むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 動悸について

    GW中日の3日間が怒涛のように過ぎました。連日100名をこす診療でくたくたになりながらこれが過ぎれば4連休だと思いながら全力疾走でした。4月から県外に出た人が連休で帰ってきたついでに、健康診断で再検査になったものとか、引っ越した先でまだどの病院にかかったらいいかわからないので帰省したついでに来ました、みたいなこの時期独特の新患さんが大勢でした。皆さんのお役に立てたなら幸いです。

    明日は憲法記念日で祝日ですが、私は通常通り金曜日の訪問診療の予定があります。外来診察はお休みですから、朝からのんびり訪問の準備をしたいと思います。この連休中に仕上げたいことが山のようにあります。東洋医学会九州支部総会のホームページを作成中なので、大体のところまで完成させたいと思っています。また6月に頼まれている漢方の講演のスライドを仕上げる予定です。月初めなのでレセプトのチェックも残っています。することをリストアップしておかないと、効率的に動けません。一番やっちゃいそうなことはダラダラとネットフリックスでドラマを見て時間を潰してしまうことです。私はTVは見ないのでいいですが、韓ドラも気を許してしまうと時間泥棒になります。

    さて、今日は動悸について書いておきたいと思います。当院は循環器内科と心療内科があるので心臓の問題の動悸とストレスによる動悸とどちらの患者さんも混じってこられます。思い当たる原因(強いストレスや不安など)がないか確かめると同時に、動悸時の血圧や脈拍、脈のリズムに不整がないかなどを確認します。心(こころ)にしろ心臓にしろとりあえず心電図や心エコーなどで心疾患のチェックをします。あとは、きめ細かく状況を聞くことでだいたいの原因は推測されるため、病態に応じた処方を考えていきます。脈が時々飛ぶ「期外収縮」が動悸の原因の場合、あまり積極的に治療の必要はないのですが、動悸(脈が飛ぶ)が原因で不安が強く眠れなかったり仕事が手につかない人もいるので、その場合は期外収縮を減らす治療をすることもあります。