むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • じんま疹

    この1週間位じんま疹で苦しんでいます。最初は乾燥肌がかゆいだけかと思って保湿剤を塗っていましたが、だんだんひどくなってボコボコに皮膚が盛り上がってきました。よく見たらじんま疹です。なにが原因だろう?と考えても、サプリなどを毎日10種類ほど飲んでいるのでどれがいけなかったかわかりません。ふと思いついたのが、ある漢方薬です。風邪の予防に最近2ヶ月位せっせと飲んでいたのが、今頃になってアレルギーを起こしたようです。実はこの漢方薬は去年の冬にも飲んでいて体が痒くなったので止めていたのですが、その教訓をすっかり忘れていました。おかげでカユイカユイの毎日です。今週は当院にも数名このようなじんま疹患者さんが来られているので、そんな季節なのかもしれません。

    じんま疹は通常抗ヒスタミン剤の内服で治療します。多少眠気が来ますが、そのほうが効果も強いと考えます。私の場合、1日に100名近くを診察するのに、ちょっとでも眠気が来ると診察のパフォーマンスが落ちるので、朝から抗ヒスタミン剤は飲めません。仕方ないので夜だけ飲んでいます。また、症状がひどいときはステロイドも使いますが、私の場合、毎日インフルエンザなどの感染症患者さんに接するためステロイドはあまり使えません。免疫力を落とすからです。

    そういうわけで、自分にはあまり積極的な治療ができずに、かゆみはどんどん悪化し、仕方ないので、かゆいところには液体ムヒを塗っています。ムヒも抗ヒスタミン剤なので、効くのは効くのですが、全身に塗るとヒヤヒヤして寒いです。こんなので風邪引いたら笑いものですね。

     

    ソウルタワー

  • ネーミングの重要性

    子供が出来たら「名前なんにしよう」という話になることでしょう。それと同じで、クリニックなどをオープンする際にもそのネーミングにはひたすら頭を悩ませます。それほどネーミングは将来を左右する重大なものです。ところが、私の家の近所に看板も名前もないパン屋があります。みんなこの店を話題にすることは殆どないと思います。なぜなら、名前という共通認識がないため、あの店美味しいよとか、あの店をネットで検索しようというときにキーワードがないのです。もし、名前がなくても「クロワッサン専門店」など、なにか際立ったキャラクターがあれば、勝手なあだ名が付きますからいいんですが、そうでもない場合、早晩世の中からは忘れ去られる運命だと思います。

    病気にもネーミングが重要な働きをします。2005年に突然世にあらわれたメタボリックシンドローム(いわるるメタボ)という言葉は有名です。これは、内臓脂肪、高脂血症、高血圧、高血糖の4つが寿命を縮めるリスクになるというものです。診断基準の内臓脂肪は本来CTをとらないと計測できないのですが、便宜上腹囲測定で代用したため、なんとなく肥満=メタボという雰囲気が世に広まりました。腹囲を測っても、それが内臓脂肪ではなく皮下脂肪だったら、メタボのリスクではないし、そもそもメタボリック症候群というものの診断基準は肥満ではなく、内臓脂肪蓄積(腹囲が基準以上)+脂質、血糖、血圧の3つのうち2つ以上が基準を超えるものですから、血圧や脂質が正常で単なる肥満者はメタボの診断にはあたらないのです。しかし、これをメタボと呼んで、肥満者の代名詞にしてしまったため、取り返しがつかない誤認識が世に広まってしまいました。

    今日、ためしてガッテンを見たら、「肩こり」と「首コリ」は別物だと言っていました。これは、「首コリ」という概念を区別してネーミングすることで、治療方法も異なることをはっきりさせるという意味で大切なことです。今日のがってんで言っていたことは、私も日頃患者さんに鍼治療をする立場として認識していましたが、鍼灸師さんがちょっとしたテクニックを番組で披露していたのを見て、目から鱗が落ちました。

    ソウル 明洞

  • 来たる米朝会談の行方

    韓国の話をすると、韓流ドラマやKポップの影響で韓国大好きという人もいますが、嫌いという人の方が多いようです。たしかに、政治的な問題は腹立たしいことも多いですが、日本からだけでなく、ここまで世界中から嫌われている国は少ないと思います。今や北朝鮮のほうが好感度高くなっているかもしれません。私は、どちらでもありません。政治的な関心はあまりありませんし、韓流ドラマも興味ありません。韓国焼き肉やビビンバが好きかと言われれば、面白いから食べるという程度です。ではなぜ韓国に遊びに行くかと言うと、やはり国際的な視野を持つと世界が広がるし、日本に戻るとさらに日本に生まれた幸せを実感できるからかもしれません。実際、たった一泊ですが、日本に帰ってくると入国審査の係官でさえ外国より優しい。そして、空気が美味しいし、適度な湿気が肌に優しい。日本の食べ物が美味しいことは言うまでもありません。

