むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 咳の季節

    夕方診療が終わって外に出たら真っ赤な満月が東の空に見えました。美しい!一気に疲れが取れました。仕事の後はまっすぐ家に帰宅せず、糖尿病の勉強会に参加しました。中央病院主催の会で、糖尿を専門とする先生たちの集まりです。ハイレベルの講演で大変勉強になりました。

    昨日のブログで風邪が増えてきたと書きましたが、風邪でなくても咳が続くという人もたくさんいます。喉は痛くない、熱もない、ただ咳が出る、という感じです。咳は仕事で結構さしつかえます。人の前で咳をするとあからさまに嫌がられます。それが風邪でなく、喘息だったとしても、うつる咳なのか、うつらない咳なのかは判断が難しいからです。接客をする仕事の場合、特に気になることと思います。

    そのような場合、肺機能検査やレントゲンで一通りの評価をして、場合によっては喘息に使うような抗アレルギー剤や気管支拡張剤を使ったほうがいいと思います。単なる咳止めではなかなか止まりません。当院ではそのように喘息治療薬を咳の患者さんに使っていますが、それでもひどい咳が続いてしまうことがあります。ブタクサなどの秋の草に対するアレルギーもありますが、稲刈りシーズンで稲のアレルギーも多いのではないかと思っています。