むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • コロナ後遺症は早期治療がおすすめ

    熊本市内も大雨が心配されていましたが、今日は一日小康状態で、時折日差しもさしました。梅雨前線が南下したため、蒸し暑さもなく、気持ちのいい一日となりました。こちらはそんな感じで快適に過ごしましたが、四国では土砂崩れなどの豪雨被害が出たようです。まだ梅雨明けまで数日は油断できませんね。

    最近は毎日、発熱患者さんが20名ほど来院され、その大半がコロナです。検査で陰性だったとしても、翌日再検査をすれば陽性になるのではないかという人がたくさんいるので、コロナは相当な猛威をふるっています。それなのに、全然話題にもならないのが不思議です。かつてあれほど騒いでいたマスコミは、もう完全に無視状態ですね。一体どうなっているんでしょう。かかった患者さんの多くは普通の風邪と同じで、1週間ほどの経過で治りますが、一定割合で味覚嗅覚障害が出たり、ひどい倦怠感が出たりします。喉が痛すぎてご飯が食べられないという人もいます。毎日そういった患者さんの対応に追われて忙しくしています。

    当院では、漢方を使ってコロナ後遺症に積極的に対応しています。他院でコロナと診断されてしばらく経っていても、後遺症のような症状が残っている場合は、遠慮なくご相談ください。「そのうち治るかも」と思っていると、あっという間に3ヶ月ほど経ってしまいます。後遺症は3ヶ月以内に治せるかどうかで差が出るような気がします。あまり時間が経ちすぎると、治すのも一苦労です。早めにご相談いただけると助かります。