むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 久しぶりに玉名に行きました

    去年の年末で水春のスポーツジムを退会し、今年のテーマはいろんな新しいことに挑戦することです。この5年間は、会費がもったいないと感じて土日はほとんどジムに行き、併設の温泉に通う生活だったため、それ以外どこにも出かけない日々でした。今年に入り、温泉も毎週違うところに出かけたり、イオンモール以外のお店に何年ぶりかで足を運ぶようになり、おかげで刺激の多い毎日を過ごしています。昨日、ブログに玉名駅前のクレイ屋さんMELSについて書きました。久しぶりに店主夫婦のことを思い出し、今日は玉名まで行ってみました。

    運良くお店が開いており、「お久しぶりです」と声をかけて入ったら、店主さんが覚えていてくれました。店の奥からご主人も出てきてくださり、1時間ほど椅子に座り込んでお話をしました。目当ての「乾燥肌に良いクレイ」を相談すると、フランス産の「ブルーモンモリオナイト」というクレイを勧めてくれました。顔に泥パックのように使うのが一般的ですが、店主さんによると入浴剤代わりにお風呂に入れても良いそうです。早速、今晩試してみようと思います。

    せっかく玉名に出かけたので、久しぶりに玉名温泉「つかさの湯」に行きました。ここは子どもが小さかった頃によく来ていたので、10年ぶりくらいでしょうか、懐かしかったです。昔はバイキング形式のレストランがあり、家族で利用するのが楽しみでしたが、現在は通常のレストラン形式に変わっていました。少し残念。玉名温泉は湧き出す温泉の量が相当多いらしく、大きなお風呂が源泉かけ流しとなっており、とても気持ちいいお湯です。

    帰りには玉名ラーメン「天琴」に立ち寄りました。私の両親が玉名出身なので、子どもの頃はよく玉名に遊びに行っていましたが、玉名ラーメンが有名になったのは最近の話ですね。このあたりのラーメン屋さんは昔からありましたが、今はどのお店も行列ができて驚いています。天琴は2–3年ぶりに訪れましたが、本当に美味しかったです。スープまで一滴残らず飲み干しました。私の小さいころの玉名の食べ物で美味しかったなーと思い出すのはラーメンではなくうなぎのせいろ蒸しです。どの店だったか思い出しませんが、本当に美味しかった!

    そういえば、今日は朝から近所でどんどやがありました。竹が焼けてバンバンと弾ける音は邪気を払う縁起物。寒かったですが、火の近くは暖かかったです。そして今日は成人の日。法的には成人は18歳からとなり、お祝いは20歳の人たちが対象となるため、今は成人式と言わずに「二十歳の記念式典」というそうです。なんだか紛らわしくて面倒な話ですね。

    9:00組立中。10:00ほぼ完成。10:45ほぼ燃えた。10:30頃点火したみたい。肝心なところを見損ないました。(うちから5分なのに・・)

  • 正月明けの連休でリフレッシュ

    正月明けて早々にまた連休となりました。休み明けの忙しさで体に疲れが溜まっていたので、この連休は本当にありがたく感じました。ここで一度リフレッシュしておくと、この先も頑張れそうです。

    日曜日はどんより曇り空で、時折小雨が降る寒い一日でした。この1週間少し風邪気味だったこともあり、今日は特に何もせず家でNetflixのドラマを見てのんびり過ごしました。午後は体を温めるため、美里町の「佐俣の湯」まで足を伸ばしました。


    美里町と佐俣の湯の魅力

    美里町は空気がきれいで、深呼吸をするだけでも気分がリフレッシュします。清らかな自然の「天の気」(空気中の自然のエネルギー)に満ちており、訪れるたびに癒されます。

    佐俣の湯は源泉かけ流しの温泉で、ほんのり硫黄の香りが漂うとても良いお湯です。温泉には鉄分や硫黄、その他のミネラルが豊富に含まれており、地球の持つ「地の気」(地熱やミネラルの力)を体内に取り込むことができます。美里町の澄んだ空気とこの温泉の組み合わせは、まさに「天の気」と「地の気」を同時に体に取り入れる絶好の方法だと感じました。