    私が初めて韓国に行ったのは40年くらい前でした。当時は民俗村みたいなところで古い生活様式みたいなのを見た覚えがありますが、鮮明に覚えているのは、当時韓国人はお茶を飲まないということでした。なんと、ご飯を炊いた残りのおこげにお湯を入れてお茶代わりに飲んでいました。私が大学生の頃に韓国に行ったとき(25年くらい前)はまだ韓国には喫茶店がありませんでした。その時韓国人はコーヒーを飲まないと聞きました。しかし、今やあちこちスタバがあって、街行く人達はコーヒーを片手に歩いています。時代は変わったなと感じます。

    こんな韓国ですが、今度米朝会談をベトナムでするらしいですね。ベトナムは朝鮮と同じく戦後南北に分断されていましたが、南ベトナム(アメリカ側)が負けて北が統一しました。今回アメリカは韓国を見捨てて北朝鮮にずいぶん肩を寄せているので、ベトナム同様北が南を統一する形で終結するかもしれません。ベトナムで米朝会談をすることは、そのことを暗示しているように感じます。

     

    明洞(ミョンドン)の屋台を食べ歩き。左下はチーズとトッポギを串にさして焼いたもの。甘い練乳をかけてくれました。左上はラム肉の串焼き。唐辛子ソースを塗って食べます。右上は韓国おでん。右下は江南(ガンナム)のレストランで食べたサイコロステーキ。牛と豚のハーフアンドハーフ。コチュジャンをつけて食べます。たった1泊2日でいったい何食したんでしょう😅

  • ソウル第2弾

    ちょうど1ヶ月前に何年ぶりかでソウルに行った話を書きました。またまたソウルにふらっと行ってきました。さすがに寒かったです。日中1度、夜はマイナス9度まで下がりました。今回は前回より更に弾丸トラベルでした。滞在時間はわずか24時間です。日曜の朝熊本を出て月曜の昼には戻ってきました。この前行って、空港や駅での手続きなど全部わかったので、今回は無駄な足を運ぶことなく手際よくどんどん進みました。T-moneyという日本で言うSUICAみたいな交通系ICカードも前回買った残高があったので、今回は切符も買う必要なくあっという間に昼にはソウル駅につきました。念の為ガイドブック「るるぶ」の地図のページだけを持っていったのですが、結局帰国するまで一度も開くことはありませんでした。役に立ったのは、携帯にダウンロードしていった地下鉄マップです。これがないと、現地のハングルのマップでは全然わかりません。

    今回の目的も、食べ歩きです。この前行ったときに美味しそうだと思ってもたった1泊では食べられる回数は限りがありますから、あれこれ思ってもまた今度、ということになります。そのまた今度ですが、まずはソウル駅に昼についたので昼ごはんです。駅から歩いてすぐの庶民的な店。東京にも明洞(ミョンドン)海苔巻きという店がありますが、韓国の海苔巻き、食べてみたら、ほとんど日本のと同じ味でした(写真左下:でっかいチキンカツレツがメイン)。次に、南大門市場近くの麺専門店。ここはホテルの近くで、美味しかったので今回2回も食べに行きました。写真上がおなじみチャジャ麺。

    写真右下がメニューにはシーフードヌードルと英語で書いてあった激辛海鮮ちゃんぽん。私は激辛料理には慣れているので、平気で食べました。激旨でした。たぶん辛い料理に慣れていない人が食べると刺激で下痢することと思います。

     

  • 寒天は不老長寿の食材

    テレビネタ3日目です。不老長寿にいい食材として寒天を勧めていました。1日2gで良いそうです。スーパーなどで売ってある寒天はたいていお菓子の材料で赤や緑に着色された棒状のものです。とんでもないどぎつい色がついているので、通常の料理には向きません。味噌汁にちょっと入れるだけでいいのですが、変な色になってしまっては食が進みません。

    私がいつも食べている寒天は粉寒天です。すぐ溶けるので水で戻す必要もありません。ネットで探せばすぐに見つかります。買うと軽量スプーンがついてくるので簡単です。1杯1gです。夏は寒天にココアを混ぜて固めて食後のデザートにしていましたが、冬は寒くてそんなのは食べる気がしません。やはり味噌汁やスープに混ぜるのがいいと思います。

    寒天が体にいいのは食物繊維です。人は食物繊維を消化吸収できずに、そのまま大腸に行きます。腸内細菌はそれを餌にするため、腸内環境を整えるのに有効です。食物繊維にはセルロースのような不溶性と寒天などに含まれる水溶性がありますが腸内細菌は水溶性の繊維を好みます。どちらも便秘解消には有効ですが、水溶性食物繊維をとるのは大事なことです。