むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • オーブンよりグリル焼きが簡単

    先日、シフォンケーキを手作りした話を書きました。ハンドミキサーがメレンゲを作る専用のブレードではなかったため、せっかく使ってみてもきちんと泡立たず、仕方なく自力で泡立てました。結果的にはシフォンケーキらしくふんわりとできたので良かったのですが、また作りたいと思っても、メレンゲを作る作業のことを考えるとなかなか踏み切れません。

    そこでAmazonで便利なものはないかと探してみたのですが、あまりにも種類がありすぎて、どれが良いのかよくわかりません。しかも「生クリームの泡立てはできてもメレンゲは苦手」など、機械によってできることが様々です。一つ一つ説明書きをじっくり見ていても時間がかかって埒が明かないと思い、Geminiに相談してみました。

    「メレンゲを簡単に作りたいけれど、フードプロセッサーの機能も欲しい。おすすめの機械を教えてください」

    と聞いてみたところ、Geminiから「シフォンケーキを作るのですか?」と返ってきたではありませんか。なぜ私の考えていることがわかったのだろうと思いましたが、先日のシフォンケーキの話題を覚えていたのかもしれません。なかなか賢いものです。

    それはともかく、Geminiが3つほどおすすめのフードプロセッサーやメレンゲ用の泡立て器を推薦してくれたので、あっという間に欲しかったものにたどり着きました。値段もこれまで貯まっていたポイントで買えそうなほどだったので、すぐに購入手続きをしました。届くのが楽しみです。

    さて、先日、肉や野菜をスキレットに並べてオーブンで焼いた写真をアップしましたが、オーブンで焼くには予熱に相当な時間がかかります。さらに、一旦オーブンを使うと冷めるまで電子レンジとして使えないのが困るところです。

    そこで、先日使ったスキレットが魚焼きグリルに入らないか試してみたところ、簡単に入ることがわかりました。今回はスキレットに赤魚を並べて、ローズマリーやトマト、エビなどをトッピングし、前回と同じように塩コショウとオリーブオイルだけでグリル焼きにしてみました。

    あまり強火だと焦げるかもしれないと思い、中火で10分ほど焼いてみたところ、オーブンで焼くのと同じような仕上がりになりました。しかもオーブンだと予熱しているくらいの時間で料理が完成します。早速晩ご飯にいただきましたが、これは簡単で美味しい。大満足でした。

    この方法だと、魚を焦がさずに調理できるので体に良く、煮付けと違って砂糖を使わないため、AGEs(終末糖化産物=老化促進物質)も抑えやすい調理法です。手軽で美味しく、しかも健康的なメニューだと我ながら感心した夕食となりました。

    赤魚のグリル焼き オリーブオイルと塩胡椒のみですが絶品でした

  • 始業前の過ごし方

    2日連続の雨となりました。1日中降り続いたので、昼の訪問診療も雨の中、各施設を回りました。

    最高気温が20度ぐらいしかなく、車のエアコンをふと見たら暖房に切り替わっていたのでびっくりしました。半袖だと少し肌寒く、長袖を出そうかなというくらいの気温です。6月にこんなに冷えるとは驚きです。明日の朝は17度の予報になっています。本当に、長袖をまた出そうかどうしようかと悩むところです。

    私は毎朝6時半頃には出勤しています。始業は8時半なので、2時間前には職場にいることになります。そんなに早く出勤して何をしているかというと、まずは玄関前の落ち葉の掃除や院内の換気といったルーチンワークを行い、その後はエアコンをつけて院内を快適な状態に整えるなどの準備をしています。

    これらの作業を終え、新聞を読んだりメールをチェックしたりしていると、だいたい7時頃になります。それからスタッフが出勤してくるまでの約1時間は、診断書を書いたり本を読んだりするのが習慣になっています。この朝の静かな1時間が、私にとって唯一、集中して仕事以外のことができる貴重な時間です。

    今日は心電図の判読を依頼されていたので、この朝の時間をその作業に充てました。届いた心電図は小学校3校分、合計で約450人分もありました。「始業までに見終わるだろうか」と少し心配になりましたが、どんどんチェックを進めていき、ギリギリ8時過ぎにすべての判読を終えることができました。

    再検査が必要と判断した心電図はリストアップし、明日の心臓検診班会議に提出します。そこで他の班員の先生方と協議しながら、二次検診に来ていただくか、あるいは経過観察とするかを決定します。再検査が必要と判定された場合は、土曜日に来院していただき、精密検査を行う運びとなります。

    私はこのような心臓検診の仕事をもう10年以上続けているため、ほとんどのケースは流れ作業のように判断できますが、時々判断に迷うこともあります。その際は心臓検診ガイドラインなどを調べるのですが、最近はGoogleのNotebookLMも活用しています。

