むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 卵黄レシチンで集中力アップ

    2月は短い月なのに2回も祝日があるのですね。クリニックの場合、祝日が入るとその前後で患者さんが集中して、しわ寄せが来ます。今日も大変な人数でした。待合が混み合わないように診察は神経を集中して、テキパキとこなすように心がけています。普通、ひとの集中力は90分ぐらいが限界とされています。そこで、学校(特に大学など)は1コマ90分程度に設定されています。しかし、私の仕事は、朝8時半に座ったら12時まで3時間半ぶっ通し。午後は2時半から6時まで3時間半ぶっ通しです。トイレに行く時間も惜しんで診察しています。それだけ集中力が続くのは、卵黄レシチンのおかげではないかと思っています。

    毎朝卵黄レシチンを飲んでいます。夜に飲むと頭が冴えるので昔は飲んでいたのですが、今は朝だけにしています。レシチンは体内で神経伝達物質のアセチルコリンの材料となります。ちなみに、アルツハイマーの治療薬(アリセプトなど)はこのアセチルコリンが分解されるのを阻害する薬ですから、結果的にアセチルコリンが増えるという点では同じです。卵黄レシチンは卵の黄身が材料ですから、毎日卵を食べればいいわけです。

    サプリには大豆レシチンというものもあります。私はこちらも試してみたのですが、頭の冴え方は卵黄レシチンのほうがいいような気がしました。卵黄レシチンは医薬品ではないので病院で処方することはできません。しかし、私みたいに長時間の集中が必要な場合や、最近物忘れで困る、と言った場合はサプリで摂ることをおすすめします。