの宣伝をするのか、公共放送とは思えない商魂たくましさに嫌気がさします。しかし、今回の予算編成でNHKのBSなどは整理されることになりました。https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080700630&g=eco&utm_source=jijicom&utm_medium=referral&utm_campaign=jijicom_auto_aja

    車でもTVが映るのですが、ニュースを見てもワイドショーを見てもバカバカしいほどコロナのことばかり言っているので、ついに見るのをやめてラジオに切りかえました。ラジオはいいですよ。ほとんどコロナの話題なんてやっていません。平和な世界がそこにはあります。自宅ではGoogleのAIスピーカーで音楽をかけていますが、ラジオもいいです。私の好みはTuneinRadioというアプリでアメリカのラジオを聞くことです。あちらのFMを流していると、日本に住んでいることを忘れます。留学していたときに聴いていたヒューストンのFMからは、あちらの天気予報や交通情報などが流れてきます。今日はテキサスに接近中のハリケーンがトピックです。https://edition.cnn.com/videos/weather/2020/08/25/houston-hurricane-laura-forecast.cnn

    私は、毎日夢で外国旅行をします。多くの場合、そこがどこかわからない事が多いのですが、昨日の夢ははっきり覚えています。それはイタリアでした。不思議なことですが、私の父も私の年くらいだったころ、いつも同じことを言っていました。「毎晩夢で空を飛んで外国にいけて楽しい」と。今、私も全く同じ体験をしています。遺伝子とは不思議なものです。こんなところ(どんな夢を見るか)まで遺伝で決まっているのでしょうか?コロナ禍で海外旅行にはいけませんが、私は夢の中で毎晩旅行しています。昼は馬車馬にように働き、夜は海外旅行。充実した24時間です。

  • いい家とは

    ヤフーを見ていたら、日本の建物は気密性が悪くエアコンが効かないだけでなく、安いアルミサッシを使っているため、たとえ複層ガラスを使っていてもアルミ部分が非常に暑くなり、そこから放射される熱が室内環境を悪くしているとのこと。ホントかなと思って、昼に南側の日の当たるサッシを触ってみたら、すごく暑い!ここから外の熱が入ってきてるんだと知り、驚きました。ということは、冬は反対にサッシの部分が冷えて外気の寒さを室内に伝えているわけです。アルミは鍋の素材となるほど熱伝導が良い素材です。とにかく日本の家屋はやすさを追求するあまり質が悪い。エアコンの効きを良くして室内環境をコントロールするなら、値段が高くても樹脂製のサッシを使うべきです。

    今朝、経営者モーニングセミナーにZOOMで参加したのですが、講演は北海道で建設業をされている土屋ホームの会長さんでした。北海道も住居環境が過酷なため、本州の仕様で木造建築を建てたら寒すぎて住めないそうです。ところが、この会社の創業当時は気密性の高い高断熱住宅など、図面はかけてもその仕様通りに作れる大工さんがいなかったため、大工さんを養成する学校から作ったというお話でした。昔は、家は建てれば売れる時代で、機能性の良い住宅など見向きもされなかったし、銀行も「理想はわかったけど、結果を出して見せたら融資する」と言ったそうです。もっと、志に投資してもらいたいものです。この会社は現在は上場してすごくうまくいっているそうです。やはり、会社というものは、単に利益を追求するだけでなく、創業したときに掲げた理想(お客さんのために頑張る)を忘れずやっていかないと、世間からは見放されるのだと思います。

    韓国人YouTuberが言っていたのですが、日本に来て驚いたのは日本の民家が古いし、狭いし、木造が多いということ。なんと韓国より日本の住宅事情は貧しいようです。おそらく韓国は寒いので鉄筋コンクリートで気密性の高い家が多いのでしょう。日本は最近大規模な災害が続いています。安全な場所に頑丈な家を建てたいものですね。

  • 衛生対策は科学的根拠をもってしよう

    私は仕事の関係で毎週1回は銀行に行きます。お釣りの小銭を用意するため、源泉徴収した所得税を収めるため、帳簿を管理するため通帳記載したり、いろいろ忙しいのです。振り込みなどはオンラインバンキングでできるので、それは助かっているのですが、オンラインでできない事が多すぎます。しかも、ほとんどが税金関係(国がいかにデジタル化が遅れているかということです)。いい加減クレジットカードか何かで収めさせてほしいです。その、行きたくない銀行に渋々行くのですが、今日はなんと検温コーナーを通らないと中に入れなくなっていました。

    しかし、不思議なことに、ATMに並んでいる人たちは検温なし。銀行を見渡すと、一番人が混み合っているのはATMの列です。そして、ATMの操作パネル(画面)を不特定多数の人たちがベタベタと手で触っています。ここを衛生的に管理せず、窓口に行く人の体温だけ測ってなんになる?対応が間違っています。