    温泉とクレイの効用

    温泉の効能は、場所ごとに含まれる成分が異なるため多様です。また、温泉地で採れる泥(クレイ)にも治療効果があり、成分によって用途が異なります。例えば、カオリン(白い泥)は敏感肌向け、ベントナイト(灰色の泥)は余分な皮脂を吸着する効果があります。エステサロンなどで行われるクレイパックは、冷え性や生理痛、更年期症状などにも効果が期待できます。

    私にクレイのことを教えてくれたのは、玉名駅前の「MELS」というお店を運営している方です。ここではクレイを活用した施術や商品を提供しています。詳しくはこちら


    クレイ入り石鹸

    実は昨日、美肌塾で使った洗顔用石鹸にはクレイが練り込まれているそうです。顔を洗う際に泡でパックするようにすると、美肌効果が期待できそうです。石鹸によってクレイの種類が異なるため、自分の肌に合うものを選ぶには専門家のアドバイスを受けるのがおすすめです。私自身はクレイについては専門外でくわしいことはわかりません。

  • 美肌塾

    最近顔の乾燥がひどく粉を吹いたようになっていました。どうにかならないかなぁと美容液を塗ったり保湿クリームを塗ったりしてみていましたが、なかなか改善しません。そんな中スキンケアの勉強会(美肌塾)があるので参加してみませんかと言うお誘いをいただきました。私みたいな男性が参加していいものかと思いましたが、せっかくのお誘いなので行ってみました。参加者はやっぱり女性ばかりで、皆さんワイワイ楽しそうにスキンケアの練習をされていました。私もその中に混じって洗顔フォームで顔を洗ったり、いくつもの美容液を顔に浸透させることで、皮膚を潤わせる基礎化粧のやり方を習いました。

    自分でビフォーアフターの写真を撮ってみましたが、顔の色つやが良くなっただけでなく、目元のシワも少なくなり、肌の張りが良くなったように見えます。なんだか若返ったようでとても気持ちが良いです。化粧と考えるのではなくスキンケアと考えれば、男性でもこういう基礎化粧品を使って肌のコンディションを整えるのは良いことだなぁと感じました。

    よく知られていることですが、乾燥肌の大敵は皮脂を洗いすぎることです。石鹸でゴシゴシと洗ってしまうと肌の油分が流れてしまい乾燥してしまいます。また強く擦ることで皮膚にダメージが起こってしまいます。こういうことを避けるためには、ナイロンたわしでゴシゴシ洗うような入浴方法は避けるべきです。また皮膚には常在細菌というものがあり、これらの菌がいることで皮膚の健康を保ちます。そこで殺菌性の強い石鹸などで皮膚を洗いすぎると良い菌まで減らしてしまうことになりますので、皮膚の健康を保つことができません。従ってスキンケアと言うのは何かを塗るだけではなく、洗顔の方法やその時使う石鹸の種類など色々と気を使わなければいけないということがわかりました。

  • 活性酸素消去能力は加齢とともに低下する

    寒波が到来しましたが、幸い熊本市内では積雪がなかったため、通常通り診療を行うことができました。昼は訪問診療にも出かけましたが、いつもより車の交通量が少なく、スムーズに回ることができました。

    クリニックでは暖房をしっかり入れてますが、発熱患者さんがいるため窓を開けて換気をしています。そのため、とても冷たい風が入ってきて部屋がなかなか暖まりません。熱があって体調の悪い患者さんには申し訳ありませんが、感染対策のため、どうぞご理解いただけますと幸いです。
    Yahoo!ニュースによると、熊本のインフルエンザ患者数は全国で4位だそうです。多くの病院やクリニックが発熱患者さんでごった返しており、電話で問い合わせたら断られたという方が来院されました。これほどの患者数増加に対し、診療制限を行うクリニックも増えているようです。