    ガイドラインの内容をAIにアップし、チャット形式で質問すると、関連する基準や考え方を整理して示してくれるため、非常に効率よく判定できるようになりました。これまではガイドラインの冊子を手元に置き、ページをめくりながら基準を確認していたので、大変な効率アップになっています。

    AIは万能ではありませんが、こうした情報整理の補助役としては非常に優秀です。これからも上手に活用しながら、より正確で効率的な診療や検診業務につなげていきたいと思っています。

  • 1日塩分6グラム以下が理想

    先日から料理の話ばかり書いていますが、今日もその続きを書きたいと思います。

    ホットクックに「玄米を発芽させるモード」があることを知り、さっそく試してみました。1時間ほど水を吸わせた玄米をホットクックに移し、40度の発芽モードで一晩置きました。

    翌朝、見た目にはそれほど変化がなく、発芽した様子もありませんでしたが、水を入れ替えて炊飯器にセットし、玄米モードで炊いてみました。

    すると、これまで私が普通に炊いていた玄米とはまったく違う、とても美味しい玄米ご飯が炊き上がったのです。これをお弁当に詰めて持って行けると思うと、考えただけでワクワクするほどの美味しさでした。

    普段は玄米と白米を半々くらいに混ぜ、吸水時間もほとんど取らずに炊いていました。それでも普通に食べられるので、玄米とはこういうものだと思っていたのですが、一手間かけるだけでここまで味わいが変わるとは驚きです。

    さらに時間をかければ実際に芽が出るそうですが、そこまでしなくても味の違いは歴然でした。とても良い発見ができました。これからはこの一手間を惜しまず、ご飯を炊こうと思います。この味を知ってしまうと、もう白米を買わなくなるかもしれません。

    もう一つ、今朝読んだ料理本のおかげで、我が家のオーブンレンジのオーブン機能をほとんど使っていなかったことに気づきました。せっかくの機能なので何か作ってみようと思い、レシピ本に載っていた「肉と野菜にオリーブオイルをかけて焼くだけ」というシンプルな料理に挑戦しました。

    味付けには、もちろんロジカルクッキングの考え方を取り入れています。

    1. 肉や野菜の総重量を測る
    2. 総重量の0.5%に相当する塩を全体に振りかける

    塩だけでは少し物足りないかと思い、一部には塩コショウも使いました。

    オーブンの予熱には驚くほど時間がかかりましたが、スキレットに具材を並べて200度で20分焼くだけです。焼いている間にサラダやスープの準備をしていたら、あっという間に完成しました。

    塩加減は計算通りで、まさに狙い通りの味です。こんなに簡単に、しかもほったらかしで料理ができるとは、オーブン料理もなかなか侮れません。次はホワイトソースやミートソースをかけて焼いてみようかと思っています。

    それにしても、ロジカルクッキングは本当に実践してみて良かったと思います。

    材料の重さを測ることなど、実際にはほんの少しの手間です。キッチンに電卓やタブレットを置いておけば、必要な塩分量もすぐ計算できます。理系の私にとっては実験をしているような感覚で、重さや塩分を測る作業そのものが楽しいのです。

    しかも、出来上がりの味がおおよそ予測できるので、味見の必要もありません。

    本を読んだ時は面倒そうだと思いましたが、今では計量せずに料理をする方が落ち着かないほど、この方法が身についています。

    そして、料理に使う塩の重要性も改めて実感しています。

    塩は単なる塩化ナトリウムではなく、天然塩にはマグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルが含まれており、それが料理の味わいを深め、素材の持ち味を引き出してくれます。

    私は韓国のキパワーソルトを使っています。他にもさまざまな天然塩を試してきましたが、この塩はいろいろなミネラルを非常に多く含んでおり、料理が美味しく仕上がると感じています。

    最近、この塩を使いながら食事内容を計算してみると、夕食で使う塩分量はおよそ2g程度でした。朝食や昼食を合わせても、1日の総塩分摂取量は6g以下ではないかと思います。

    私の血圧が、この年齢になっても薬を使わず110mmHg前後で安定している理由としては、日頃から塩分を控えめにしていることが関係しているのではないかと考えています。

    ロジカルクッキングを始めたことで、自分がどのくらい塩分を摂取しているのかを正確に把握できるようになりました。これは美味しさだけでなく、健康管理という面でも大きなメリットだと感じています。

    初めてのオーブン料理

  • シフォンケーキを焼いてみた

    昨日は自家製納豆に続き、今度は黒豆納豆作りに挑戦しました。

    挑戦するといっても、一晩水につけて戻した黒豆をホットクックで1時間ほど茹で、粗熱が取れたところで市販の納豆を加えてよくかき混ぜ、ヨーグルトメーカーに移して12時間ほど発酵させただけです。手間といえば納豆を混ぜるくらいで、あとはすべて機械任せです。そして出来上がったのは、予想以上に見事な黒豆納豆でした。糸の引き具合も良く、普通の大豆とはまた違った黒豆ならではの風味が感じられ、とても美味しく仕上がりました。