    医療のプロは、1処置1消毒を徹底します。例えば採血するときは、採血の準備をする段階で一度手指消毒(または手洗い)をします。そして、採血が終わったらもう一度消毒(または手洗い)します。処置の前後で手をきれいにするのはアタリマエのことです。処置前の手指消毒は患者さんにうつさないため、そして、処置後の消毒は自分にうつさないためです。この常識を考えれば、ATMを操作する直前に手指消毒、操作後にもう一度消毒というのが最も効果的です。このような医学的にアタリマエのことができず、無駄な検温に職員を一人使うのはなんとももったいない。こういう衛生対策は科学的根拠をもって動くべきです。

  • 日常を取り戻すことの大切さ

    日曜は雨もふらず穏やかな天気でした。私は先週に引き続き、久木野の温泉に行ってきました。阿蘇山を眺めながらの朝風呂は気持ちいい。しばらく温泉近辺をブラブラと散策しました。阿蘇の方はもう稲刈りが始まっていました。もう秋なんですね。帰りに久木野の道の駅に立ち寄ったところ、猿回しをやっていました。ショーは15分ほどで終わりましたが、久しぶりに見て面白かったです。そうこうしていると昼近くなったので、道の駅のレストランでそばを注文し、野外のテラスにあるテーブルで阿蘇の風景を眺めながらのんびり昼食。いいですね。リラックスできますよ。

    週刊新潮の最新号で、「コロナ過剰対策で認知症パンデミック」という記事を読みました。みんな、コロナ怖い、とデイケアなどの参加を中止して家にひきこもっています。老人ホームでも、家族との面会が制限されており、ほとんどが刺激の少ない単調な生活になっています。こういう環境で、高齢者はほとんど動かないので筋力が低下し、転びやすくなるし、肺炎なども起こしやすくなります。運動しないから糖尿病も悪化します。そして、刺激の少ない毎日で頭も働かなくなり認知症がどんどん進むわけです。こんな毎日が続けば、高齢者にとっては大変です。できるだけ、今まで通り、デイケアなどにも参加して体を動かしたほうがいいと思います。

    コロナに感染するリスクはあっても、いままでコロナの10倍以上死亡するインフルエンザに対してはそこまでビクビクして過ごすことはなかったでしょう。最近は熱中症でも毎日重症者が出ているし、交通事故に合う確率も当然あります。日常、コロナ以上に危険なことはたくさんあるわけですから、コロナだけを怖がって生活を極度に制限しては、幸せな毎日など遅れません。これでは、牢屋に入って長生きするのと、シャバで楽しく過ごすのはどっちがいいですか?という話と同じです。

    道の駅「あそ望の里久木野」のレストランのテラス席

  • 辛と幸はわずかな差です!

    ちょうど1週間前に「開運!なんでも鑑定団」鑑定士の北原照久さんの講演を聞きました。その内容はブログに書きました。とてもいい話だったので、彼の著書を買ってみました。「ツキの10カ条 夢の実現」という本です。すでに絶版となっており、Amazonでも中古しか手に入りません。それでもいいやと思って古本をオーダーしたら、なんとサイン本が送られてきました。ラッキー!

    この本に書いてあった印象的な一言。「辛(つらい)」という字は「幸(しあわせ)」と棒1本しか違わない。辛い辛いと思って途中でやめてしまったらそこまでで、あと一歩頑張れば「幸せ」になるんだという話。ホー、いいこと言うなと思って、感心しましたが、その1本の棒を「辛」のどこに書き足したら「幸」になると思いますか?とても不思議なのですが、一番上の点の部分に横棒をかけばいいんです。パズルみたいです。自分で紙に書いてみてください。そして、辛いなーと思っていた人は、あと一歩頑張ってみようという元気をもらってください。

    さて、今日は土曜で半日で平日の1日分の患者さんを診て、昼からヘルスケアセンターの心臓検診でした。クリニックを出ようとしたら雷が鳴り出して、昨日と同じ激しい雷雨です。33℃あった気温が雨とともに一気に8℃下がり25度になりました。雨上がりは快適そのものです。夜に犬の散歩をすると公園からは秋の虫の音が響き渡っています。夜空は三日月。この月が半月(7日)になれば、旧暦の七夕です。七夕とは、月や星のお祭りですから旧暦(太陰暦)を使わないと意味がわからなくなります。太陽暦の7月7日は梅雨明け前の大雨ですが、今(太陰暦の7月)こそうちわで扇ぎながら夜空を見あげるのも風流な季節となりました。

    萌の里