    当院では非常に忙しい状況ですが、来られた方をすべて診療しています。ただし、検査キットが不足しているため、診察時点で明らかにインフルエンザとわかる方や、タミフルの有効時間である48時間を過ぎた方には検査を省略しています。この対応により診療スピードが上がり、患者さんの待ち時間短縮と医療費負担の軽減につながっています。

    さて、本題です。
    人の老化は酸化と糖化によって進むことが知られています。酸素を使って生命活動を維持している以上、酸化を完全に避けることはできません。そのため、体内では活性酸素を除去する酵素「SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)」が重要な役割を果たしています。

    先日、ニナファームの勉強会で「SOD活性は40歳頃から低下し始め、80歳頃にはほぼゼロになる」という話を聞きました。本当かと思って調べたところ、確かにその通りで驚きました。それは大変なことです。SODの低下を補うためには、ビタミンCやE、セレン、亜鉛、そしてレスベラトロールなどの植物性抗酸化物質を摂取することが有効です。また、水素吸入も酸化を抑える方法として注目されています。

    ところで余談ですが、パクチー(香菜:シャンツァイ)はお好きですか?その独特な香りを「カメムシみたい」と嫌う方もいますが、私はエスニック料理好きでパクチーが大好物です。スーパーで売れ残りが安くなっているときは、ありがたく購入しています。麺料理のトッピングや焼き肉の香料として活用しています。先日、自衛隊の近くにある中華料理店「海天」に立ち寄ったところ、中華食材コーナーで「香菜面(シャンツァイミェン)」という中国製のインスタントラーメンを見つけました。「超香香香香」とパッケージに書かれており、まさにパクチー増し増し仕様です。迷わず購入し、早速作ってみました……超美味!緑色の麺にはパクチーが練り込まれ、薬味は乾燥パクチーが2袋も付いています。これぞパクチニストにとって夢の一杯。ベトナムのフォーも大好きですが、中華麺でこんなにも香菜をたっぷり使った商品があるとはやみつきになりそうです。

  • 冬を快適に過ごす秘訣は家の断熱性能

    冷えてきましたね。熊本市内でも雪が舞っていました。積雪はめったにありませんが、万が一積もると通勤路が麻痺してしまう可能性があります。私の場合、最悪の場合でも歩いて通勤できる距離なので問題はありませんが、滑らない靴を用意しておかないと危険です。登山靴で対応できるとは思いますが、そんな事態にならないことを祈りたいですね。ニュースでは東北や北陸地方の積雪が話題になっていますが、雪かきや屋根の雪下ろしなど、日常生活に支障が出る大変さは、九州育ちの私たちにはなかなか想像がつきません。

    寒冷地の家は、高気密高断熱構造が基本です。南極の昭和基地はミサワホームが建設したと聞いたことがあります。これは、ミサワホームが高断熱構造の先駆的ノウハウをもっていたことを物語っています。これまで日本の住宅メーカが海外に進出することは少なく、逆にカナディアンホームとかスエーデンホームなどは日本に入ってきているのを見ると、やはり寒い地方の高断熱住宅の性能がいかに従来の日本建築より優れているかわかります。しかし最近では、日本の住宅メーカーも海外市場での展開を進めています。積水ハウスや大和ハウスがその代表例です。海外展開の理由の一つは、国内市場が人口減少で縮小するためですが、最近の日本の住宅技術が世界でも通用するレベルに達していることの証明でもあると思います。高気密高断熱住宅は寒冷地だけでなく、砂漠などの暑いところでも高く評価されています。

    若い人たちは、正月に実家に帰ったら寒くて寒くて、といいます。親世代の住んでいる家と、子ども世代の住んでいる家の断熱性能が桁違いに差があるのです。寒いときにお風呂やトイレでヒートショックが原因となる心臓発作のリスクが高まるため、家全体を暖める設計が望ましいです。そのためにも、高気密高断熱住宅の普及が重要だと感じます。