むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 当院は通常通りの診療です

    熊本でも緊急事態宣言が出されたそうです。ニュースを殆ど見ないので人伝いに聞いただけですが、多分本当でしょう。しかし、近所の焼肉屋さんもラーメン屋さんも夜遅くまでやっています。犬の散歩をしたら、中学校ではナイターでサッカーをしていました。いつもと変わらない夜です。当院の診療も、通常通りです。心配なくご来院ください。

    ただ、感染防止のため待合室の換気をしていますので、エアコンがあまり効いていません。寒いかもしれませんので、暖かい格好でご来院ください。風邪症状のある患者さんは待合に入らず、隔離部屋にてお待ちいただきます。診察では、聴診器などでの接触を必要最小限にとどめます。ご了承ください。私の予想では、去年と同じように5月の連休頃には落ち着いてくると思います。まさか2月に落ち着くなんて誰も思っていないことでしょう。今回は1月から非常事態宣言ですから、長丁場となります。最初から、そのつもりでないと、途中でまだかまだかと気分も落ちてしまうと思います。

    当院は去年の非常事態宣言のときから対策をとっています。感染予防の対策はもちろんですが、患者さんの受診ひかえで懸念される経営に対する対策もとっていました。備えあれば憂いなしです。皆さんの仕事や家庭では今回の感染拡大に対する準備はお済みですか?来るとわかっていたのでやっていて当然ですが、まだという人も焦ることはありません。去年初めての非常事態宣言のときほど何もかも閉まってしまうことはないと思います。準備できていない場合、慌てず淡々と必要な対策を取りましょう。

     

  • 仕事は先輩のマネからはじまる

    たいていの仕事は、手取り足取り教えてもらうことより見てまねして覚えることのほうが多いと思います。営業でも、最初は先輩についてお客さんを回る。そこでの挨拶の仕方、会話のしかた、そして自分の提供したい話題の切り出し方など、先輩に同行しているうちに覚える。そして、やってみろと言われたらまずは真似するところから始める。これが基本だと思います。

    一方、最近の若い人たちは教育プログラムが昔よりしっかりしており、学生時代から、講義の目的、達成目標などをその都度示してもらい、自分がカリキュラムに従って理解しているか習熟度をチェックしながら進みます。いわゆるマニュアル世代です。こういう人たちは、大学を卒業しても何かしらプログラムがないと勉強できないので、学会の専門医とか、自分独自に生涯学習などに参加したりします。職場によってはすごくマニュアル化された職員教育をしているところもあります。例えば、マクドナルド。秒単位で動きを決めてあるそうです。

    私たち医者はどちらかといえば見てまねするタイプの教育です。弟子入りして見て学ぶ感じです。そういう私も、ほとんどのことは見てまねして技術を習得しました。例えば鍼治療。師匠の長尾先生が腰痛患者さんの腰の右半分に鍼を打ち、それをみて見様見真似で左半身に鍼を打つ。やっているうちにそこがツボだとわかるようになるし、触った感触から全く左右対称でない場所にツボがあるのに気づくこともあります。体が歪んでいる事があるからです。まねすることは恥ずかしいことではありません。自分独自のオリジナルを出す前にまず先輩のマネをとことんすることは技術習得の基本だと思います。

  • 非常事態宣言は断捨離するのにちょうどよい

    せっかくの連休ですが、天気も悪く寒い上に訪問診療の患者さんの容態も悪く、どこにも行くことができず、一日家の中で過ごしました。暇だったので、東京の四谷で開催されている経営者モーニングセミナーにズームで参加しました。今日の講話は、「後始末をきちんとしよう」という話でした。家庭では、ものを使ったらきちんともとに戻すとか、朝起きたら布団をきれいに整えるとか、テーブルが汚れたらきれいに片付けるとか、脱いだ靴下は洗濯物かごに入れるとか、玄関の靴を揃えるといった感じのこと。当たり前ですが、きちんとやってみると気持ちがいいものです。家庭での後始末がきちんとできない人は仕事の後始末もできない傾向にあります。

    これを会社に置き換えると、デスクをきちんと片付ける、会議をしたら議事録をつける、上司に報告する、終わった仕事はきれいに片付ける、先方にお礼の挨拶をする、などなど。最初(取り掛かり)ばかり気にして、終わり(仕上げ)を集中しないと、そのプロジェクトはパーになります。たとえうまく行ってもその時限りで、次への発展が望めません。後始末というのはうまく行っても行かなくても最後をきちんとすることです。