    さて、先日もブログに書きましたが、最近はロジカルクッキングをいろいろ試しています。

    ロジカルクッキングとは、普通の鍋やフライパンで料理をする場合でも、材料の重さを正確に測り、調味料も0.1g単位で計量して使うことで、再現性の高い味付けを実現する方法です。さらにホットクックを使えば自動調理なので、最初にすべての材料を入れてしまえば、ほぼ狙い通りの仕上がりになります。

    実際にやってみると、それほど面倒ではありません。塩や味噌の使い方も一度覚えてしまえばコツがつかめるので、次々と試したい料理が思い浮かびます。また、先週からホットクックのレシピ本を3冊購入して読み込んだことで、使い方の理解もさらに深まりました。

    レシピ本の後半にはスイーツ作りも紹介されており、何気なく眺めていたところ、シフォンケーキなら家にある材料だけで作れそうだと気づきました。

    さっそくレシピ通りに材料を混ぜてホットクックで焼いてみたところ、オーブンを使うような手間もなく、30分ほどでふんわりとしたシフォンケーキが焼き上がりました。

    今回はレシピより砂糖を少なめにしたため甘さは控えめですが、その分、罪悪感も少なく、食後のデザートとしてちょうど良い感じです。これほど簡単に作れるのであれば、これからも週末の楽しみとして続けてみようと思います。

    ただ一つ問題がありました。シフォンケーキは卵白をしっかり泡立てないと、うまく膨らんでくれません。

    今日は家にあるハンドミキサーを使ってみたのですが、思ったほど泡立たず、結局は自分の手でひたすら泡立てることになりました。最終的にはきちんと膨らんでくれたので良かったのですが、これを頻繁に作るとなると少々大変です。泡立て機能のあるフードプロセッサーなどを購入しようかと検討中です。

    また、シフォンケーキのレシピをネットで調べてみると、おからパウダーや米粉を使ったものなど、さまざまなバリエーションがあるようです。小麦でアレルギー症状が出たり体調を崩したりする方もおられるので、代替材料を使うことで、よりヘルシーで安心して食べられるお菓子が作れるのではないかと思います。

    もともと料理は好きでしたが、お菓子作りにまで手を出したのは今回が初めてです。そのうちパンまで焼き始めたら本格派ですが、さすがにそこまで手を広げる時間はないかなと思っています。

    今回は実験的にレシピの半分量で作ってみたので小さい(薄い)ですが、味はちゃんとシフォンケーキでした

  • 天気頭痛対策

    九州は梅雨入りしたそうで、今週末は雨が続きそうです。

    日頃から片頭痛のある患者さんにとっては、梅雨の時期は症状が悪化しやすく、つらい季節となります。

    頭痛は鎮痛剤ばかり使っていると、かえって症状が悪化してしまうことがあるため、できるだけ鎮痛剤に頼りすぎないことが推奨されています。しかし、薬を使わなければ頭痛がひどくて日常生活に支障をきたし、一日中寝込んでしまったり、ひどい時には嘔吐したりすることもあります。何とか生活の質を保つ必要があります。

    多くの場合、片頭痛の患者さんには予防薬としていくつかの薬剤を試します。その中で効果のあるものが見つかれば、この時期はきちんと服用して予防することをお勧めしています。

    ただし、こうした予防薬の中には妊娠中に使用できないものもあるため、妊婦さんや妊娠を考えている若い女性には使いにくいという側面があります。予防薬が使えないとなると治療の選択肢は限られますが、私はそういう時こそ漢方の出番だと思っています。

    雨が降る前に起こる頭痛、いわゆる「天気頭痛」には、五苓散(ごれいさん)がよく効くと言われています。実際に処方してみると、多くの患者さんが五苓散を服用することで鎮痛剤の使用を減らしながら症状をコントロールできています。

    しかし、中には五苓散を試しても効果がみられない患者さんもおられます。このような場合、同じように利水作用を持つ苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)や当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)に変更してみることもありますが、五苓散が効かない場合は、こうした類似の処方も効果が乏しいことが少なくありません。

    そういう時に有効なのが、五苓散のような利水作用とは異なるアプローチで片頭痛に効果を発揮する呉茱萸湯(ごしゅゆとう)です。

    呉茱萸湯は非常に飲みにくい味で知られていますが、片頭痛の患者さんには特効薬のように効くことがあり、普段は漢方が苦手な方でも「この薬だけは飲める」と言って続けてくださることが少なくありません。

    当院では、五苓散で片頭痛が十分にコントロールできなかった場合に、呉茱萸湯を取り入れるようにしています。実際に使用してみると非常に成績が良く、この薬もまた片頭痛治療において大変頼りになる漢方薬だと実感しています。

    熊大病院の玄関広場がネーミングライツで「えがお健康パーク」になっていました。