むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 新人研修

    私の往診先の老人ホームでは、新人研修が始まっています。看護職、介護職、事務職などいろいろあると思いますが、新人研修では専門は関係なしにみんなでいろんな部署を体験します。掃除や厨房も体験します。研修しているうちに同期のみんなのつながりができて、助け合いの精神やコミニュケーションの大切さを学びます。

    また、自分の専門と関係ない職種も体験することで相手の立場になって考えることができるようになります。看護師が、介護士にどういう風に仕事を頼めばいいかとか、事務職が看護職のどこに無駄や非効率的な働き方があるのかとか、体験を通して知ることができます。こういった体験は、その後の専門職に進む時に本当に役にたつと思います。

    当院は職員数も10人足らずでみんなコミニュケーションもよく問題ないと思うのですが、お互いの職種をできる範囲でカバーできればと思っています。例えば。看護師さんも受付の手伝いができたり、受付も問診をとったり電子カルテの入力を手伝ったりという具合です。

    専門職は国家資格でもあり、仕事の範囲には規制がありますが、できる範囲でお互いをカバーできれば仕事はもっとやりやすくなるし、効率的になると思います。