    その後始末にも通じるのですが、外出しなかったので、ひたすら家の中を掃除しました。まず、送られてきた年賀状の差出人の住所を自分のパソコンの住所録と照らし合わせてアップデートしました。それから、家中の汚れを磨いたり棚を片付けたり、数年もの間使うことなく放置されていたものをすてたり、年末大掃除をしたのにまだまだすることはありました。そういえば、昨年春の非常事態宣言の際にも全国の家庭で断捨離をして廃棄物の量が激増したという統計があります。今回も断捨離するのにいいタイミングではないでしょうか。

  • ながら作業が好き

    昨日、お風呂用(防水)ブルートゥース・スピーカーを買ったと書いたのですが、さっそくそれを使ってお風呂に入りました。YouTubeでも画像が殆どいらない中田敦彦のYouTube大学とか、斎藤一人さんの講話とか、こういうコンテンツを聞きながらゆっくり湯船に浸かるのはいいですね。今までは、さっさと上がっていたのですが、時間をかけて入ると体の芯まで温まります。退屈しないし、勉強になるし、買ってよかったです。

    私は、中学の頃から勉強するときはFMラジオや音楽(当時はカセットテープに録音したコレクション)をかけて”ながら勉強”をしていました。TVだと勉強の邪魔になりますが、音楽やラジオはじゃまになりません。同じことは車の運転中にも言えると思います。たいてい車はラジオかスマホから飛ばした音楽だと思いますが、私の車は走行中もTVが映ります。しかし、”九死に一生の衝撃映像をごらんください”とか言われると、運転の注意が散漫になるので、危険だと思います。

    家では、本を読んだり、このブログを書いたりするときにはグーグルのAI(人工知能)スピーカーから音楽を鳴らしています。AIが私の好みを勝手に学習しているので、選曲は言うことなしの最高です。他に、Netflixなどで韓国ドラマを見ながら何かをしたい(ながら作業)と思うのですが、韓国ドラマは字幕を見ないとわからないので、ながら作業ができません。仕方ないので集中して見ます。ところで、この半年くらいでずっと見ていた「ゴハン行こうよ」という韓国ドラマがあり、半分はグルメの話なので楽しく見ていたのですが、シーズン3が配信されているのに気づきました。連休はこれを見て過ごし、でてきた料理で自作できそうなものにチャレンジします!

  • ゆっくりお風呂に浸かろう

    正月あけて忙しかったですが、連休ですのでちょっと一服ですね。2年前のこの連休にはソウルに行きました。一番寒い時期で、マイナス9度でした。覚悟していったので大丈夫でしたが、夜に明洞の屋台で串焼きのラム肉とか、美味しく食べましたがむちゃくちゃ寒かったです。そして、この冬はその時のソウルに負けないくらい寒いですね。犬の散歩では芯から凍えます。温かいソックスとか手袋、マフラーという定番はやっぱり使えば暖かく快適です。冷えるのは手首足首と首からです。そこをしっかりと温めましょう。

    中田敦彦のYouTube大学を見ていたら、自律神経の話があっていました。呼吸とか、食事、睡眠といった基本的なことが自律神経を整えるには大事だと彼も言っていました。なかでも面白いと思ったのは、お風呂です。インスタントラーメンはお湯の温度とか食べるまでの時間をすごく正確に測るのに、自分がお風呂にはいるときは温度や時間をあまり気にしないのはおかしい、といいます。なるほど。もっとゆっくり浸かったほうがいいんだなと思いました。

    そこで思ったのが、うちの子です。風呂に入りながらスマホでYouTubeを見ています。たぶんジップロックで防水しているのだろうと思いますが、YouTubeをみていると時間を忘れていつまでも風呂に入っています。これだ!とおもいました。自宅でお風呂にじっくり入れないのは、退屈するからでしょう。そこで、お風呂でも使える防水スピーカーを買いました。これを携帯とブルートゥースでつなげば音楽や勉強の講演会をお風呂に浸かりながらゆっくり聞けます。自律神経もリラックスしますから、一石二鳥。こどもの長風呂をヒントに一つ生活が変わりました!